表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ちりとりとボク  作者: 志野崎アキラ
1/1

ちりとりとボクと記憶

駄文だから生ぬるい目で読んでくれると嬉しいです

教室、トイレ、階段、体育館……ボクは掃除の時間いつもちりとりを持ってゴミを集めてた。ホウキはボクじゃなくて他の女子や男子がやっていた。

「ねぇ、ボクはどうしていつもちりとりなんだ?」

ある日あるクラスメイトの女子に訊いた事がある。確か小学3年生の時だ。年齢はこんなようにハッキリとは覚えてない。けど、その子の言った言葉だけは、ハッキリと、昨日、いやついさっきの事のように鮮明に覚えている。


「ちりとりの人はそうやってしゃがんだり跪いたりしてるでしょ? なんだか見下してる感じがして凄く面白いの。それに人間のゴミがゴミを集めなきゃならないのは当然でしょ? わかったらさっさとそのゴミ捨ててきなさいよ、ゴミ」


とても冷たくて、蔑んだ瞳をしていた。ボクはその瞳を見て恐怖を感じた。腰が抜けそうなくらいだったがボクは……ボクという人間のゴミはゴミの入ったちりとりを持ってゴミ箱の元へ逃げるように走っていった。

閲覧ありがとうございます。気分で更新してきます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ