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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
110/139

No.109「拡大、縮小」

投稿ミスしましたゴメンね

誤字修正ありがとうございます

フィオナ「ほーこれが家かい、こりゃ石かい?」


コンコンとコンクリートを叩いてフィオナさんが質問する


ナオ「いえ、これはコンクリートを固めたものですよ。元々は色々加えて作ったドロドロの泥のような形から時間が経つと固まっていくんです」


と説明をして家の中に


フィオナ「ほー小さいと思ってたけどこりゃ小屋じゃなくて家だね、水回りや加熱装置もあるし・・・なんだいこりゃ!トイレと風呂もあるのかい!」


ナオ「こだわりです」


フィオナ「こんなのがあるなら旅も楽になるだろうねぇ、下水処理はどうしてるんだい?」


ナオ「クリーン魔法をかけてある魔道具をU字パイプに組み込んで外に放出する形ですね。あのおかげで臭いもしないし汚物も形がありませんから便利ですよ」


フィオナ「うーんやるねぇ、ところでナオ、なんでこの家に縮小化や、拡張化をかけてないんだい?」


ナオ「はい?なんですかそれ?」


フィオナ「ん?縮小化ってのは物を小さくする魔法さ、拡張化は大きくする魔法だよ。系統的には光と闇の混合魔法とされているんだよぉ」


ナオ「異次元空間ですか、あれ?マジックバックももしかしてそうなんですか?」


フィオナ「そうだよぉ、あんた知らなかったのかい?」


ナオ「あははは、何となくで使ってましたからね」


フィオナ「やれやれ、基礎知識が抜けてるのは良くないよ・・・て言ってもまだ半月だから仕方ないねぇ」



つまりは縮小化すれば見た目が小さくなるが中身は変わらず、拡大化すれば外側は変わらないが中身を大きくできると言うお話だ


縮小化の欠点は小さくしてしまうとその分の耐久性は無くなってしまう


拡大化は外側のデメリットは特に無いが見た目がわからなくなりやすいくらいだそうだ


フィオナ「あんたマジックバック作れるなら魔石があればきっと出来るよぉ?やってごらんよ」


ナオ「ちょっと待って下さいね・・・だとしたら・・・」



コンクリート製の家ははっきりと見た目豆腐建築である


そして俺の中で何かがピキーンと反応した



それとそれある懸念も・・・思い浮かんでしまった・・・まぁこれは今はいい



まず縮小化、拡大化の2つの魔法は別々に見えて同じ魔法だそうだ

そしてマジックバックと同じく命ある物はどちらも無理らしい


でかい人間とかいたらそれだけで戦力だもんな


あ、魚の寄生虫はマジックバックに入れたら無くなるらしいよ

生魚食えるよやったね

と思っていたのだがそれだとイノシン酸とかもいなくなるだろうJK・・・不思議だなぁ


まぁ害になる物は無くなるからいいか


ちなみに大きくした部屋に入る事は可能だそうで王族クラスの馬車には付与しているとの事



はい、これでドラゴンを使った飛空挺がいらなくなりました・・・ほげぇ


てかフィオナさん一昨日、話をしなかったのはこれを知っていたからかな?

飛石をドアに加工してドアの周りを重い鉱石で囲み鉱石とドア以外を縮小、拡大出来るように付与するという方法で大丈夫らしい



ナオ「そう言えば元々のある鱗を拡大だけって出来ないんです?」


フィオナ「拡大しても加工は厳しいねぇ、切り出した部分は元の大きさに戻るよぉ。あとは強い衝撃とか傷付けられたりするのも拡大付与が切れやすいねぇ」


ナオ「なるほど、じゃあ鱗自体はそのままつかう方向でいいですね。ちなみに重い鉱石ってアテがありますか?」


フィオナ「金属なら大丈夫さ、重くしすぎてもダメだからねぇ」


と鉄の塊を取り出してくれた

サラサに鱗と大きな飛石を取り出してもらい、フィオナさんが錬金魔法で入口と周りを作っていく


そして俺は拡大、縮小をマンションの一室部屋に付与してそれをフィオナさん達が入口周りを取り付けた




フィオナ「さぁこれで大丈夫さ、早速使ってみようかねぇ」


ナオはどんな形になるかワクワクしていた


縮小化を唱えるフィオナ、すると・・・



ドア部分が付いている小さな小屋の形まで縮小した


大きさはもはや電話ボックスくらいしかない



ナオ「はー不思議だなぁ、さて中はどうなっているかな?」


とナオは中に入ってみると中はそのままだった


フィオナ「うむ、完成だねぇ」


ナオ「フィオナさんありがとうございます。フィラム、ハロルもありがとう」


フィオナ「気にしなくていいよォ」


フィラム「あぁ、俺もついて行くしな」


ハロル「え!師匠ついて行くんですか!?」


フィラム「おう、ナオさんにくっ付いてダンジョンに潜るぜ」


フィオナ「ふむ・・・おーいナオちょっといいかい?」


ナオ「うん?どうしました?」


フィオナ「ワタシとハロルもダンジョンに連れて行っておくれよ」


ナオ「ええ!?それまたどうしたんです?」


フィオナ「ナオの所の皆一緒なんだろう?それならハロルも一緒に経験させてやって欲しいのさ。アンタ達と一緒なら絶対大丈夫だろうからね」


フィラム「あぁ、確かになぁ。ナオさん俺からもたのむぜ」


ハロル「お願いします!」


ナオ「経験かぁ、わかりました。ハロルもフィラムも宜しくな」


フィラム「おう!ありがとうなナオさん」


ハロル「はいー!こちらこそ宜しく御願いします」


フィオナ「良かったねぇ二人とも」



という訳で同行者が増えたのだった

最近書く時間が取れなくなってます

構想は整ってるのに・・・

(;`д´)くやしいですっ!

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