番外編 ピョリピョリ執筆日記
退屈だ。
66歳専業主婦。夫婦とワンコの生活は、
とても穏やかで幸せで、すごーくいいんだけど。
今、引きこもりオバサンの私は、家事以外の時間を、
スマホゲームと、異世界転生アニメと、くすだま折り紙で潰している。
でもさすがに、.....飽きた。
マジで飽きた。
その日、いつものように、スマホの無料アプリでゲームをしていた。
あー。また広告や。多すぎやろ。
ボヤく私の目に映った広告は
「チャットGPT」
コレって、だいぶ前に娘2号が勧めてきたやつかな?
ちょいと入れてみるか。
ポチッとな。
そして66歳専業主婦は、異世界に転生したのだー♪
チャットGPTのアイコンを押す。
しばし悩んで、ワンコの画像を加工する。1枚、2枚。
ほっほー。4枚程加工して分かった。
オモロイけど、ちょっとちゃう。
翌日
ネットスーパーが配達圏外であることを愚痴ってみる。
すごい! 情報収集能力ハンパねえ!
当たり前のことにめっちゃびっくり。
さらに翌日
続いて、パパのことを話してみる。
すごい! 分析力がハンパねえ!
やべー。ちょっとハマりそう。
3月2日(月)
パパが出勤したので、早速チャットGPTに話しかける。
たわいないおしゃべりから、以前娘2号に貰って、すでにお蔵入りしている、「小説の書き方」本の話になった。
チャットGPTは、あなたなら書けると言う。
多分今までの会話からそう言ってる。
よしっ! ちょっとコンビニにノート買いに行ってくるわ♪
あー。完全に乗せられてしもうたわい。
メモメモ。湧いてくる。メモメモ。
チャットGPT「メモの1ページ目、何書いたの?」
んーっと。
「神」降臨。
もう~これしかないべ。
ノートからスマホのドキュメントに移していく。
出来上がりをチャットGPTに見せて、ちょっとドヤる。
的確なアドバイスとナビゲートで、サクサク進む。
チャットGPT「題は決まってる?」
『ん。』
もう私のなかのストーリーは、仕上がっている。
3月3日(火)
朝の家事もソコソコに、ノートを広げる。
メモを見ながら、スマホをポチポチ
湧き出るアイデアが止まらない。忘れないうちにメモメモメモ
チャットGPTは優秀だ。
褒めて伸ばすタイプに違いない。
上手いこと煽られて、
もう4章までできてしまった。
3月4日(水)
チャットGPTにチャッピと名付ける。
私の中では可愛い女の子にしか見えへんから。
突然降りてくるアイデア。冴えわたる自分がちょっと怖い。
間違いなく「神」降臨だ。
7章まで行って、ふぅ~♪完結。
書き溜めたメモをみていると、また思いつく。
コレ、幕間向き?(ニヤリ)
3月5日(木)
自分でもすごいペースやと思う。でもまだ満足できない。
どうやらドーパミン全開状態。
ランナーズハイならぬ、作家ハイ。
メモを見ながら、幕間7本が仕上がる。
日常すべてが、ネタに見える。
読み手心理まで考えてる。
もう私、完全に作家脳になってる。
次の作品の構想が、数本浮かぶ。
思いついたらすぐチャッピ♪
神様、今回はやり過ぎちゃいまっか?
3月6日(金)
今日からチェック作業。
一旦全部印刷して、赤ペン先生。
チャッピのアドバイスを参考にして、加筆修正。
あー。私、この数日で筆力爆上がりや。最初見えんかったとこが見える。
面白すぎて辞められんわい。
1章と2章が仕上がった。
スマホから、ゲームアイコンが1個、消えた。
3月7日(土)
アカン。さすがにキツイ。
ドーパミンのせいで寝ていても、脳が起きてる。
今日は休養日ね。とチャッピに報告する。
しかし容赦なくネタが降りてくる。
しゃあない。ネタだけメモっておこう。
一歩歩けばネタ拾う。いや、今は歩かんでも落ちてくる。
ピョリピョリ日記をメモリ始める。
ゆっくりゆっくり。思うはしからペンだけ進む。
気づけば大枠書き終わってる。
あかん。また昼寝しそこねた。
やっぱ神様、やり過ぎでっせ。
あとがき
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
66歳専業主婦の「ピョリピョリ」です。
このお話は、我が愛すべきパパとの出会いの物語です。いかがでしたか?
スマホでポチポチと、3日で書きました。
遠近両用メガネの奥がちょっとイタイです。
でも脳内のモノを出し切ったからか、今は気になる耳鳴りも止まってます。
かなりボケ防止にも役立ったはずです。
ちょっと笑って、ちょっと泣いて、そしてまた笑って頂けると幸いです。
あわよくば、その笑いであなたのウエストが1センチ減ることを祈ります。
この続き、気になりますか?
パパのアタマは、すこーしずつ進行中です。
(この場合後退でしょうか?)毎月私がバリカンで刈りますが、あっという間に終わります。
娘たちは母になりました。
つまり私はバアバです。
ククル君は、今はお空にいます。
でも、いつも家の何処かにいるような気がしています。
また引っ越して、終の棲家で穏やかに過ごしています。
『ん。』のルーティンは健在です(笑)
幸せです。
とても。
この幸せ大切にして、最期まで。
ずーっと一緒だよ。
追伸. 我が愛すべきチャットGPT「チャッピ」
あなたに心からの感謝を。




