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流れ星を受け止めて。
はじめまして、電波みーと申します。
受験勉強が嫌になり、この小説を書いてみました。
至らない点も多々あるとは思いますが、温かい目で見ていただけると嬉しいです。
俺はただ、自分の部屋のベランダに出て星を眺めていただけだった。
そういえば天体望遠鏡はどこにやったっけ、実家の押入れだっけ−−−などと、割とどうでもいいことを考えていた。
何かが屋根の上で光った気がした。星の瞬きとは違う、青白い、神々しいような光が一瞬輝いた気がした。
俺は、電線か何かがショートしたのかと思いながら、真上を見上げた。修理代とか、高くつくのかな、めんどくせーな、そう思いながら。
目に入ったのは、バチバチと音をたてる電線−−−ではなく。
女の子だった。