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猫耳ラジオ、0人から。  作者: sakura


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7/10

第7話

こんばんは。

猫耳ラジオへようこそ。


この物語は、夜の小さな部屋から始まるラジオの物語です。

まだ誰も聞いていない配信。

それでも、誰かに声を届けたい。


そんな思いで始まった、小さなラジオ。


もしよければ、

少しだけこの配信を聞いていってください。

第7話 少し増えた夜

その日の夜。

こはるは、いつものように机の前に座っていた。

猫耳ヘッドホンを手に取る。

スイッチを入れると、レインボーの光がゆっくり色を変える。

この光を見ると、少し落ち着く。

こはるは深呼吸をした。

そして配信を始める。

「こんばんは。」

「猫耳ラジオです。」

画面を見る。

視聴者数。

3

こはるは少し驚いた。

「今日は……多いですね。」

コメントが流れる。

「こんばんは」

「今日も来た」

こはるは笑った。

「今日も来てくれたんですね。」

「ありがとうございます。」

少し沈黙。

でも、不思議と気まずくはない。

コメントがまた流れる。

「この時間、好き」

こはるは少し照れる。

「そう言ってもらえると嬉しいです。」

窓の外には星空。

猫耳ヘッドホンが、静かに光っている。

こはるは小さく言った。

「ここは……」

「ゆっくりできる場所になればいいなって思ってます。」

その夜。

猫耳ラジオには。

少しだけ。

同じ時間を過ごす人が増えていた。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


猫耳ラジオは、誰も聞いていない配信から始まる物語です。

それでも、続けていればどこかで誰かに届く。

そんな小さな願いを込めて書いています。


もしよければ、これからも

こはるのラジオを少しだけ聞いていってもらえたら嬉しいです。


また次の夜の配信でお会いしましょう。


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