五十六日目、シュールに始まった体育の部
今回は皆さんに重要なお知らせが…!!
さて。
怒濤のクイズ大会が終わった後日。今日は体育の部です。この日だけは私たちも参加できるというすんごい所。いやー。いい感じだ。
でも何がいい感じなんだろ?
…
…………
……………
………ま、いっか。
『それではこれよりぃ、桜ヶ丘高校桜山祭、体育の部を始めますぅ。
えぇ〜っと…せ、生徒会からのお話の後にぃ、すぐさま競技が始められる用意をしていてくださいですぅ』
そう言えば実況、ッつーか放送は清水先生なんだよね。最近出番が少ないから頑張っているなぁ。
そんでもって結構始めるのが早いんだな…。
そう思っていたらお立ち台の上に何百人といる生徒に向かって、会長は話し始めた。
「あー、諸君。どうも今日は。あいや、おはよう。生徒会長の夏樹だ。
今日はみんなにお知らせしたいことがある…」
い、いつにも増して会長が真面目だ…。そして…
真面目な顔でこんな事を言い放ちやがった!!
「今から皆さんには殺し合いをしてもらいまぁ〜す♪」
「「バトルロ○イヤルかよ!?」」
全校生徒からの容赦ないつっこみ。
これには会長も一瞬ひるんだ…と思ったら、
ぱぁんっ。
会長の右手よりあっけない音を出しながら弾丸が飛んでいき、一人の生徒の胸…つまりは心臓に当たって、そこに真っ赤な血の花を咲かせた。
そして会長の右手からは黒く、細長い物…つまりは銃だけど…その銃口からは煙が上がっていた。つまりは、私は認めたくなかったけど…。
…会長が人を殺した。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!!」
「血が! 血がとまらねぇよ!!」
「きゅ、救急車!! 救急車だ!!」
「だれか!! だれか担架を!!」
「衛生兵ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!」
みんなは大パニックだった。
恐れおののく者、
逃げ道を確保しようとする者、
自分だけ助かろうとする者…
そして、D○O化した者…。
そんな者がたくさんいてここは阿鼻叫喚の地獄絵図となって、いつのまにやらモノホンのバトルロワイヤ○の世界になりそうになっていた。
…なりそうになっていた?
そう、これはすなわち…。
そこまで私が思っていたら打たれた生徒がむくりと起き上がった。
「「くあぁぁぁぁあぁああぁぁあぁぁあぁああぁぁああぁぁぁぁぁあぁ!!!???」」
「安心しろ。ここにある銃弾はペイント弾だ。ちゃんと洗濯機に入れたら洗い流せる。しかもデモだからな。安心しろ。死にはしない。死にはしないが…」
「ぐあぁぁぁぁぁあぁぁあああぁぁあぁあああああああ!! 目があぁぁぁぁあぁぁあぁぁ!!」
撃たれた生徒はその場でもんどり打っていた。目からは滝のように涙があふれ、地面を濡らしていた。どういう事?
「いやな、ペイント弾は特別配合でカラシ球が打てるようにしてある。服についたら洗わん限りその臭いが目をつくから結構涙が止まらんぞ? ありがとな、萩」
「あんたらの仕業かぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「黙れ、撃つぞ?」
「続けてください…」
もはや何もいえねぇ…。
「おう…それでだ。今回の体育の部では後半戦では馬斗琉炉我射矢留を開催することにした。ちなみに、勝利方法は生徒会役員を倒したら一団…っつーか、赤と白しかないんだが…に勝利旗一本をくれてやる。ちなみに今年優勝した者には…」
会長!! 伏せ字になってないです!! 怒られる!! 偉いところから怒られる!!
私が心内でそう突っ込みながらも、またしても会長はとんでもないことを…。
「生徒会から賞金五百万円、そして東京フレンド○ークへの挑戦チケットを手配しよう」
「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
ぜ、前者の方が確実にでけぇぇぇぇえぇぇぇえぇえ!!!
会長の話は続く。
「ちなみに今回の体育の部には我々生徒会も出場する。そして今回は生徒会側にスペシャルゲストを迎え入れることにした。その特別ゲストとは…
スクール・ラプソディーから、凩ひのでと柴村琢人、そして作者たっての希望により、前園孝介を招集した」
…今思うけど、この小説って、いろんな人とつながってるよなぁ…。
そう思いながらも壇上のお立ち台に(立てるのか?)集結したスクール・ラプソディーの面子。
そして会長、締めの一言を言った。
「では最後に…。
お前らぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁああぁああああああああ!! 金持ちになりたいかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!』
「東京へいきたいかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!」
『うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!』
「青春の炎は、熱く燃えているかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!』
「若い命を、散らしたいかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
『………………………………………』
…そこは無言なんだ。無理もないけど。
そして無言状態になりながら清水先生の声が響いた。
『えぇ〜っと…せ、生徒は競技のぉ、所定の位置についていてくださいですぅ』
…清水先生。今あなたは結構シュールな立ち位置にいますよ…。
はい。どうも。
今回の重要なお知らせってなんなのか…。
それ即ち…!!
ハル「もったいぶらずに教えなさい作者」
まぁ、人気投票とかね、やっちゃおうと。
ハル「マジで!?」
ちなみにそのほかのやつも行うよ!!
そして今回のおったて企画!!
・人気投票
・心に残ったあの話
・問題だよね、この話
・心に残ったこの台詞
・他作品からのゲスト人気投票
・このキャラあのキャラへの質問!!
を考えております。
ハル「ハードル高くない? これ」
問題はないと思うけど…。
ハル「ありすぎるわ!! 特に最後!!」
…問題はない!!
ハル「言い切った…もう知らん」
んで、これらは感想欄ではなく、メッセージで送っていただけるとありがたいです。
そしてこれはできるだけ作者からのお願いですが、
皆さん!! できるだけ全部書いておくってください!!
ハル「ついには読者さんに無茶振り!?」
では。重要なお知らせ、ッつーか、緊急告知でした。