八十六日目、オチがないとなんかいかんような気がする
今回はオチがない…。
それ故に、この物語が出てきた。
今回はもしもシリーズの一環です。
「もしも桜ヶ丘高校生徒会役員のメンバー(この手の物はメンバーの誰かが引き受けることがあります。ご了承ください)が小説家になろうの小説を読んでいたら?」…こうなりました。
ほんっっっとにオチがありません。
どうもすみませんでした…。
「そうだ。本屋行こう」
そんな私の一言が今回の何の捻りもない事態を引き起こしたのかもしれない。
今日は休みだ。
特にすることもないので私は本屋に行くことにした。
「いらっしゃーませ〜」
私はちょっと禿げたお店のおじさん(この人は店長)を尻目に私は文庫コーナーに行くことにする前に。
さぁ〜て…いつものあれを読むかぁ…。
私はちょっと月刊誌を読むことにした。
『月刊! 小説を読む!!』
私の密かな愛読書だ。最近リニューアルされるとか…なかなかにいいところだ。さすがだ。ヒナ書房。この調子で更新を続けてほしいものだ。
んな訳でぱらぱらと読む。
…さぁ〜て…買うか。
いくら何でもこの厚さ(ちなみに厚さ13,5センチ)を何時間も立ち読みするわけにはいかない。と、言うわけでこれは速攻でおじさんのところに持って行って…。
「おじさん、これください」
「980円です」
「…おじさん、最近禿げて」
「特別に半額にしてあげよう」
「え? マジで? 悪いねぇ、どうも」
…おじさん、チョロいね(黒笑)。
さぁ〜て…読むかぁ。文庫本コーナー。
今月のヒナ文庫はっと…。
桜ヶ丘高校生徒会役員共。
お、これがあったのか…。
うわぁ…めっちゃくちゃこれなんかうちの生徒会と酷似しているなぁ…。
あ、でもこれおもしろい。
かごにいれとこ。
さて…次は…。
平凡ではない日常。
あ、これガルー・ブレスト(作者はどうやらイギリス生まれ)先生の新作だ。へぇ〜。もう十巻出てたんだ…。どれどれ…あれから零牙と明の恋愛模様は広がったのかな?
…おもくそ戦闘物だったよ…。
ほかいこ。ほか。
スクール・ラプソディー
これ、新作かな? どんな内容なんだろ…。って…絵を担当しているのってぴっげらん先生!? あの超がつくほど有名な!? あのぴっげらん先生!?
うわー…内容どんなんなんだろ…超おもしろければいいんだけどなぁ…。
……うん。おもしろい!! これは買いだ!! 買い!!
魔術記
お? これは…とある魔術の禁○目録の二次本かな? でも…めっちゃ独創的なんだよねぇ…そこがいいんだけど。
つぎつぎ。
金持ちはファンタジー!?
…なんか背中には山上チャールズって書いてある…とんでもなく問題作だったんだよねぇ…十巻で打ちきりになってたけど、また新刊出すとか…。とにかく買おうかな…。
アルカンシエル
おろ? これは…下弦先生の新作だ…。どれどれ…。
……う〜ん…なんというか…今の私には理解しがたい内容だったよ…。
度し難い…。度し難いくらいムズイ内容だ…。
いきなり宇宙での話を展開されても…わからない…。
…こ、これはぁぁぁぁぁぁああああああ!!
カタクロフト
つ、ついに!! ついに見つけた!! あの「このラノベがすごい!!」で取り上げられていた超人気の小説!! 探して見たけど…こんなところにあるなんて…驚きだ…。
と、とにかく…これは買いだね!! うん! 買い!!
「これくださーい」
「全部で2980円です」
「最近の携帯電話って、便利ですよねぇ。いろんな人に連絡が行くし」
「9割引で結構ですよ?」
「え? マジッスか? どうも。なんかすみません」
…みなさん。桜ヶ丘書店の値引き方法はおっさんが相手なら簡単に値引きができます。
お試しあれ♪
…あれ? オチは?