地下都市4
なろう特有の一人称視点的作品に飽き飽きしてるそこの君はこっち見て優越感にでも浸っててくれ。
→恢攘の啓徒 https://ncode.syosetu.com/n7126kd/
「その答えは、今から行く場所で直接聞くといいわ。私よりも、もっと詳しい人がいるから」
そして、さらにこう続けた。
「それから、これは私が恩師から受け継いだ言葉なんだけどね
——人は生き方を自分の選択によって決めなければならない。たとえそれが過ちだったとしても、後悔や
悲嘆で終わらせてはならない。すべての取捨選択には責任が伴い、その責任から逃れることは許されない——これは必ず覚えておきなさい」
なんだなんだ。まったく…急に香ばしいこと言い出して。
言ってることが香ばし過ぎてこっちが恥ずかしくなる。
そんなことを思うような僕では当然その言葉の真意などわからなかった。
それは、ただの名言のようにも聞こえたが、どこかしら重みがあった。
やがて、僕らは三階と書かれた標識が目に入った。
すると女はそこで階段を降りてしまった。
そのままついていくと、そこには、巨大な金属扉がそびえ立っていた。
とっても重そうな扉だ。
門番らしき者たちが四人、扉の両脇に立ち並び、無言で僕らを見据えている。
彼女が一つの合図を送ると、重厚な扉がゆっくりと開かれた。
奥には、まるで城の本殿のような広大な空間が広がっている。
高い天井と遠くまで広がる空間。
頑丈な作りの壁と大きな柱。
壁の上部には左右に果てしなく続くガラス。
空が本当に綺麗だ。
どこまでも澄み切った青空が広がっているのが見える。
これは見惚れてしまうよ。
この空間と空にね。
扉をくぐると、ふわりと身体が軽くなった。
思わず足元を見ると今までは砂の上や岩肌の階段を踏みしめてきたが、ここに広がるのは大理石の床だった。
それもピッカピカの大理石。
空から降り注ぐ光が反射して、ピッカピカに輝いていた。
まるで氷のようにね。
光沢を放つその白さが、まるで別世界へと足を踏み入れたかのような錯覚を引き起こす。
——ここは、まさか
恐る恐る後ろを振り返ると、先ほどまでいた巨大な扉が、地底の都市とここを結ぶ通路になっていることがわかった。
なんと僕らは今浮島に来てるんだ。
それはそれはびっくりだ。
なぜって?あれ?聞きたくない?
あぁそう?じゃあもう言わな〜い。
え?おねがだから聞きたいって?
じゃあ謝ったら考えてあげようかな。
え?今謝るから聞きたいって?じゃあ、はいそこで正座‼︎そんで頭を地面に擦り付けろ‼︎
そう。そうだそれでいい。
え?謝ったから教えろって?
え?謝ったら教えるって言ってたのに守らないのはおかしいだろって?
じゃあそこにおいて交わしました約束が、あなたが謝ったのだからこの通りにやるという事にはなりません。
はい論破〜‼︎
え?それはおかしいだろって?
どっかのお偉いさんがそれが正しいって言ってるんだから、別に何も悪くないだろ‼︎
はい。ということで尺は稼げたんで続きは次に持ち越しでーす。
— μετά—
なろう作品らしい表現でふわっと投稿してきますんでよろしく〜




