三十五日目、あれ? 声が何か変ですよ? 皆さん。
今回は作者の妄想爆発です!
わかんないよ! この人! と言う人は作者にご一報ください!
それは、起きたときに起こった。
「ふぁ〜あ…」
今日も一日いい朝だ…なんて思ったら、何かが変だ。おかしいと思った。
…声?
そう思ってちょっと話してみた。
「あー、あー、トンボ赤いなあいうえお」
…あれ?
なんか、声、へんじゃね?
なんか、アニメになったときの…サ○デー的に言ったらハヤ○のごとく! の桜色の髪を持った木刀が似合うあの生徒会長の声になってない?
「ねぇ、抄華ちゃん」
「なんですかぁ? ハルさん…?」
抄華ちゃんも異変に気づいたみたいだ。じぶんの声がいつもと違う、と、言うことに。
そう、抄華ちゃんの声はあのご長寿アニメの長女の声だった。
つか…。
「「何が起こってるのぉぉぉ(ですか)〜〜!?」」
二人して声を上げた。
なんで?
そう思いながらも生徒会室に行った。そしたら会長の声も…。
「おう。おはようさん」
「会長!? なんかSOS団の比較的まともな人の声になってますよ!?」
「まじで!?」
今気づいたんですか!? っつーか遅っ!
「そうはいってもなぁ。萩、俺はいつもこんな声だしなぁ」
「そうでしたっけ?」
ってそんな萩先輩は○グレのあの赤髪眼帯のハンマー持ってる人の声にぃぃーーー!!
「あれ? 僕もなんか変ですよ!?」
「昌介、あなた風邪でもこじらしたんじゃない?」
「柊先輩もですよ!?」
柊先輩はなんか超がつくほど有名なあのツンデレ系の声を担当している最初に『釘』のつくあの声優さんの声になってますよ!?
おかしい! 今日はみんなおかしい!! こんな時こそ…。
「作者ぁあぁあぁああぁ!!」
「呼んだか?」
「うわぁ!?」
出てきたのはこの季節…っつーか秋なんだけれども…でも黒ずくめの服を着ているあいつじゃん!
作者は!?
「あー、なんかトイレを連呼してどっかにいっち待ったよ」
「だせぇぇえぇ!!」
「落ち着け」
「だいたい、あんたは誰なのよ!?」
「俺か? 俺の名は…」
そういってそいつは姿を消し、そして後ろに回り込んで高らかに叫んだ。
自分の名前を!
「水月 時雨だ!」
「何かびみょーに作者に似てる!!」
っていうか…。
「元に戻せ! 声!!」
「わかったわかった…。全く…」
そして傍らからノートと鉛筆を取り出し、そのまま何かを書き始めた。
そして、「喋ってみろ」と、ジェスチャーを受けたので発してみると…。
おお!!
「声が戻ってる〜!」
「よかった〜!」
「ああ! よかったよかった!」
「ほっとしましたよ…」
「ちょっと残念な気もするけど…仕方ないわね」
そう口々に言っていると、水月はどこかに消えてしまった。
全く。何だって言うんだろう…あいつは。
つーか。
ちょっともったいなかったかな…?