五十五日目、超ビッグゲスト、降臨
今回は超がつくほどのビッグゲスト。
『勇者以上魔王以上』より、主人公、荒木龍二さんをお連れしてきました!!
どんな活躍をしてくれてるのでしょうか…!
『んじゃぁ行くぞ!! 記念すべき第一問!!』
だだだん!!
『作者の効果もありがとう!! 作者!!
気を取り直して一問目! …ちなみに問題をお送りするのは桜ヶ丘高校生徒会副会長萩昌介です』
「昌介ぇ〜! がんばりやぁ〜!!」
「「若ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁああああああ!!!」」
うおっ!? なにやら萩一家の人たちが一家総出で応援に来ているよ!?
『問題です。
小説家になろうのサイト内で、もっとも評価貢献をしている作家の先生は(2009年7月15日現在)?』
ぴんぽん。
『アルカンシエルチーム!!』
「ちょ、ソラ!? いきなりおしてどうするのさ!!」
「だ、だいじょぶ…これくらいは分かるさ…」
「あんためっちゃ震えているわよ?」
『さぁ、答えは?』
ちょっとためた後、ソラ君は勢いよく正解を言った!!
「水月五月雨先生!!」
『残念!!』
即答だっ!!
ってか作者じゃないのか!?
と思っていたらアルカンシエルチームの頭上に…。
金だらいが昔のコントよろしく降ってきた!!
がーんっ!!!
「「がぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあああああっ!!!」」
『言い忘れていましたが不正解だと頭上から何かが落ちてきます』
「何かって何よ!!」
『それはまぁ…いろいろです♪』
こ、こえぇぇ…。
萩先輩顔が見たこと無いくらい生き生きしてる…。
ちなみに今舞台裏で落としているのは会長です。なんかいろんな物を背負っていってたけど…。
小気味よい音を立ててアルカンシエルチームの頭上に落下した金だらいはそのまま何事もなかったかのようにするすると上に上がっていった。
次の瞬間!
ピンポーン
『はい、剣ペンチーム!!』
押したのは…名無さん?
「…藍利先生」
『正解です!!』
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ!!
一気に周りの歓声が響いた!
『では行きます。第二問!!』
だだだん!!
『作者がただいま連載を中止している作品の名前は!?』
ぽんぴん!
『金ファンチーム!!』
「ちょ、鳥本、大丈夫なの!?」
「俺を誰だと思っている。山上財閥の山上鳥本だぞ?」
『さぁ、正解は?』
「…Pease Meaker」
「違います!!」
確かに違うよなぁ…。
そんなことを思っていたら今度は頭上から!!
一斗缶(中身は水)が!!
「空香! 薄影を盾にしろ!」
「え!? ちょ、ま、やめて!!」
「了解!!」
「了解じゃなぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!」
…なんか鈍い音が草橋さんの体の上で音がしたよ? 大丈夫?
「問題ない。体だけは丈夫だからな。こいつは」
血が出てるのに?
「問題ない」
「…丈夫じゃない…です…(泣」
またその時!!
ぱぷ〜♪
『サクコーエキストラ!!』
「ちょっとまて! 何で私たちの物だけは変な音なんだ!!」
『予算の都合上こうなっちゃったから勘弁して』
「ちっ…答えは」
そこまで言ったとき、桔梗の体がいきなり消えた。
『え〜、サクコーエキストラのメンバー、桔梗さんは都合上ご退席しました。しばらくお待ちください』
【ま…まて!! なんだこの部屋は!? …はっ!? お前は!? や…止めろ!! 止めてくれ!! ぐ…
っぐぎゃあぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁああぁ】
ザー ザー
※自主規制です。しばらく、きれいなお花畑をご想像しながtらお待ちください。By、水月五月雨
『…さて。ここまでの点数は…
サクコーエキストラチーム、150点、
剣ペンチーム、165点、
金ファンチーム、170点、
アルカンシエルチーム、145点、
平凡ではない日常チーム、250点。
平凡ではない日常の霧選手がまさかの後半での大逆転の立役者とは思いもしませんでした』
そして不正解のチームにはいろんな物が落ちてたなぁ…。
金だらい、一斗缶(水入り)から始まり、角材(木)、カーテン(火付き)、脚立(アルミ製)、鉛筆(とがってない)、辞書、蛇(マムシ)、マングース(ぬいぐるみ)、コンセント(先が二つに分かれている物が先)、瓦(鬼)、柔道着(使用済み。汗くさッ!! そして重ッ!!)、石(御影)、虫(ゴキブリ)、虫、虫|(ラン○スタ)、虫|(カンタ○ス)、灯油、シャワー(灯油を使用した人たちに向かっての)、滝(どっから引いた?)、ウォーターカッター(アブなっ!!)などなど…ちょっと虫の使用割合たかくね?
「霧…おまえ…ホントに何者だ?」
「私はただ、霧であり、戯れな人間だ。わたしが誰なのか、そんなことは些細な問題だ」
「う〜ん…はぐらかされたような…」
「それよりかほら、次が最終問題らしいぞ。これに正解すれば得点が二倍になるとか…」
「「今までの戦いはなんだったんだ!!」」
『まぁ、クイズ番組ではよくあるオチですし…。
それでは。最終問題ではこのVIPに登場してもらいましょう!』
どうぞ!! そう萩先輩が言った後、体育館の後ろからスモークとがれきと共に出てきたのは…。
黒髪、黒の瞳。
白のタンクトップ。
黒のパーカー。
薄い色彩のGパン。
そして印象的な長い髪にグレーのヘッドフォン。
そして…。
「あ、わりぃ。これ、お代わりくんねぇか?」
立ち食いでラーメンをすすっていた。
間違いない。この人は…。
恐らく、小説家になろうを読んでいる人ならば誰でも知っているその人…。
荒木龍二だった。畏れ多いな。この作者。
『あ、あとでお代わりを手配するので。では。特別問題をお願いします!!』
「あ? めんどい。しらねーよ。責任者読んでこい責任者」
『えぇ!? そんなぁ…』
「おうおうおうおう!! いい度胸してんじゃねぇか! うちの若にいちゃもんでもつけんのか? あぁん?」
あ、萩組の人たちがケンカを売りにきた…。
でもあの人って…たしか…。
「うっせ」
「ほがぁぁっ!!??」
うっわぁ……………萩組の人たちがボウリングのピンよろしく倒れたよ…。噂には聞いていたけど…すんごい力が強いなぁ…。
『あのー…時間が押してるので、そろそろお願いします…』
「……めんどくせぇなぁ………………」
『ラーメン後で好きなだけおごりますから』
「問題だ!!」
『心変わりはやっ!!』
た、確かに早い…心変わりが…早い…。
「俺が今さっきまで食べていた醤油ラーメン! どこのインスタントラーメンだ?」
「「しるかぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁぁぁあぁぁあああああああ!!!」」
全員絶叫。確かに知らん。
「なんか言ったか?」
「「言ってません」」
うん。地面…っつーか、体育館の床がなんか穿たれてたけどそこは気にしないことにしよう…。
ぴんぽん。
『え〜と…アルカンシエルチーム!』
「ふっふっふ……分かったよ…」
「そ、ソラ? 分かったの?」
「ま、まさか…!」
「うん…あれは間違いない…。
雷來軒のラーメンだ!!」
『正解は!?』
「ちげぇよ」
容赦なくばっさりと切った!!
そして…。うえからは…
ごごつん。
「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!」」
あー…今度はトンカチが降ってきた。容赦ないなぁ…。
ピンポーン。
『剣ペンチーム!!』
「あー…ス○ちゃんラーメン?」
『正解は?』
「全然ちげぇ」
またしても!!
頭上からは…?
写真?
「あぁっ! こ、この写真は…!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
「や、やめろ! やめてくれぇぇぇえぇえぇぇえぇえぇぇ!!」
い、今までの冷静さから一変。この慌てぶりはなんだ?
「会長、何を落としたんだろ…?」
私が疑問に思っていたらそのままいつものようにするすると上がっていっていたが、次々に剣ペンチームの方々は返せ返せと喚いていました。なんなんだろ。
ぽんぴん。
『金ファンチーム!』
「…ひょっとして、山上丁の?」
『判定は?』
「論外だ」
またしても!!
そして落ちてきた物は…!
て…鉄骨!?
「空香!!」
「了解!!」
「まてまてまてまて!! いくら何でもこれは俺はしぬぐはっ」
なんかめり込んでるよ…鉄骨がめり込んでるよ…体にめり込んでるよ…。
そして血が…!
ぱぷ〜♪
『サクコーエキストラ!!』
「…チャ○メラ?」
『判定は?』
「…はぁ…だめだ…」
頭抱えちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!
そして落ちてきたのは…!
ってか、
おちたぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
サクコーの三人がおちたぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!
そして…!
ぱらぽん。
『平凡ではない日常チーム!』
「…恐らく、喜多方ラーメン、ではないか? パッケージは恐らく赤と黄色。それは醤油味特有の限定ラーメンだったはずだ」
『判定は?』
「……あぁ。正解だ」
ぴんぽんぴんぽんぴんぽん!!!
す、
すげぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇえぇええええぇえええええええええええええええ!!!
なにがって…霧さんが…単にすすった音を聞いただけで分かったことだよ!!
「あんた…何者だ?」
「前にも言ったが、私は所詮、ただの霧。それ以上でもそれ以下でもない」
「…だからなんなのよ…」
そして休憩時間。今は生徒会のちょっとしたプチ劇場の他、生徒の個人発表をやっている。
ちなみに確か今は生徒会のプチ劇場、『抄華と雫の二人で百合ッ娘劇場』をやってたはず。
それにしてもあれだよね…終わっちゃったね。クイズ大会。
平凡ではない日常チームには特製の生徒会どら焼きが送られたけど…。
ってか、何でどら焼き?
「会長の得意料理だからだよ」
「へぇ〜」
そう言いながら「余ったから食べてもいいぞ」と言って差し入れをしてくれた割烹着姿の会長が持ってきてくれたどら焼きを食べていた。
そういえば会長、料理が得意とか言ってたしなぁ。
でもこのどら焼きおいし。そして…。
なんでだろ…なんかこの味、懐かしいような…。そして…。
あれ…?
なんでだろ…?
「ご、ごめんなさい! 萩先輩! ちょっと次の企画やっててください!」
「さ、桜田さん?」
見せられないよ…。
なんで? 何でどら焼き食べただけで私泣いてるの?
ちなみにその後、桜ヶ丘高校生徒会にラーメン『雷來軒』にウン百万円ほどの請求書が回ってきたそうです…。