表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/14

第1話 女の子の体って柔らかいよね

俺、鏡淵京介(かがみぶちきょうすけ)はどこにでもいる普通の高校生だ。


「深夜徘徊さいこーっ!周りに誰もいないこの征服感ッ!!」


そんなバカな叫びは次の瞬間から聞こえなくなる。



ずるっーー


ドボンッ!!



運悪く土手で足を滑らせ川に落ちる京介。

不意に水に沈む時、人間はパニックに陥る。呼吸ができず、肺に水が入る中、手足をばたつかせるがどんどん沈んでいく。


あぁ溺死ってこんなに苦しいのか⋯⋯

まだやりたい事は沢山あるんだ!神様がいるならどうか助けてくれーーッ!!


こうして、神様なんて存在しない現実世界の鏡淵京介は、その思い虚しくこの世を去るのだった。




「ぐるしい!息がッ!!ってあれ?」

おかしい。さっきまで土手を深夜徘徊していたはず。なんで自分の家のベッドの上なんだ⋯⋯?


京介は起き上がり、周りを見渡す。自分の部屋はこれといって何もかわり映えしていない。ただ一点を除いて。


「こんな等身大のフィギュア持ってないぞ⋯⋯って、ん?これは鏡か⋯⋯えっ?」


京介の目の前にあるのは全身を写すことができる姿見だ。つまりその事から得られる結論は1つである。


「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?俺、超絶美少女になってるぅゔゔぅぅう!!」

2018/02/27 22:18

ルビを振りました。


2018/02/28 02:59

3点リーダの修正。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ