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異世界で剣道してたら剣豪英雄伝してました。  作者: 闇騎士デッドナイト(実名)
4/4

今日の格言「まじでクソ。改行とかいうゴミ機能要らねえから逐一バックアップデータ保存しろやカス」

「ライフナイト?貴様が?」

今目の前に立っているハゲが聖騎士ライフナイト(実名)だと……?

「………………………………………………………………………????????????????????????」

闇騎士デッドナイト(実名)は意味がわからなかった!なんだこのオッサン!?

「ドァッ…………ドゥォウモォホォ(イケヴォ)………グヒッ!(アヒルボイス)」

陰キャの闇騎士デッドナイト(実名)には目の前の陽キャに話しかけることが出来ない…ぴえん。しかし!ハゲは臆することなく喚く。

「俺は貴様をここで根絶やしにする事ができる!陰キャは窓際の席で陽キャに舌打ちでもしてろ!」

闇騎士デッドナイト(実名)は怒りが頂天に達した!挑発に乗るようで癪だが、怒ってるんだぞ!プンプン!

「イヤアノインキャトカヨウキャトカソウイウノデシカマウントトレナイトカアタマワルスギテクサナンダガwwwwwチョホホホホホwww(早口)」

ネットスラングを使いながら相手を華麗に煽る、絵に書いたような陰キャ!それが闇騎士デッドナイト(実名)!!!!!しかし臭すぎる言葉に耐え、今この瞬間!口を開くハゲがいた!

「オタクくん早口すぎ笑。てか風呂入ってる??臭いんだけど爆笑」

闇騎士デッドナイト(実名)は口から血が出た。まさか……弱点を読まれている…?

「オタクくんさぁ…昼休みずっとトイレで籠るのやめたら?笑トイレで弁当食べてても美味しくないでしょ爆笑」

ハゲが増殖し、なお喋る。

「えーまぢ!?オタクくんトイレで弁当食うの!?爆笑爆笑」

「てか小説のタイトルで異世界無双系って勘違いしたでしょ笑だっさ爆笑」

…もう無理だ。そう思った時…顔が梅干しのようにしわくちゃになり、ケツの穴がひくひくしてきた。

ブリュッッッッッッ!ブチッ!ジョワワワ~

「マアァァァァァァァァァァァァァァンン゛ッッッッッッ!」

泣いていた、漏らしていた。

もぅまぢむり。。。。ぃみゎかんなぃょ。。。。。

バリカンしょ。。。。。。。。

『ゥィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!』

髪の毛全てを捨て、出家の覚悟はできた。

しかし目の前でいきなり髪を刈ってもハゲは動じない。

「ふん、しぶといヤツめ…だがこれで終わりだ!!!」

奴は言葉を紡ぐ。

「オタクくんさ、休み時間ずっと寝てるフリしてるけど喋る相手居ないだけなのバレてるからね爆笑」

もはや立つだけの気力がない。魂がこれ以上はダメだと悲鳴を上げている。しかし、それは妄想をするには十分な時間だった。

『そんな腰抜けじゃ戦争は勝てんよ。』

せ、戦争経験のある老人!

『お父さん、なんで世の中には真実を隠し、【虚偽の事実(ザ・フェイクトゥルー)】を流布しようとする人物がいるの?』

す、鋭い指摘をする息子!

『ハゲのおっさん笑まぢ何様~って感じ~笑』

ス、スタバとマックの女子高生!

俺は思わずつぶやく。

「そんな…嘘松三銃士がなんでここに…?」

戦争を知る広島県出身でもないのに一人称がワシの役割語尾に忠実な老人はこたえる。

『ワシらだけじゃないぞ、そんなんじゃ戦争には勝てんぞ。』

後ろには大勢の人々がいる。

「謎の活躍をする外国人!霊感のある女友達!それにキレッキレな返しをするイケメンお兄さんまで…」

電車と店内はすでに拍手と笑い声に包まれていた。

みんな俺のために……

「絶対勝つンゴゴ!」

ブリリリュッッッ!!ブツッ!ツッ!パチィ!!!!

反撃の狼煙が、今上がった!


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