休日。そろそろ最終話、って時に何をしているんですかアンタら…
桜田
「ちょ…かいちょぉぉおおぉおおおお!!!」
夏樹
「どうした桜田。頭に蛆か何かわいたか?」
桜田
「ひどい言われようですね!! というかそれを使ってもいいんですか!? この間(前々話参照)の時にはとんでもない物を使ってたじゃないですか!!」
夏樹
「いいんじゃね? それは作者の独断と偏見ということで」
桜田
「偏見!?」
抄華
「二人ともはしゃぎすぎですよ…全く…。今回はちょっとした最終回になるやもしれないんですよ?」
雫
「へ? どういう事ですか? それ?」
萩
「この物語はサザ○さん的にエンドレスじゃないのかい?」
時雨
「…とにかく。あのバカにはそんな高等技術は使えない、ということだな」
時雨以外の人
『んん?』
時雨
(さっ)※消えた
夏樹
「…誰かいたような気がするが…そんなことはどうでもいい。とにかく。なんやかんやで桜ヶ丘高校生
徒会役員放送室ジャック放送、略してサクコー校内放送を始めるぞ~」
全員
『おお~』
夏樹
「さて…今回からはいろんな奴が出てきたな」
桜田
「そうですね~」
抄華
「いろんな事がありましたね…」
桜田
「…あれ? みんな。こういうときには過去を振り返ったりとかはしないのかな?」
雫
「するわけ無いじゃないですか。面倒くさい」
萩
「するというなら桜田さん。どうぞ」
柊
「そうね。こんな時には主人公が過去を振り返る物なのよ」
桜田
「それもそうですけど…今この場から目をそらそう物なら、目の前にある鍋が大変な事になると思います」
鍋
(ちゃんこ鍋。カニやら肉団子、水餃子にたこからちくわといろんな物が煮立っている)
春樹
「こういうときには、このラジオ初参加の人たちに先にとらせてあげるという心遣いと配慮はないのかな?」
雁岨
「そうだな。一理ある。だいたい私はもう腹ぺこだ。そろそろ食わせろ」
井宮
「…同感ですね」
伊賀
「なぁ~そろそろ食ってもいいんじゃないのか? もう竹輪麩が限界に近いぞ?」
~数分後~
猫鍋
「なぁ~む」
全員
『ギラッ!!』(目が光る)
桜田
「もらったぁぁぁぁぁぁああああああ!!!」
夏樹
「さて。過去でも振り返るか」
伊賀
「そうだな」
桜田
「あれ~? この今までのやりとりは何だったのかな~?」
柊
「言ってみれば…前置き?」
萩
「長い前置きだね…」
雫
「さて…鍋セットを撤収したところでそろそろ本題へと入りますか。と、言うわけで…春編をまず振り返ってみますかね」
抄華
「あ。これは私が話します。この間ハルさんに任せたときには大変なことになりましたからね…」
桜田
「え~? 何のこと~?」
夏樹
「しらばっくれるな。あのときのことは全校で語り継がれているぞ。愛しい笑顔とともに」
桜田
「…もはやこの作者、恐れを知らないな…」
抄華
「え~では。この話は私や会長さんの基礎設定の話でしたね」
柊
「あれからいろんなところが変わってたわね…」
萩
「そうそう。僕が初期はドSキャラクターだったのに、今ではこうやって丸く収まっているしね」
桔梗
「…丸くなった? どこがだ。毎度毎度私の○○○○○に○○○○○を突きつけてきたり、くないを誤った方法で使用してきたりチョーク投げの的にされたり」
伊賀
「最後の私じゃないのか?」
桜田
「え~…とにもかくにも。皆さん全然変わっていない様子で…」
井宮
「…夏、ですか…思えばこの頃は私が登場した頃でしたね」
柊
「井宮さんはこの頃は全然無口キャラ、というような感じはなかったもんね」
井宮
「…私は変わってなどおりませんよ?」
柊
「いや、ずいぶん変わったと思う」
雫
「思えばこのときにはハルさんが誘拐(?)されたり学校が倒壊したり、読者の方々では語り継がれている一文もありますしね」
雁岨
「私が初登場の時だったな……り、竜介…? あ、あの頃のことは…その…まだ…お、怒って…いる…か?」
夏樹
「ん? 何のことだ?」
雁岨
「お、覚えていないなら…それでいい」
夏樹
「なーなー。何のことだよー。教えてくれよー」
雁岨
「…五月蠅い朴念仁!!」(バールで一発)
ごががん!!
夏樹
「おぐぅっ!?」
雁岨
「…しまった。強くたたきすぎた」
伊賀
「…加減という物を知れ。お前は」
雫
「と、言うわけで次は秋編でしたね」
春樹
「何がというわけだかさっぱりわからないんだけど」
雫
「細かいことを気にしていたらだめですよ?」
春樹
「はいはい…んで、この秋編では意外な真相が明らかにされたよね」
雫
「そうそう。『実は操られていたの!?』的な展開はみなさんおなじみですよね」
春樹
「おなじみ…だったのかな? それ」
雫
「おなじみ、ということにしておきましょう」
春樹
「…含みのある言い方だなぁ…」
春樹
「思えばサクコーは、いろんな事があったよね…」
雫
「しかし…季節はそろそろ冬。もうそろそろ終わりが近づいてきています」
桜田
「そうなんだよね…」
夏樹
「え? もうそろそろ終わり? いやだぞ? 俺は」
抄華
「まだまだ活躍したいんですけどねぇ…」
伊賀
「ま、『始まりがあるから終わりがある』ってことだ。どんなに長い作品だって、終わるときは来るんだ。いつまでも楽しいときは続かないんだぞ?」
夏樹
「…思えば、俺や雁岨は卒業だな…」
雁岨
「…そうだな…」
抄華
「二人が卒業ですか…なんか、寂しいですね」
桜田
「ま、仕方ないんじゃない?」
抄華
「…うー。反論できません…」
夏樹
「…そんな抄華ちゃんに…俺は…萌えぇぇぇぇえぇぇえぇえええええええええ!!!!」
抄華
「久々に出ました! ロリコン魔神!!」
桜田
「抄華ちゃん!! 撃退するよ!! …食らえ!! 最近編み出した必殺技!! き~あ~い~だぁ~まぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!」
春樹
「…なんか大変なことになってきましたね」
伊賀
「そうだな。相手はゴキブリよりか体力があるしぶとい奴だからな」
春樹
「…今思ったんですけど。ゴキブリ並の生命力って言葉は、新聞紙で叩かれたら死ぬ、って位ですよね?」
伊賀
「…確かに。そして一つ思ったんだが。紅則」
春樹
「何ですか?」
伊賀
「…小説家になろうがリニューアルしたな」
春樹
「…あぁ。そうですね」
伊賀
「…作者の執筆スピードも速くなるだろうな」
春樹
「ですねぇ」
それだけの、話。