百四日目、ブルマはステータスだ。希少価値だ
はい! 今回はスポーツ編、上です!!
果たしてどんな結果になるのか……見物ですね。
「さっっっっっっっむぅぅぅぅぅぅぅうううう!!!」
どうも皆さん。桜田ハルです。何故か今回はグラウンドに体操服(NOTジャージ。YESブルマ)で来ています。
つっても誰も来ていませんが。私たち以外。
「んで? 何でこんな事になったんですか?」
「サッカーをやろう!!」
『はぁ!?』
全員、驚愕! ここまで呼び出した会長はサッカーをやろうと宣った!
呆れた私は、
「あほらし……帰らせてもらいます」
「そうか……帰るのか……残念だな。このサッカー対決の勝者チームには和菓子屋『水月』の羊羹をプレゼントしようと考えたんだが……そうか。いらないのか……実に残念だ」
「いらないわけ無いでしょう!? むしろ私は元気ですよ!? つーかやらせて! むしろやらせてください! 私をやらせずに――どこでやろうというのかね!!」
ここまできたんだ!! やらない訳がない!!
と、言うわけで。チーム決めのくじ引きをしました。
「さ。じゃぁこのくじを引いてくださいね」
萩先輩が手際よくくじ引き用の箱を作ってくれていました。あからさまに怪しいけど……。
「んじゃ早速……」
と言って会長がひょいと手を伸ばしてつかむとそこには!!
アナコンダがッ!!
『ををををををををををををををををぉぉぉぉおおおぉおぉおおお!?』
「なんでだっ!?」
「あ、すいません。これは隠し芸用の箱でした」
「隠し芸用って、お前これ何に使う気なんだよ!?」
「決まってるでしょう?」
と言って萩先輩はおもむろにターバンを巻き始めてどこからともなくリコーダーを取り出した。
そして……
「レッドスネーク、カモン」
ぴーひゃらら~
そしてアナコンダが出てきて踊り出した。
『ってこれかい!?』
「めっちゃめちゃ古いな、おい」
とりあえず。これは即座にコガセンに渡して本国に帰ってもらうことにした。
何故か萩先輩が悲しそうな目で見つめていたが。
さて。そんなことはどーでもよかったのでさっさとチーム分けをしました。
そして……結果。
白チームは……会長、抄華ちゃん、コガセン、雁岨さん、あたし、井宮さん、柊先輩。
赤チームは……薄影先輩、春樹、雫ちゃん、萩先輩、おばーちゃん、桔梗、清水先生。
この七対七で戦うことになりました。
「あれ? サッカーって11人じゃぁ……?」
「桜田。そこは気にしたら負けだ。そして今回の相手はちょっとやっかいだぞ」
「どういう事ですか? ……というか何故に劇画タッチ?」
気がつけば会長はいつの間にやら彫りや輪郭が深くなった劇画タッチになっていた。ていうか現実世界で劇画タッチて……できたの?
そんな疑問をおいといて会長が話を進める。
「赤チームには……地味ーずトリオがいる!」
「じ、地味ーずトリオ!? ……てなんですか?」
「この作中でもっとも影の薄い奴らだ! そう……萩、乍乃、紅則だっ!!」
『地味ーずトリオって誰のこと言ってるんですか!?』
あ、怒った。まぁ地味って言われたら誰だって怒るわな。口調がほとんど同じだし。
さて。そろそろ試合が始まる訳なんですが……。審判の方と監督役の方がまだ来てないようです。てかいるのか? これ。
そう思ってたらいきなり黒塗りの車が洗われたと思ったら誰かを下ろしてそのまま行ってしまった。
そして……出てきたのは!
「どうも。オシムです」
「どうも。オバマです」
「何で水月兄弟がここに来てるんだぁ!」
そのうち一人は……いや。あえていわないでおこう。かなりやっかいなことになりそうだから……。
しかも妙に外国人調になっている。全く持って何してるんだ。
そんなこんなでプレイボー……じゃなくって、キックオフ。
ちなみに審判はどこからともなく現れた羽毛田校長がやってくれました。
「んじゃ……プレイボール!!」
「おいハゲ。それは野球だ。これサッカーだから」
「ああ……そうじゃったな」
「つかお前帰れ。邪魔だ迷惑だ」
「なにおう!? 女子高生のブルマ……もとい、元気な生徒の姿を見ずして何が校長かっ!!」
おいそこの変態。明らかに今女子高生のブルマを求めてるだろ。
そして会長もそれに食いかかる。
「馬鹿だな……校長は」
「何じゃと!?」
おお。こんな時にはまともな発言をするんだ
「ブルマ萌は女子高生じゃなく、むしろ小学生だ!!」
訂正。ここに変態は二匹います。
気を取り直して、キックオフ!!
……あれ? これ次回に続く?
次回、ついにサッカー対決が切って落とされる!!
夢の舞台へ、キック・オフ!!