九十三日目、『ありがとう』は世界で一番キレイな言葉。
今回は人気投票の結果発表……? のはずですが……?
作者
「皆様……長らくお待たせいたしました。
ここまで来るのも、結構長かったかと思います。しかし!
今回の苦労が全て報われた!! ……ような気がします。はい。
……そんな前置きはともかくとしてっ! 早速始めましょう!! 題してッ!!
桜ヶ丘高校生徒会役員人気投票結果大発表ォォォォォォォォォォォォオオオオオオオ!!!」
全員
『いぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇえええええええええええええい!!!』
作者
「そんなこんなで始まりました! 桜ヶ丘高校生徒会役員人気投票結果大発表!! 司会はおなじみ、クレームの数と馬鹿の数値は比例する作者と」
ハル
「……そんな馬鹿に付き合って早半年以上はたちました。ご存じ桜ヶ丘高校生徒会役員主人公桜田ハルです!!」
作者
「さて。前置きはさておきとして早速結果発表!!」
ハル
「他のコーナーも忘れないでね?」
作者
「ちっ。わかってるよ。今回の人気投票には人気投票と銘打っておきながらも他のコーナーも設けてありましたので、そちらも随時発表していきます」
ハル
「果たして、人気投票の結果は!? では行ってみましょう! 人気投票結果、第5位!!」
作者
「第5位は……同票です!! 結果は…………
紅則春樹!
萩昌介!
柊紫苑!
伊賀甲賀!
そして何故か作者です!!」
わーわー。
ぱちぱちぱちぱち。
作者
「では、ご感想を聞きに行ってみましょう!!
感想はどうですか?」
春樹
「まさか……日頃目立っていないボクが……第5位だなんて……感動です! 投票してくれた方! ありがとうございます!!」
萩
「第5位か……まぁ、妥当なところとは思っていたけどね。投票してくれた人、どうもありがとう」
紫苑
「昌介と同じところにいるということがほとんど奇跡に近いけどね……投票してくれた人、どうもありがとう」
伊賀
「おい!? 私が人気投票で5位ってどういう事だ!? もうちょっと多くてもいいはずだろう!? でも投票してくれた奴、ありがとうな」
作者
「まさか自分が選ばれるなんて思っても見ませんでした。と、言うか自分ですよね? これ。一応作中にも出てるけど、これ自分が選ばれた、って考えてもいいよね!? 投票してくれた人!! ホントありがとー!!」
ハル
「いや……微妙に作者が選ばれていることにびっくりしている自分がいるんだけども……読者の皆さん、なんか、勘違いしてない? この人、単なる馬鹿だよ? 何を期待しているの?」
作者
「おいおいおいおい~ひがみかい? 桜田クン。そんなことやったって更に胸がでかくなるだけだよ~?」
ハル
(ムカッ)どかばきごすべきがりがりがりがりがりちゅいーん
作者
「ギャァァァ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」
(憑きものがとれたかのような顔での)ハル
「さて。続きましては第4位の発表です」
その他の方々
『がたがたがたがたがたがたがたがた』
ハル
「気を取り直して、第4位の発表です。第4位も同票で、結果は…………
乍乃雫!
秋原雁岨!
井宮朱鷺!!
と、言うわけで、早速感想を聞いてみましょう。感想は?」
乍乃
「はい。まさか自分が4位に選ばれるとは思ってませんでした。他の人の支援のかいもあって、今自分はここにいます。投票してくれた皆さん、ありがとうございます!」
秋原
「あ……う……(顔を赤くして」
ハル
「ん? どうしたんですか? 雁岨さん。って……」
秋原
『や、やはり……大勢の前で話すことは未だに苦手だ。しかし、これを乗り越えていくために私は頑張っていこうと思う。投票してくれた奴。感謝する』
井宮
「……まさかお嬢様より人気があるとは思っても見ませんでした。しかし、私はどんなことがあろうとお嬢様の元に仕える身。たとえお嬢様より人気があろうとも、心と体はお嬢様に全て捧げます。投票してくださった方。どうもありがとうございます」
作者
「あう~……まさか、こんなことになるなんて……思っても見なかったなぁ、おい。しかし、そのまま次!! 第3位の発表に移るぜよっ!! 第3位に選ばれた奴は……こいつだっ!!
薄影会都ッ!!」
全員
『えぇぇぇえええええええええええええええええ!?』
薄影
「……うっぐ……ひっく……まざか……まざかオラが選ばれるなんで……うれじいだぁ……投票じでぐれだ……ズー……読者の皆様……ありがとうございますだぁ!!」
ハル
「うわぁ、薄影先輩感涙の涙を流しに流しまくってるよ……。では、続きまして、第2位の発表です!! 第2位も……同票です!! 第2位に選ばれたのは……
桧木抄華!
夏樹竜介会長です!!」
抄華
「選ばれた上にまさかの上位に食い込むとは……ロリの需要は高まってきていますね! 投票してくれた人! ありがとうございま……ってきゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
会長
「ひのきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああん!! 俺は! 俺は今! サイコーに幸せだっ!! このままハグに直行……」
だだだだだだだばきゅーんばきゅーんちゅどーんどごーんばこーんばりばりばりばりばりどかばきごすべきがっどっごっちゅいーんちゅいーんぶぉぉぉぉぉぉおおおおんどかっばこっかきーんちーん
(その場にいる全員による私刑が終了するまでほんの少しお待ちください)
会長
(返事がない。数分前によってできたただの屍のようだ。)
ハル
「さて……皆さんが気になる第1位の結果は? もちろんこの方。キング・オブ・フールと名高い拳で全ての頂点に達するうら若き乙女!!
桜田ハルぅぅぅぅぅぅううううう!!!」
作者
「つまりは自分の事だな。うん。一応感想をいただこうか」
ハル
「当然の結果とは思っていたけども、まさかぶっちぎりとは思っても見ませんでした! 投票してくれた人! ありがとう!!」
作者
「一人だけぶっちぎりで一位だったもんなぁ……桁が一つ飛んでたもん」
作者
「さてさて。次は読者の方々から寄せられた名珍話集!!」
抄華
「ここからは私が担当させてもらいます! 人気投票第2位の桧木抄華です!」
作者
「まぁ、このサクコーの中でいろんな話があったんだけど、その中でもとりわけ迷惑だったり、かなりいい話だったのを乗っけるよ~」
抄華
「選ばれたのを発表していきます!
え~っと…。
一日目、自己紹介っ!、
九日目、大暴露!? 桜田ハルの秘密《後編》、
三十三日目、桜ヶ丘高校への来訪者、
三十六日目、世の中には開けなくていいものとかがたくさんある。、
四十六日目、抜き打ちテストなんてない方がやっぱり良いような悲しいようなでもあったらあったで授業がつぶれるから良いしそれでもやっぱりテストなんて学生共通の敵だからやっぱりない方がずっとましと思った十七の梅雨空の今日この頃。、
五十三日目、桜山祭だよ! さぁ楽しめ!!、
極秘レポート 〜キザ仮面もしくは薄影会都が入手した極秘レポート〜、
計七話がノミネートされました!!
この中で一番、読者が選んでくれたのが…………。
『三十三日目、桜ヶ丘高校への来訪者』!!!」
わーわーわーわー。
ぱちぱちぱちぱちぱち。
作者
「三十三日目っていうと、ガルー・ブレスト先生の『平凡ではない日常。』略して『ない日。』とのコラボだったな。ハルが悪夢に侵されてー、って話だったと思う。ガルーせんせもこれの前書きみたいな話を書いてくださってたおかげで、いろいろとわかりやすくなってくれた人がいるんじゃないのかな?」
抄華
「選ばれた理由を述べさせてもらいますと、『最後に水月先生が言った言葉には感銘を受けました』と言うのが来ています」
作者
「それで票を伸ばしたんだ、これ……」
春樹
「続きましては、先ほどは名話、だったのに対し、こちらは迷話……つまりは「これ、問題じゃね?」というような話をピックアップしていきます」
作者
「まぁ……これに関しては俺は覚悟しているぜよ? 何せいろんな大変なことをやっちまってるからなぁ……」
春樹
「それじゃ、覚悟してくださいね? 作者さん?」
作者
「(ゴクリ)」
春樹
「迷話の発表です!! 桜ヶ丘高校生徒会役員、迷話は…………
一日目、自己紹介っ!、
三十五日目、あれ? 声が何か変ですよ? 皆さん。、
四十三日目、とある電気店でのお話。、
この三本がノミネートされました!! ……ってあれ? 意外と少ない……」
作者
「……あれ? なんか、拍子抜け? ま、まぁ……ノミネートされた理由を聞こうか」
春樹
「では、一日目に関する意見です。
『最初の出だしがつまらない』
『文章がいきなり稚拙』
『キャラクターと作者が喋っているということに違和感と嫌悪感を覚えた』
などなど、様々な意見がありました。
続いては、三十五日目に関する意見です。
これらは、ただ単に、『その手の声優さんの声が当てはまらない』という意見がかなり多かったです。
最後に、四十三日目に関する意見です。
こちらはただ一通。
『作者を作品中に出した上に、ものすごくつまらなかった。はっきり言って、この作品の品度がかなり下だと思われた』という、厳しい意見が寄せられました」
作者
「うううぅ……まさか……そんなことを思われていたなんて……俺、かなーりショックを受けたぜよ……」
抄華
「以上!」
春樹
「名珍場面集のコーナーでした!」
萩
「続きましては、桜ヶ丘高校生徒会役員の中で、一番読者の心の中に残った台詞をノミネート。題して、
『サクコー名言集』!!
……まんまというネーミングには深くつっこまないでください」
作者
「考えたのは俺じゃないヨ? 萩だヨ? だから読者さん、そんな厳しい目を画面越しから送らないでネ?」
萩
「あー……コホン。では、発表していきます!
ちなみに、発表していくときには、そのときの場面の文も一緒に採用しています。名言の部分に入ったときには、そこの部分だけピックアップしていきますので……では!
まず一つめは……?
そう言って俺は通信を切った。
どうも変だ。あの桜田は…偽者?
いや、んなわけないか…考えすぎか…。
念のために桧木にちょっとあれのこと教えとくか…。
「桧木」
『なんですか? 会長? 忙しいんですけど?』
「今からそっちの方には乍乃を向かわせる。それまでに近くの消火栓のところにいってちょっとあるものをとって来い」
『あるもの?』
「そうだ。それで何か不審な動きをしたら即座に撃て。撃ち方は知ってるよな?」
『知ってますけど…誰を?』
そこで俺は一息ついて言った。
「桜田だ」
はい!! 最後の一文のここでした!!」
作者
「ってココ!? よりにもよってこの「桜田だ」が名言に選ばれたの!?」
萩
「読者からの意見は、『むしゃくしゃしてやった、今は反省している』と、来ています」
作者
「わー!! それダメ!! 俺のだから!! 俺の意見だから!!
ホントは、『かっこよかったから』っつーのが意見な。読者の方々、間違えないでね?」
萩
「……ふっ。ひよったか」
作者
「何!? 反抗期!?」
萩
「それでは次に行きましょう。続いての名台詞は……こちら!!
「は、ハルさん。今度カブトムシ捕まえに行きましょう! い、いい気晴らしになると思いますよ!? ねっ!?」
「こないだマイ虫かごとマイ虫網とマイ腐葉土捨てられたばっかりだしおまけに今春だから幼虫だっていないよ」
どごあっ。
桧木、爆沈。
「桜田、実はおまえが放心状態の時に撮った猫耳猫しっぽ(三毛Ver.)の写真が飛ぶように売れてるぞ? プロマイド一枚500円で」
「いつそんな写真撮ったんですかっ!!!!!!????」
……と、言うわけで、次に選ばれた名台詞は「桜田、実はおまえが放心状態の時に撮った猫耳猫しっぽ(三毛Ver.)の写真が飛ぶように売れてるぞ? プロマイド一枚500円で」でした!!」
作者
「これかよ!? もうちょいましなモンはないのか!?」
萩
「読者からの意見によると、『俺もほしいお……』と」
作者
「……今度、頼んでみるわ」
萩
「さて、どんどん行きましょう!! 続いてはこちら!!
「あ………」
うん。分かってるよね。この展開ってやっぱり…
「………………………………………………………………………………………………………ぐ〜〜〜」
うおぃ! 寝るんかい!
しかも八時二十分ですよ! 八時二十分! おきんとまずい!
「……………………………………うっさい(目覚ましをこちらに向かって)」
どぐふぉあ!!!
さ、作者に向かって…目覚ましを投げつけおった…(何人だよあんた…)
で、「……………………………………うっさい(目覚ましをこちらに向かって)」が選ばれました~!」
作者
「だぁかぁらぁ!! もうちょいましなチョイスはなかったの!?」
萩
「続いての名言ですが……」
作者
「あーもうなんかどうでもよくなってきたよ……はやくちゃっちゃとやって」
萩
「こちらです!!
「しかし、有刺鉄線がいつまで持つか…」
「そこが勝負の分かれ目よ。いい? ミッションの制限時間は30分。それ以上はおそらく…」
ごくりとつばを飲む柊先輩。うん。なんか本物のそれみたい。
「会長を、抑えることができない………っ!」
前言撤回。そうやって一眼レフカメラを構えてハアハアしている人にそうやって言われるとムード台無し。
「とにかく、ミッションを決行する。
逝ってらっしゃい。
桜田さん」
「待ってください副会長。『逝って下さい』って、どーゆー意味ですか!?」
「ん? 死んでこいって意味☆」
「かわいく言っても嫌です。星出てても嫌です!」」
作者
「あー! もは何も驚けねぇ……つまりはあれか? この『逝ってらっしゃい』がえらばれたのか?」
萩
「そう言うことになりますね……では次です!!
井宮さんはここから逃げて欲しい…そんな私の気持ちを見事に裏切ってくれた。
「主がここで果てるというならば、私もここで共にします。主をおいて自分だけ逃げるなどという行為は、柊家専属お手伝い(メイド)の一生の恥。ならば」
そして私の方向を一別して、しずかに相手に歩いていった。
そしてちょうどいい具合に風が。
井宮さんの黒スカートを揺らした。
「ここで私は、お嬢様を守るために…果てます」
これが選ばれました!!」
作者
「あー……これな。「主がここで果てるというならば、私もここで共にします。主をおいて自分だけ逃げるなどという行為は、柊家専属お手伝い(メイド)の一生の恥。ならば……ここで私は、お嬢様を守るために…果てます」。うん。まさしくこれは選ばれてもいい一文だな」
萩
「最後のこれがなければ、ですけどね?
それにですね、と言って井宮さんは続けた。
「お嬢様の初めても、寝顔も、花嫁姿も全部私は見てから死にたいんです。こんなところではまだ、死ぬわけにはいきません」
「井宮さん…」」
作者
「……ココだけ読んだ人がこの作品をどう思うか分かってんのか? あぁ?」
萩
「まぁまぁ。続きましては、こちら。
会長は、はぁとため息が出た後、手のひらを握って、
こんっ。
こづいた。
「あいて」
「馬鹿か? お前は。あいつらはな、そんなことは承知でお前に付き合ってんだよ。
たしかに、生半可なことではお前とは付き合えないだろうな。
でもあいつらはお前がそんな風におかしかろうといつもどうり、何も変わらずに接するだろうな。
だいたいなぁ…。
友達…いや、仲間と付き合うのに、資格何ざいるのか?」
でした!」
作者
「あー……これは選ばれてほしかったなぁ。読者さんの心を打ち抜くんじゃ無いかなとは思ってたけど……いやー……まさかホントに選ばれるとは……」
萩
「さてさて……まだありますよ? ではどうぞ!!
「…つらかってしょう?」
「…はい…」
「今だけで…今だけでええ…思い切り泣いた方が、辛いことを、流せるきになぁ…
もちろん、ながしちゃぁ、いけないこともありんしょ。
しかし、人間ゆうんは忘れるモノでもあるし、涙を流すモンでもある。
紫苑ちゃんが泣きたいときになったら、いつでも泣いたらええ」
でも、と言って嵐子さんは私を抱きしめた。
「辛くなったら、私ん所にきぃ。いつでも紫苑ちゃんの濡れ枕になってあげるさかい」
でした!!」
作者
「あー……あの、まさか……これが選ばれたんですねぇ……うん。ええ言葉だと思いますよ?」
萩
「……何故か作者が目を合わせませんがそんなことは気にせずにこちらっ!!
それは…秋原雁岨は出てきた。
持っている物は、バール。
そして、憎悪に満ちた声で、高らかに言った。
「見ていろ、夏樹…! 貴様に…復讐と、報復を…!」
そして、と一言おいて、
「我らが、闇黒生徒会が鉄槌を下そう……………!」
でしたっ!!」
作者
「ダークサイド雁岨が言った言葉が出てきとるぅぅぅぅ――――――――――――――――――――!!」
萩
「カルチャーショックを受けている作者はほっとき次にゴー!!
「なぜだ? それくらいは普通の人ならばできることだろう?」
「いやできないだろふつー」
「では百メートルを三秒台は?」
「無理だ。人間の構造上」
「瓦を五千枚。しかもそれをかかと落としで割ることは?」
「余計無理だ」
「ふむ…」
そこまで言ってそいつは考え込むような仕草をして…。
「しかしそんなことはどうでもいい!!」
開き直ったよ。誰だあんた。
「なぜならば私は、そう。この世界を救いに来たのだからな!!」
そしてビシィ!! とまたしてもこちらを指さす。好きだな、あんた。
ッてか救う? おいおい。出る物間違ってないか?
「問題はない。なぜなら私は」
そしていきなりその場から消えて、
服部の前に現れて、
「スーパー強いからな」
でしたっ!!」
作者
「……なぁ。これ原点回帰してない? おもいっくそ原点回帰してるんだけど?」
萩
「最後は二本立てです!! どうぞ!!
「じゃ、もっかいねよ…」
おう。お休み…。
忘れんな…物語を書くのは、俺たち(さくしゃ)だが、実際に世界を彩るのはキャラクター(おまえたち)なんだからな…。
もう一本!! こちらをどうぞ!!
「あなたはいったい…?」
昌介がそんなことを聞いている間、その少年は伸びをして、ポケットにノートと鉛筆をしまった後に言った。
「俺のことなんざどうでもいい。それよりか、俺はこの物語に干渉しすぎた」
そう言って私に背中を向けてどこかに言ってしまった。そしてその後に、
忘れるな…物語の主役は、お前たちなんだからな…。
でした!!」
作者
「うっわぁ~……感想欄に嵐を巻き起こしたその台詞がやっぱり入ってきたか……」
萩
「納得はできましたか? 作者さん?」
作者
「おう!(前半の部分は何かうやむやになったが……)納得したぜ!!」
萩
「よかった。では。以上! サクコー名言集でした!!」
会長
「最後に! 長かった祭りをしめるのは『サクコー目安箱』っ!!
このコーナーは読者から寄せられた質問に俺たちが答えていく、というコーナーだ。
てめぇら!! 気合入れていくぞ!!」
全員
『おー。』
会長
「では。最初の質問。
『ハルさんがウメさんと二人で暮らしていたとしたらそのときのダークマターは最高何個食べられますか? 教えてください』……つーわけで、桜田! GO!!」
ハル
「え!? ちょ、ま、止め……ムグァァァァ――――――――――――――――!!!」
ばたっ。
会長
「っつーわけで。ダークマターは食べられない! あれはもはや劇物だ。よい子のみんなは、まねしないでね?
続いての質問だ!!
『乍乃雫の役職は?』……これは乍乃。お前の口から答えろ」
乍乃
「はい。雑務です。お茶くみやコピー用紙やコピーを取りに行ったり、連絡事項をお知らせしたりしています。あと清掃とかもやっていますね」
会長
「なるほど……あい分かった。続いての質問だ!!
『コガセンの担当教科は?』……おーい。コガセーン。担当教科は何だ~?」
伊賀
「国語だ。主に現代文を担当している。しかし、今の今まで他の先生は私にテストを作成させてはくれないのだ。何故だろう」
会長
「難しいからじゃねぇか?
……続いての質問だ。『水月兄弟にはなにか必殺技とかあるんですか?』……おーい、作者ー。おーよびーだぞー」
作者
「はいはい。えー…っと、作中に登場する俺たちは基本無敵存在ですが、必殺技等は持っていない、ということになってます。期待させてて、ごめんね。作ったり、活躍する場面があったら、そのときに乗っけようと思います」
会長
「てっきり作ってるとばかり思ってたんだが……まぁ、致し方ないな。次だ。ハルに来ている。『紅則とはどこまで進展した?』だそうだ」
ハル
「なっ……!? ちょ、どこの誰が聞いたんですか!? わ、私と春樹は……そ、その……そんな関係じゃ……」
春樹
「ん? まだあのキス以来なにもアクションはないよ?」
ハル
「余計なことを言うなぁぁぁぁぁぁああああああ!!!」
会長
「おーおー。お盛んなこと。では次だ。桧木に来ている。『一番のお気に入りの銃器は?』だそうだ」
桧木
「んー、そうですねぇ……やっぱり、バズーカ系(主にRPG-7)ですかね? 威力が大きいのが大好きなもので。でもでも、拳銃の中でも使いやすいベレッタやトカレフも捨てがたいし……でもやっぱりマグナムも……いやいや……でも……うーん……」
会長
「……すごい堂々巡りだからここら辺で終わりな。では次の質問。柊にだ。『隠し撮り写真の中で一番のお気に入りは?』……っておい!! どういう事だ!? これ!! っていうかまだあったのか!?」
柊
「それを言ったら終わりになっちゃうじゃないですか。うーん……そうね……やっぱり、日頃のオフショットや入浴シーンかしら? でもやっぱり、その他で言ったら一番は寝顔かも……」
会長
「……戦慄を覚えざるを得ないんだが……。あー、次だ。萩に来ている。『生徒会役員の中でいじりがいのある奴は誰?』」
萩
「そりゃぁもちろん会長ですね。リアクションの大きい人がいいので。やりがいがあります。その他で言うならば乍乃さんや桜田さんかな?」
ハル
「最近なんかぶーぶークッションやらが増えてたのはそう言うことか……」
会長
「さて……これで最後か? 俺に来ているな。『ロリコンを止める気はありますか?』あるかボケェェェエェェェエェェエエエエエエエ!!!!」(孫の手で質問の用紙を切裂く)
ハル
「ちょ、いいんですか!? そんなことして!!」
会長
「問題ない!! なぜならば俺様こそが神!! つまりはGOD!! 唯一なる絶対神だっ!! ふははははははは!!!」
桧木
「会長が壊れた……」
会長
「うおぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!! 桧木たぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああん!!!」
桧木
「吹っ飛べぇぇぇぇえぇぇえええええ!!!」(RPG-7発射)
会長
「ごふぉぉぉぉおおおおおおおお!!!」
桧木
「……またつまらぬものを撃ってしまいました……」
作者
「さて! いかがだったでしょうか!? 桜ヶ丘高校生徒会役員人気投票結果大発表! 楽しんでいただけましたかな?」
井宮
「……今回のコーナー、『サクコー目安箱』は随時質問募集中です。送ってくださる場合はメッセージにて、HN、もしくはご自分の作者名、希望の方は何年何組(何委員、もしくは部活動の名前)、そして質問の内容を書いて応募してください」
キザ仮面
「締め切りは、特に無い。皆の者!! 私に関する質問や、私のサインがほしい者はふるって送るがいい!!」
ハル
「いや……それ、ほしがる人っているんですか?」
会長
「ん? さっきからなんだか……放送室の外が騒がしい……うわぁ!!」
ばんっ!!
嵐子
「ききましたぇ? お祭りって」
浅葱
「私たちだってちょい役キャラなんだから、一応出たって罰は当たらないよねぇ?」
臙脂
「しおーーーーーーーーーーん!! マイ・ラバーーーーーーーーーーーー!!!」
紫苑
「てぇやぁ!!!」(臙脂(自分の親)を蹴る)
臙脂
「ごふぅ!! ……ほんと、つよく、なった……な…………がくっ」
冬山
『ふう……まさか俺たちまで出ることになるなんてな……一度はつぶそうとしたのに。どれだけおめでたい奴らなんだ』
吾妻
『まぁまぁ、是一様。ココはいちど、全部忘れて極楽浄土にいっても、遅くはないと思いますよ?』
ウメ
「アタシが人気投票に出ていない、って事に若干の怒りも覚えるがぁ……まぁ、いいじゃろ」
清水
「はうぅ~……私、選ばれてませんでした……」
麻上
「僕等もこの場にいてもいいのかな? しかし……ここはハーレムかっ!? この場に存在する最後の理想郷か!?」
黒芽
「おにぃちゃーん♪」
夏樹
「え、エルちゃん!? なんでココに!?」
黒芽
「んっふー♪ お兄ちゃんに会いに来たんだよー? ……いたっ!! ふぅえ~ん……なに~?」
雁岨
『おい。そこのガキんちょ。なれなれしく竜介に触るな』
黒芽
「あっれ~? 誰かと思えばこの間のおばさんじゃ~ん? どうしてココにいるのかな~?」
雁岨
『コイツ殺ス…………!』
春樹
「も、元会長!! 落ち着いてください!! こんな狭いところでチェーンソーをふるったら他の人に怪我させちゃいますよ!?」
雁岨
『ええい! 止めるな、紅則!! これは……これは……女の尊厳をかけた戦いなのだっ……!! だからっ…………!』
春樹
「だから?」
雁岨
『このアバズレだけは、生かしてはおけんのだぁ――――――――――――――――――――!!』
零牙
「……なぁ、俺たちがここに来てもいいのか?」
明
「いいんじゃない? ほとんどの人は来てるんだし」
炎人
「会長さん! いるかっ!?」
未来
「うわ~賑やかだねぇ~」
狼牙
「……帰ってもいいか?」
木戸
「……以前は失礼しました。自分は派遣部顧問の木戸朝義と言います。これからもよろしくお願いします」
伊賀
「あ、こ、こちらこそ(この人めちゃくちゃカッケェェェェェエエエエ!!)」
クロウ
「おーハル、いるかー?」
ハル
「ってクロウ!? 何でココに!?」
バスター
「俺が連れてきたからだ」
ハル
「って船長さんも!? ……あ、こないだ貸した、韓ドラのDVD返してください」
バスター
「すまん。持ってくるのを忘れた」
ソラ
「あ! 竜介さん!!」
会長
「おお! 誰かと思えばソラじゃないか!! よくきたな」
ウミ
「私だっているけど?」
会長
「うーーーーーーーーーーーーーーーーみーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ウミ
「とうっ!!」(蹴る)
会長
「ごふっ!!」(床に刺さる)
波月
「はははっ。ほんと、にぎやかだねぇ」
矢吹
「あーもう!! 何でこんなところにいなくちゃならないのよ!! っていうかあっつ!!」
ローグ
「そ、ソラ様ー!! 助けてくださいですのー!!」
ウネビガラブ
「青年!! 早くこの少女を…………密猟者を止めろ!!」
ジャウネ
「ほんっとにこれやばい!! はやくっ!!」
ハル
「待てぇぇぇぇぇえ!! 珍しい虫どもぉぉおおおおお!!」
柴村
「お? なんかすっげぇにぎやかだな」
凩
「なんや、けっこう騒がしいと思ってきてみれば……こんなんになっとったんか」
井宮
「……ひので様。いつぞやは……」
凩
「おー井宮さん。元気そうで何よりやなぁ」
柴村
「あれ? そういえば孝介は?」
孝介
「ここだーっ!!(列の後ろで人の波に飲まれている)」
柴村
「ありゃー……」
凩
「あらうちらでも無理やな……」
鳥下
「ならば緑、少し大きくしろ」
緑
「わかりました」
会長
「おお!? いつの間にやら部屋が広くなってパーティー会場並みに!?」
鳥下
「山上財閥をなめるなよ? この程度のこと、造作もない」
フロア
「だからって何であたしたちまで連れてこられるのよ!!」
ゲーム神
「うぅ~くらくらするぅ~」
会長
「フロアたぁぁぁぁぁぁぁん!! ゲーム神たぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
フロア
「勇者なめんなぁ!」(グーパンチ)
ゲーム神
「とどめよ!! 『ジャッジメント』!!」
ぱかーん!!
ずしーん!!
会長
「ぐふぉぉぅ…………」
ハル
「うわっ!? いきなり大きな天秤が!?」
メエ
「なんだかたのしそうだよ~? ゼロくん」
ゼロ
「そうですね、会長」
マジ
「ゼロくん、会長が迷子にならないように細心の注意を払って行動してください」
ゼロ
「わかってますって…………ってもういない!?」
メエ
「ゼロくん助けてぇぇ!! 変な人たちに追っかけまわされるー!!」
会長・臙脂・矢吹
『かわぇぇぇぇえぇえぇぇぇえぇええええ!!』
ハル
「えええ!? なんで矢吹さんまで!?」
ソラ
「ああ見えて矢吹ってかわいいもの好きなんだよなぁ…」
舞斗
「すみません、この料理はどこにおけば?」
ウメ
「あ、そこのテーブルだよ」
苑里
「ちょ、舞斗!? その料理はどこから!?」
龍二
「すいません。ラーメンどこ?」
ウメ
「あ、そこを曲がって右のテーブル」
龍二
「どうも。……んじゃ、おーいそこの人。ラーメン取ってきて」
草橋
「えぇ!? なんでっ!? ……っていうか、俺の扱いほんとにぞんざい過ぎやしないか……?」
海鳴
「にゃー」
猫鍋
「ふにゃー」
アメダスさん
「よろしくです」
霧
「こちらこそ。よろしく頼む」
時雨
「てか何気に霧ってアメダスさんとかいわできてんのな……」
会長
「うわぁ!? なんか今の今までコラボした人とかそうでない人とかいろんなやつが入ってきてる上に放送室がパーティー会場のような様相に!?」
ビリーシア
「ふむ……なかなかにおもしろそうではないか。桜田ハルよ。しかし、この物語はまだまだ続くのだろう? ならば、こんなところでは休んではいられないはずだ。精進するがいい」
ハル
「……はっ!? だ、だれ? 今の黒マッチョのインストラクター的な人物は!! ……い、いや、そんなことより会長!! どうしましょ!? これは収束がつきませんよ!?」
作者
「別にいいんじゃね? これで」
ハル
「へ? なんで」
作者
「思えばさ。この小説って、いろんな人たちとつながってる小説なんだよな。ほら。その証拠にいろんな人たちが来てるじゃないか」
ハル
「あ…………」
作者
「だからさ。その人たちを無下に追い返すこともできないし、このままでいいんじゃないのかな? と思うわけよ」
ハル
「…………」
作者
「だから……今回の話はこれになったんよ。みんなとの絆が、できてきたことだしね」
ハル
「じゃぁ……」
作者
「よっし!! 俺たちも飲み食いしにいくか!! 何せ今日は『パーティー』だからな!!」
ハル
「…………うん! そうだね!
あ、そうだ」
ハル
「読者の皆様。桜ヶ丘高校生徒会役員もついにここまで来ることができました。これもひとえに読者の皆様のおかげです。
どうぞこれからも、桜ヶ丘高校生徒会役員をよろしくお願いします!! 草々!!
ちょ、作者!! おいてくなぁーっ!!」
今回出てきてくださった(出した)キャラクターの皆様方は……
ガルーブレスト先生・『平凡ではない日常。』より、
甲山零牙・奏咲明・竜崎炎人・栄光未来・甲山狼牙・木戸朝義・霧
黒犬純先生・『スクール・ラプソディー』より、
前園孝介・柴村琢人・凩ひので・井戸端海鳴
下弦鴉先生・『アルカンシエル』より、
有澄ソラ・有澄ウミ・矢吹真璃・波月奈津・ローグ・ウネビガラブ・ジャウネ
航平先生作・『カタクロフト』より、
クロウ・バスター・アメダスさん
正体不明先生作・『金持ちはファンタジー!』より、
山上鳥本・四葉緑・フロア・ムーン ・ゲーム神・草橋創輝
ヒッキー先生作・『開明高校生徒会録』より、
高月零夜(通称ゼロ)・佐倉芽(通称メエ)・真島行人(通称マジ)(※代表してこの三人が行かせてもらいました。ニックネームは通称とさせてもらいました。By作者)
氷飴先生作・『私立神霊学園高等部』より、
阿積舞斗・柚樹苑里
コロコロ先生作・『勇者以上魔王以上』より、
荒木龍二
そして……最後に。
この物語をいつまでも読んでくださっている読者の方々。
桜ヶ丘高校生徒会役員メンバーに変わって、お礼を言わせてもらいます。
本当に。ここまで読んでくださってありがとうございます。
これからも、末永くこちらの物語を読んでくださると、
作者として、そして、
一読者として。とてもうれしいです。
本当に、
本当に。
ありがとうございます。