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桜ヶ丘高校生徒会役員  作者: 嫁葉羽華流
秋の章 ~こいとまつりは・・・~
53/151

四十九日目、鉄砲玉だぁぁぁぁぁぁああああ!!

さてさて。こわ〜いお兄さん達に送られてやってきたところは…。


「あ、みんな」


白装束を来てなんか桜色の羽織を羽織ってだだっ広い部屋の真ん中で布団を敷いて寝ていました。

萩先輩は。


「何でみんな唖然としているんですか?」

「「唖然とするわぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」」


私たちは萩先輩の額の上に乗っかっていた濡れ手ぬぐいを落とす勢いで突っ込んだ(柊先輩以外)。

その途端、


「なんじゃぁ!?」

「カチコミか!?」

「若の部屋に何があった!?」

「よその組の鉄砲玉かきさんらぁ!?」

「ドスもってこい!」

「チャカもじゃぁ!! チャカももってこい!」


そんな風にあっという間にまたしても怖いお兄さん達とのご対面。しかし皆さん本業の顔に早変わりチェンジ。おっそろしく怖い…。みんな顔面蒼白です(柊先輩以外)。


「みんな…落ち着いて…ゴホッゴホッ」

「若ぁ!」

「大丈夫ですか!?」

「だ、大丈夫だから…とりあえずみんな下がってて」


そういった後、どこかにまたすごすごと行ってしまいました…。
















こ、

KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!

YAKUZA怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!

えも言えない静寂の中、私はそんな事を思いました。


「ごめんね…みんなまだ、若いから…」

(若いからってあんな事を平気でする先輩の家ってどんなところですか!?)


と、心の中で突っ込み。

だってまた叫んだら…。


「若いからってあんな事を平気でするお前の家ってどんなところだよ!?」


あ、言った。会長言っちゃった。

そしてやっぱり…。

デジャビュー。


「なんじゃぁ!?」

「カチコミか!?」

「若の部屋に何があった!?」

「よその組の鉄砲玉かきさんらぁ!?」

「ドスもってこい!」

「チャカもじゃぁ!! チャカももってこい!」


そんな風にあっという間にまたしても怖いお兄さん達とのご対面。しかし皆さん本業の顔に早変わりチェンジ。おっそろしく怖い…。みんな顔面蒼白です(柊先輩以外)。


「だ、だからみんな…大丈夫だって…こほっ」

「その通りえ」


おろ? この京都弁のようななまりで話す人は誰?

そう思って声のする方を見てみると…。

凛とした立ち振る舞い。

落ち着いた物腰。

まとめた髪に挿したかんざし。

そして手には…キセル。

煙もなんかその人の美しさを引き立たせています。

よーするに…。

かっけぇ(女性的に)!!


「う…らんさん…」

「島袋、あんさんには、若衆の教育を任せていたはずやけどなぁ…」


そういった後、出てきたとってもド派手なパンチパーマの人が出てきて地面に顔をつけてすりむくくらいにこすりつけてあーもうわけわかんね。とりあえず土下座のポーズ。


「す、すいやせん! 嵐さん! あっしの教育不足で…」

「…今回は昌介の面に免じて目をつむるけど…次こういう事があったら…わかるやろなぁ?」


そういって妖しく微笑み、口元を懐から出した桜柄の扇子で覆うとそのまま「ほっほっほ」と笑った。

その後には潮が引くようにヤクザの人たち(若衆とかいっていたっけ?)がどこかに行った。


「どうも、お初に。昌介の母、萩嵐子はぎらんこと申しますぅ。よろしゅう、お願いします」

「こ、こちらこそ、生徒会長の夏木竜介です。いよ、よよよよろしくおねがいします」


めっちゃ緊張しているよ…会長…。

この話はまだ続く!

新キャラ、嵐子さん登場!!

…京都弁って、むつかしい…!

ちなみに分かったでしょうが、嵐子さんは花魁をイメージして書きました書いてみました書いちゃいました三段活用。

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