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異世界行ったら魔王になってたんだけど(以下略)  作者: にょん
第三章 怪しい二人のお姉さんに栄光あれ
44/67

44 . 約束


一階の会議室を後にしシックなワインレッドの絨毯の廊下を歩いているところだった。

私を先頭として後ろに三人が三角形に並んでいる形でその後ろに数人のメイドがいた。

「ふぁあ〜…」

ふと大きなあくびがこぼれる。

「…アイナ様、昨日はちゃんとおやすみになられましたか?」

すかさず後ろのアイの声が上がる。眠た気味に目を擦った。

「んん、寝たよ」

「…そうでございましたか。今日はこれで用事は終わりですよ」

「あぁーわかった」

てくてくと最上階の自室へと向かう。さてこの後何をしようか。そう思いを巡らせながら大きな中庭に面した渡り廊下に差し掛かったところだった。

「…珍しい組み合わせね」

私の言葉にその場の全員が中庭に視線をむける。その先には中庭の噴水に腰掛け話している二人の女性がいた。

金髪気味の狐耳と尻尾の生えたドレス姿のロングヘアの少女と、綺麗な透き通った水色髪のフードを翻す少女。

「あれは…」

「ライン様とイオ様…ですね〜」

マイの言葉を受け継いだメイがぽつりと言う。あの獣人美少女ラインと美人お姉さんイオがなんだか楽しそうに話していた。

じっと見ていたらこちらに気付いたのか、にこやかにこちらへ歩み寄ってくる。

「貴女ら仲良いの?」

「えぇ、幼少期からの幼馴染なのです」

私の何気ない質問にすかさず答えたのは何かを言いかけたラインではなくイオだった。ラインは笑顔は崩さず目でイオを睨みつけている。

「へぇ、意外ね」

「そうでしょうか?」

それより_とイオは言いかけ口をつぐんだ。少しして意を決したような表情が浮かぶ。


「この後、そうですね。お忍びであるところへ来ていただけませんか?」


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