表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
10/139

No.10「知識の価値とプレートの利便性」

何時でもお金を出せるカード

それがステータスプレートだ!キコキコキコーン

しかもキャッシュカードっぽくカードのままお金を支払えるぞ

欲しい

四日目の朝


日の出より少し後なので現在は6時くらいか

少し早いが起きる事にした


裏庭の井戸で顔を洗い朝食を食べるために食堂へ


ナオ「朝メシくださーい」


受付嬢「はい、ただいま」


今日は何が出てくるかなー


受付嬢「お待たせしました!今日はパンにスライス肉と朝イチで採れた野菜を挟んだサンドイッチでーす」


ナオ「サンドイッチはある…だと…」


受付嬢「昔からありますよー?」


ナオ「そうなんだありがとうお姉さん」


受付嬢「どういたしましてーごゆっくり」


なんて言うかサンドイッチとか米とかある時点でまぁ迷い人が居たって事がわかるな

サンドイッチはサンドイッチ伯爵が作った食べ物であるってのは現代の人はだいたい知ってるよね

ここのお姉さんが知ってるって事は教えた人がいる訳で…


まぁなんて言うか

もっとメシ作り頑張れよ!

って思ったよね


お酒もコメからでも芋からでも出来るやろうしさ

ほんと料理にもっと熱くなれよって言いたい

まぁ理由があるのかもなぁ


ここで他の人の話が耳に入る


男A「おい知ってるか?」


男B「知らん」


男A「まぁそうだろうが聞けよ」


男B「で?」


男A「近くでドラゴンが出たそうだ」


男B「ドラゴンか…危ないヤツなのか?」


男A「いや、ドラゴンは別に危なくないそうなんだがドラゴンの戦闘に巻き込まれたらやばいだろ」


男B「まぁドラゴンは知性が高いから人間を襲ってくるくらいなら魔物食うもんな」


男A「そういうこった、ドラゴン殺しは名誉とか言うが俺たちには関係ないからな…危ない所には近寄らない方がいい」


男B「違いない」


ドラゴンねぇ…見てみたい種族ではあるな


さて出かけるか

先に生鮮市場へ行くかと思ったが道具屋の方が近いので道具屋で物価を見てからいくかな


部屋に戻りカバンを取って


ナオ「お姉さんチェックアウト」


受付嬢「はいはーい、追加料金ありますのでお支払いお願いしますね」


ナオ「はいよ」チャリチャリーン


受付嬢「ありがとうございました」


ナオ「あ、お姉さん鍛冶屋と市場ってどこだ?」


受付嬢「鍛冶屋さんは街の東の門の近くにありますね、市場は南に歩いていくと大きいのでわかりますよ」


ナオ「ありがとう」


受付嬢「行ってらっしゃいませー」


宿屋が街のど真ん中にあるので地理はわかりやすい


北に行政区と辺境伯館が

西に俺ん家

東に鍛冶屋

南に市場ね


道具屋は宿屋から少し東に向かうと途方5分である


俺が来たのは西門から入ってきたっぽい

車があるので取りに行かないとな


てな訳で道具屋到着


ナオ「ごめんください」


道具屋「お、昨日の兄ちゃんじゃねーか。いらっしゃい」


ナオ「調理器具と家具と布団見せてください」


道具屋「いいぜ、家具はそっちの大物の所がそうだ、布団はそこにあるな。調理器具はここにある」


ナオ「調理器具はここか…ん?道具屋さんなんか安いのと高いのがあるんだけど?」


道具屋「高いのは魔法がかかってるやつだな」


ナオ「魔法がかかってるのか…見た目は変わらないんだけど?」


道具屋「魔物が持ってた魔石を混ぜ込んであるんだ、鍋やフライパンには温度変化がかかってる」


ナオ「コンロとかだと思ってたがまさかの直接とは…」


道具屋「そういうものもあるぞ、魔道コンロと言って魔石に魔力を内包して魔力を貯蓄しておくんだ。そうすると使いたい時に使えるからな、ちなみに冷蔵庫もそうだな」


ナオ「おお、ハイテクだ!」


道具屋「ハイテク?まぁよくわからんが便利だぞ」


ハイテクノロジーは略語だからわからんか


ナオ「冷蔵庫と魔道コンロいいなぁ、フライパンや鍋は普通のでも良いしなー」


道具屋「魔法のかかってるやつは魔力を出して調整するから少し難しいんだ、それに比べて魔道コンロはここのツマミを左右に動かして調整するようになってる」


ナオ「ちなみにお値段は?」


道具屋「魔道コンロ1口で金貨5枚で後は口が増える事に倍になる。っていっても多くて3口だけどな」


ナオ「欲しいんだけど高いなあー、今はやめておきます」


道具屋「そうか仕方ないな」


ナオ「必要になったら買いに来ますね」


色々物色して、テーブルと椅子、筆記机セットと布団を各種は確実にいるのでこちらを買うことにした


ナオ「あそこの家具の食卓用テーブルと椅子を4脚、後は筆記机セット。後は布団を敷布団と掛け布団と毛布の1番でかいのを1枚ずつ下さい」


道具屋「あいよ、テーブルが金貨2枚、椅子は4脚で銀貨4枚、あそこの筆記机セットで金貨2枚布団はデカいのだと全部で金貨1枚って所だな。全部で金貨5枚と銀貨4枚だ」


ナオ「プレート払いでお願いします」


道具屋「おいおい兄ちゃんそのまま買うのかよ…てっきり安くしてくれとか言う為に昨日来たんだと思ったぜ?」


ナオ「あぁ自分は最近この地に来たので相場とかさっぱりなんですよね」


道具屋「昨日商人ギルドで話題になってた兄ちゃんか!ふむ、ならば少し割引してやろうか、椅子の分はいらんから金貨5枚だ」


ナオ「ありがとうございます!ちなみに話題になってたってなんです?」


道具屋「滑車教えたの兄ちゃんだろ?」


ナオ「ええ」


道具屋「あれマリンが言ってたが一斉に受注が入って各商人ギルドで生産始めたらしいぞ。数がとんでもない事になったらしくて今頃書類とにらめっこだろうなギルドマスターは」


ガハハと笑う道具屋さん


ナオは少し思い違いをしてたようで各都市で1つだと思っていた所である


何故なら技術を1つ売れば伝え回せばいいのである


ちなみに各都市でも200ほどあるのだがこれに銀貨3枚でも銀貨600枚なのだがマリンは言っていた各都市の井戸で滑車を取り付けると言っていた事だ

数は1000や2000で効かない上に商人ギルドでも使う旨を伝えていた


という事で


都市の数200×(井戸の数+各商人ギルド)=

である


井戸の数は各都市の平均で100とする


小さい町から大きな町まで合わせた合計の平均値なので悪しからず


200×300=6000×銀貨3枚=18000銀貨である

金貨1800枚

白銀貨180枚

白金貨18枚


最低数なのでこれより増える可能性もあるのも忘れずに


道具屋「自分のステータスで金額わかるからな?ステータスオープンって言えばステータスがでるぞ」


ナオ「あ、はい。ステータスオープン」


ナオ

職業

Hp80

Mp200

Str50

Spd20

Dex200

INt300

(Luk--)


スキル

錬金術Lv1

収納術Lv--

回復魔法Lv1

属性魔法(火0水0風0土0光0闇0)

生活魔法Lv2


持ち金 金貨1818枚 銀貨7枚 鉄貨7枚



(*゜Д゜)ォォォオオ


変な声出た


ナオ「道具屋さんその話内緒にしてくださいね!俺狙われますよこれ」


道具屋「お?金が増えてたか。今回お前さんがここに来たのは偶然で知識を売ったのを知ったのはまた別だからな。誰にも言わんさ」


ナオ「お願いします!命に関わりそうですよ」


道具屋「まぁ大丈夫だろ、プレートの中だし」


ナオ「そう言えばそうですね」


道具屋「んじゃお会計してくれよ」


ナオ「あ、はい」チャリーン


道具屋「毎度あり、荷物は配達しといてやろうか?」


ナオ「お願いします」


道具屋「あいよ」



ナオはそそくさと店を出た

嬉しさと少しの不安が入り交じった感覚である

そのまま南の方に歩き出したのだった

けどそれがいい、んほぉぉぉ(ビクンビクン)

⊂⌒~⊃。Д。⊃

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 二度目の三日目の朝を迎えてる。 No.5で三日目になってるので。 [一言] 先のサブタイを見た感じ、これ以降の日数が全てズレてるのではなかろうか?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ