裏技はこう使うんだよ!7
ブックマークが6も感謝です。毎日12時に更新予定です2話書けた時は13時にも更新したいと思います。
皆さんの暇潰しになれれば幸いです
異世界に来て初めての朝だ。
今日の天気はあいにくの雨だ パラパラと小雨が降っていた。
食事は、朝と夕の2回用意されるらしい
朝飯を食べるために部屋のドアを開けるとホシノさんが立っていた。
俺は少し驚いたがとりあえず挨拶をする
「ホシノさん おはようございます」
ホシノさんはモジモジしながら
「おはようございましゅ 一緒に朝食でもと思いノックをしようとしましたら扉か開きましたもので」
「一緒にいきましょうか」
「はい」
俺とホシノさんは食堂に向かう
ホシノさんと俺は今日の予定を決める。
「カンザキさん今日の職業訓練ですが わたくし魔法を使いたいと考えてますの」
「あっ!いいですね モンスターに魔法を当ててみたいと思ってましたし」
「ですわよね 昨日ダンチという方が魔法を使っていたのをみて わたくしも魔法が使いたいと思いましたの」
「ですね それと、個人的にいろいろしてみたい事があるので うまくいったら 少々お時間をもらえませんか」
ホシノは少し考えて 頬を赤らめながら返事をする
「いろいろしてみたい? いいですわよカンザキさんなら・・・」
「ありがとうホシノさん うまく出来るといいのですが 初めてするので・・・」
さらにホシノは赤くなりながら返事をする
「初めては・・・しょお言うもにょ・・ゴニョゴニョ」
そんなやり取りをしながら朝食を終えて いざダンジョンへ
ギルドの施設を出るとダンチさんが、朝届いたのか新品の大きな釜の底に穴を空けていた
ダンチさんがこちらに気づくと駆け寄ってきた。
ガテン系のおっさんが走って近づいて来るのは何とも・・・・恐い
「カンザキ様昨日は、貴族様に失礼な態度をとりすみませんでした
考えも無しにカンザキ様を坊主と呼びつけたり あまつさえ釜湯の準備までさせてしまい」
「昨日の事ですか?僕は貴族じゃないので むしろ昨日話し方がダンチさんらしいと言うか しっくりきましたし」
「ん?貴族じゃないのか?」
「僕は貴族じゃないですが ホシノさんは貴族ですよ」
「それは見ればわかる ホシノ様はたたずまいが貴族そのものだからな」
「そうか坊主は貴族じゃないのかそうか 昨日の知的財産権の話だがな
実は 明日冒険者ギルド本部で武器や防具の展示即売会があるんだよ 来月行われる宮廷学院の入学試験のために貴族様が可愛い子供のために武器や防具を買いにくるんだ
冒険者ギルドが販売する 武器や防具は錬金術で強化しているからな金額も高い 自分の子供が装備する武器や防具 おそらく金に糸目をつけない貴族様がこぞって集まる
そこで坊主が考えた釜湯を 貴族様に御披露目するつもりなんだが 」
「そうなんですか」
「俺が思うに購入希望者はものすごい数になるぞ」
「そうなんですか?」
ダンチは穴を空けた新品の釜を指差して
「今日 あれをギルド長に見せる予定だ あの人は商人の家系だから飛びつくぞ」
ダンチは話ながらどんどんテンションが上がって行く
「そうなんですね」
ダンチがふと我にかえり カンザキをみて疑問に思う
「坊主・・・興味無さそうだな・・・まるで他人事のように」
「そんなことないですよ」
カンザキは乾いた声で返事をする
「まぁいい 明日 職業訓練終わるんだろ 町に帰ったら冒険者ギルドをたずねろよ」
「あっはい」
ダンチは穴の空いた新品の釜を馬車の荷台に乗せて出発した
ホシノは二人の会話をキョトンとした顔で聞いていた。
「カンザキさんなんの話ですの?」
「ん~商売?だと思います」
「商売ですか?」
「正直よくわかりません ハハハ」
「そうですか」
「ホシノさんあらためて ダンジョンに行きましょうか」
ホシノは顔を赤らめて返事をする
「はい」
「あっそれと、借りていたお金です」
カンザキは金貨を3枚ホシノに渡す
「え?どうされたんですかこのお金?」
「臨時収入がありましたので」
「そうですか・・・臨時収入?」
スライムダンジョンの入口をくぐり 俺とホシノさんは 貴族フロアに行き レベルダウンの種を服用してレベル10にする
「ホシノさん戦闘は ちょっと待ってて下さいね」
「え?」
「ちょっと いろいろしたい事がありまして」
「まだダンジョンに入ったばっかりですのに・・・心の準備が・・・」
俺はギルドカードをタッチする
光番があらわれる
レベル10なのを確認する
職業のレベルを確認するためにレベルを上げてない
戦士の職業をセットし もうひとつの職業を無職にして
「うまく行ってくれよ」
戦士の職業欄を見ながら レベルに×2のスキルを使用する
戦士のレベルが2になった
「やっぱりな 出来るんだ」
ふと無職の方に目を向けると 無職もレベル2になっていた
???
無職もレベルあるんだな
俺は×2をあと4回繰り返す 戦士と無職のレベル10になる
職業選択を操作すると職業が増えていた 騎士 遊び人 スカウト が表示されていた。
それからは、新しく表示された職業をセットし×2のスキルを使いまくる 時間にして5分ほどだったろう
職業のレベル全てMAXにしてあらためてステータスを確認する
カンザキスグル 肉体年齢15
職業 [大錬金術士10][賢者10]
レベル20(×2)
HP82+15 MP42+5
力 52+16
防御 60+18
敏捷 72+21
魔力 46+16
運 42+15
固有スキル
×2
×-2
戦士スキル
剣装備時力1.5割上昇
騎士スキル
力三割上昇
剣豪スキル
剣装備時切れアップ
モンクスキル
敏捷1.5割上昇
拳闘士スキル
回避率アップ
バトルマスタースキル
手刀
スカウトスキル
敏捷三割上昇
探求者スキル
マッピング
魔法使いスキル
魔法操作
魔導師スキル
魔力三割上昇
大魔導師スキル
ダブルマジック
僧侶スキル
HP1.5割上昇
高僧スキル
回復値1.5上昇
教祖スキル
運三割上昇
錬金術スキル
錬金レアリティ制作確率アップ
大錬金術スキル
錬金成功率アップ
遊び人スキル
友好
ギャンブラースキル
挑発
魔法騎士スキル
武器 魔法耐久アップ
聖騎士スキル
防具 魔法耐久アップ
マジックバトラースキル
魔法耐久性
セイントバトラースキル
魔法耐性
賢者スキル
生成
戦士技
スラッシュ
ダッシュスラッシュ
兜割り
騎士技
ダブルスラッシュ
トリプルスラッシュ
なぎららい
剣豪技
居合い
真空斬り
大裂斬
モンク技
投石
正拳突き
回し蹴り
拳闘士技
遠当て
スエー
鎧通し
バトルマスター技
爆裂衝
吹き飛ばし
五段突き
スカウト技
罠解除
罠設置
回り込み
探求者技
索敵
ロープ操作
施錠解除
魔法使い魔法
ファイヤー
ウインドカッター
ストーンブラスト
魔導師魔法
ウォーターボール
エレクトボール
ファイヤーサークル
大魔導師魔法
サンダーボルト
サイクロン
アースクエイク
僧侶魔法
附与
ヒール
キュア
高僧魔法
ヒールサークル
解呪
ハイヒール
教祖魔法
ハイヒールサークル
全体附与
プロテクション
錬金術魔法
鑑定
小錬金
中錬金
大錬金術魔法
乾燥
大錬金
分解
遊び人技
ジャグリング
かくれんぼ
一発芸
ギャンブラー魔法
女神の微笑み
悪魔の微笑み
微笑み返し
魔法騎士 技 魔法
ファイヤーソード
ウィンドソード
サンダーソード
聖騎士 技 魔法
セイントソード
グランドクロス
シャインセイバー
マジックバトラー 技 魔法
火拳
両手突き
雷剛拳
セイントバトラー 技 魔法
聖 正拳突き
岩落とし
急所突き
賢者魔法
超鑑定
エクスプロージョン
リフレクション
下位職 中位職 上位職が全部解放された。
これってすごい強いんでは?
「ホシノさん職業訓練はもういいです 聞いてください」
「はい わたくしも準備ができましたわ」
「ホシノさん光番を出してもらっていいですか?」
「・・・え?光番ですか?」
「はい いろいろお世話になったのでホシノさんに僕のスキルを附与しようと思いまして」
「スキル?附与?なんの話をされているのですか?」
「あぁそうですよね説明しますね
僕には×2というオリジナルスキルがあるんですよ
そのスキルを僧侶の附与という魔法でホシノさんに貸しますので レベルに使ってみてください
すると現状のレベルが倍になります10レベルから20レベルに するとレベル上昇にともない 職業のレベルが上がるわけです
実際やってみた方が早いので光番を出してくれませんか?」
「わかりましたわ 光番ですわね」
ホシノはギルドカードをつつく どうやら光番が表示されたようだ
「レベルは今どれくらいですか?」
「10レベルですわね」
「わかりました では附与しますのでスキルが使える時間は20秒です 附与されたスキルをレベルに使用してスキル使用を解除して再度スキルを使用するそれを繰り返してみてください
5回繰り返せば職業レベル10になるので レベルを上げていない職業を選択して ×2のスキルの使用を繰り返す感じですね」
「わかりました」
「では附与しますね 『附与』」附与のスペルを発動する
「あっカンザキさん×2が表示されましたわ このスキルをレベルに・・・すごい こんな事が・・・」
「そろそろ20秒ですね」
「あっ×2が消えましたわ」
「もう一度 附与しますね」
「はい」
ホシノさんへ附与を何度か繰り返す
「カンザキさんわたくし 全部の職業をレベル10にしましたわ」
ホシノは無職の職業のレベルは上げていない為 遊び人 ギャンブラー 賢者 の職業は取得出来なかった。
「これで職業訓練終了ですね」
「ですねもうスライムを倒す意味は無いですわね」
「でも魔法を使ってみたかったので 初級魔法を使ってみましょうか?」
「ですわね ではベルを鳴らしますわ」
[チリンチリン]
スライムが三匹現れた
俺はウィンドカッターを ホシノはファイヤーを
スライムは魔法が当たると飛散した。
「では戻りましょうか 実はホシノさんに大事な話があるので後で部屋を訪ねてもいいですか?」
「だ 大事な・・・はなしですの?・・・はい」
俺とホシノさんは、スライムダンジョンに入って2時間で二人はダンジョンを出た ダンジョンの外は雨があがり日差しが指していた