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猫耳ラジオ、0人から。  作者: sakura


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第5話 新しい声

こんばんは。

猫耳ラジオへようこそ。


この物語は、夜の小さな部屋から始まるラジオの物語です。

まだ誰も聞いていない配信。

それでも、誰かに声を届けたい。


そんな思いで始まった、小さなラジオ。


もしよければ、

少しだけこの配信を聞いていってください。

第5話 新しい声

その夜の配信。

コメントがもう一つ流れた。

「はじめて来た」

こはるは少し驚く。

「はじめてですか?」

「来てくれてありがとうございます。」

少し緊張しながら話す。

でも、昨日とは違った。

コメントが返ってくる。

「声いいね」

こはるは少し黙る。

「え……」

思わず笑ってしまう。

「本当ですか?」

「ありがとうございます。」

画面の向こう。

どこかの誰か。

その人に、声が届いている。

こはるは窓の外を見る。

星空。

静かな夜。

「ここは……」

少し考えて言った。

「猫耳ラジオっていう、小さなラジオです。」

コメント。

「いい名前」

こはるは少し照れる。

「ありがとうございます。」

その夜。

猫耳ラジオには。

少しだけ。

新しい声が増えた。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


猫耳ラジオは、誰も聞いていない配信から始まる物語です。

それでも、続けていればどこかで誰かに届く。

そんな小さな願いを込めて書いています。


もしよければ、これからも

こはるのラジオを少しだけ聞いていってもらえたら嬉しいです。


また次の夜の配信でお会いしましょう。


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