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幕間1 B
「あっくそミスった! 空中に出しちまった...」
怪しい道具で埋め尽くされた部屋、ってかめっちゃ汚い部屋の中央。不気味な祭壇の上で、黒いローブに身を包んだまだ若い男が、儀式を終え、水晶でその結果を見ていた。
「うわしかも二人とも女じゃん。しかも大っきい方敵国の方に吹っ飛んでるし。こっちに落ちてくるのってどー見ても十五、六だよなぁ...」
そう言って溜息をつく。
「ついてねぇ〜」
男は沈んだ足取りで部屋の出口へと向かった。
こんにちは!
え、何でBなのかって?
...そのうちわかりますよ! きっと(小声)
ってことで次話もよろしくお願いいたします♪