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桜ヶ丘高校生徒会役員  作者: 嫁葉羽華流
秋の章 ~こいとまつりは・・・~
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五十四日目、クイズ大会チーム紹介

クイズです。

いろんな人の作品よりいろんな人が来ました。

もとい、連れてきました。

…なんかごめんなさい。

はぁあぁぁぁぁぁ…。

私は長いため息をつきました。

っつーか、つきたくもなるわ!!

せっかくの桜山祭、楽しむこともできないなんて…。

あんまりドゥ…。

そんなことを思いながら放送室(前回の夏祭りの時に使用していたので今は警備室扱いになっている)に入った。が、そこには誰もいなかった。

妙だな、と思いながら。目の前にあった机の上の紙を見てみると、


「先に体育館に行っておく。生徒会主催の催し物があるため急がれたし

    桔梗」


との便せんが。

ッつーかあの人…ほとんど忍者じゃね?
















『よーし…てめぇら…集まったな?』


体育館、俺は特設アナウンス室にて全校生徒に呼びかける。

『まずおまえらに聞こう…』


俺は息を吸い込み、そいつらに問いただした。


『おまえ等ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!! ニューヨークに行きたいかぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!???』

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!

『青春の炎は熱く燃えているかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあああああ!!!???』

うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!

『これよりぃ、桜ヶ丘高校生徒会主催、第一回、学生クイズ大会を開催するぞぉぉぉぉぉおおおおお!!!』

うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!


んー。ちょうどいいテンション。こりゃぁいいな。気分が。


『よーし、んじゃぁいくぞ。まずはチーム紹介だ…

第一チーム、桜ヶ丘高校生徒会役員エキストラチーム!!』

『エキストラ!? そんなんいましたっけ!?』

『あぁ、いるぞ。ほら』


そして俺が指さした先には…

まず、桔梗。まぁ、参加してくれと萩に頼まれていたが…大丈夫か? あいつ。顔がなんか真っ青だぞ?

次に薄影。あいつああ見えてお祭り好きなんだよなぁ…。なんかこれ以上ない位の笑顔でいるぞ。

最後に藤代八雲ふじしろやくも。え? こいつは誰だ?


『あ、この藤代八雲さんは僕の回想シーンにて受付をしていた人です』

『誰だよそれ!! ホントにエキストラじゃねぇか!!』


春樹はそう言って藤代八雲の紹介をした。

年齢不明。

正体不明。

意味不明。

理解不明。

人間かどうかすらも不明。

我が校の生徒かどうかすらも不明。

…って、不明だらけじゃねぇか!!

まぁ…仕方ねぇか…。

藤代八雲は黒髪ショートカットを前に垂らして目を見せないようにしている。

一言で言ったら地味なやつ、と言った印象だ。

まぁ、こんなやつが何か問題を起こすようなやつには見えないしな。


『えーっと…次! 今回はお祭りだからな。派手に行くぜぇぇぇぇぇえええ!!

第二チーム! 航平先生作、『剣ペンっ!!』より、

鎌田志靖かまだしのぶ

日並陽香ひなみようか

そして名無ななしだぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!』

『まてぇぇぇぇぇえぇぇえぇぇえぇえぇえ!!!』


はーっはーっはーっ…

いきなりですがどうもすみません。ハルです。

っつーか…。


『何してんだ、あんた!!』

『何ってアナウンス…』

『最後のはなんだぁぁぁあぁぁぁあぁあああ!!』

『だって主人公本名明かされてないんだもん…』

『キモッ!! かわいこぶんな!!』


会長がちょっとしょげつつも次のチームを紹介し始めた。すごいな。あんたのその精神。感服するよ。


『うぅ…次は…第三チーム…正体不明先生作、『金持ちはファンタジー!?』より、

山上鳥本やまのうえとりもと

海里空香うみさとそらか

草橋創輝どうでもいいけどくさばしそうきだぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁああああああ!!』


なんか早速創輝君が縄でつるし上げられているけど…まぁいいか。どうでもいいし。


「ひどい! どうしておれこんな目に遭うの!? あとルビの「どうでもいいけど」の部分いらない!!」

(いーじゃん。別に。正体不明先生だってそんな感じで紹介してるんだし。By、作者)

「ん。この作者の意見には同意だな」

「じゃんじゃんいって。じゃんじゃん」

『さぁて、次の紹介だ!!』

「おぉぉぉおい!! このままおれ放置!?」


放置だろうね。きっと。


『第四チーム!! 下弦 鴉先生作、『アルカンシエル』より、

有澄ソラあすみそら

波月奈津はづきなつ

矢吹真璃やぶきまりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!』

「ちょ…だ、だいじょうぶかな…これ…? なんか場違いじゃない?」

「まぁ、頑張ろうね、ソラ」

「うわぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁあい!! がんばるよぉぉぉぉぉぉおおお!!」

「ちょ、有澄、五月蝿い!!」

「な…五月蝿いってなんだよ! 五月蝿いって!!」

「五月蝿いから五月蝿いっていったのよ!!」

「ひでえ!! ていうか、五月蝿いこれなんて読むんですか?」

『お前はそこまで馬鹿になったのか。これは五月蝿いうるさいと読むんだ』


うん。もうこの辺は常連だから何も突っ込まない。なんかソラ君が泣いているけども。


『最後の第五チーム!! ガルー・ブレスト先生作、『平凡ではない日常。』より、

甲斬零牙こうざんれいが

奏咲明そうざきあかり

(何故か)ミストだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!』

「まて!! 明らかに学生と思えない人物が紛れ込んでいるぞ!!」

「いいの!? この小説これでいいの!?」

「それが、サクコークオリティ」

「「いいのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!???」」



『さて、盛り上がってきたところで悪いんだが、そろそろ時間だ!! チャンネルはそのままで次回を待ってくれ!! 大丈夫!! 電気代は親が持ってくれるから!!』

『…この小説、本格的にいつか読者を敵に回すな…』

『あの…会長さん、軍曹さん…あの……ここまでの雑談も含めて…その、全部だだ漏れですよ?』


な、


『『なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!??』』

『あの…そんなこんなで、まだまだ続きます…お付き合い、お願いします…(ぺこり』

『マイクに向かってお辞儀しなくてもいいのよ? 雫ちゃん』

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