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桜ヶ丘高校生徒会役員  作者: 嫁葉羽華流
冬の章 ~ソノオモヒハ ソラニイク~
118/151

百六日目、モテない男にとってのバレンタインは何よりも辛い

今回は紅則君視点です。


紅則「わぁ。嬉しいなぁ! 作者さん、今回はいつものように優遇してくれるんですね!!!」


(目をそらしながら)それでは本編へどうぞー……。


紅則「あれ? 何で目をそらすんですか? 作者さん? ねえ?」

「さて…今日は2月の14日……おもいっきりなSt.Varentain Dayなわけなんだが……」


窓の外の景色を見ながら会長はつぶやいている。

そして勢いよくこちらに振り向き、


「なんでこんなに学校に……しかも生徒会室に不要物チョコレートがやってくるんだぁぁぁぁ!!!」


そう。

今生徒会室にはたくさんの黒い物質(注;暗黒物質ダークマターにあらず)が桔梗さんや元会長……雁岨先輩の手によって届けられていた。

その全ての送り届けは……。


「参ったなぁ」


なぜか意外にモテる萩先輩に全て当てられていた。

そう。

僕こと紅則春樹は最初っから生徒会にいたわけではないのでごく最近になって気づいたのだが、この先輩、かなりカッコイイ。

整った目鼻立ちに伊達男を感じさせる知性あふるる眼鏡……その上、極道の家と言うことも相まってか、女子の人気がなぜかかなり高い。

対する会長はと言うと……。


「参ったなぁじゃねぇよ!! こんのくそ萩! てめー一人だけチョコレートを貰いまくりやがって! あぁ!? それでもお前は副会長かっ!」

「僕が誰を舐めているんですって?」


萩先輩の眼鏡が一瞬、キラリと光ったような気がした。そして、


「僕が舐めてるのは会長さんだけですよ!!!」

「上等だ!! 表にでろやコノヤロウ!!」


なにやらどこかで見たような台詞の応酬と罵倒の言葉が。

こんな時に限ってハルっちたち女性陣はいない。

全く持ってどこに行ってるんだか。


そして数分後。

ハルっちたちがお手製のチョコを持って訪ねたとき、生徒会室はずたぼろになっていましたとさ。

……あれ? 何で今回はこんなに短いんだ?


(作者注;だってお前動かしにくいんだもん。今回の語り手だけになっただけでも満足なさいww)

今回のバレンタインのお話は作者のブログ、「水月五月雨の呟き処」にて作者の先輩に依頼して特別四コマ漫画仕立てにするようです。

ですので、今回の短いことにはそれで目をつぶっていてください。


紅則「今回の短い原因それ!?」


てか俺テスト来週なのに何してるんだろ……。

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