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猫耳ラジオ、0人から。  作者: sakura


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第3話 最初の会話

こんばんは。

猫耳ラジオへようこそ。


この物語は、夜の小さな部屋から始まるラジオの物語です。

まだ誰も聞いていない配信。

それでも、誰かに声を届けたい。


そんな思いで始まった、小さなラジオ。


もしよければ、

少しだけこの配信を聞いていってください。

第3話 最初の会話

「こちらこそ、はじめまして」

コメントが返ってきた。

こはるは少し笑う。

「ちゃんと聞こえてるんですね。」

「よかった。」

部屋は静かだった。

でも今は、少し違う。

画面の向こうに。

誰かがいる。

「今日は初めての配信なんです。」

こはるは少し照れながら言う。

「だから、ちょっと緊張してます。」

コメントが流れる。

「声、落ち着くね」

こはるは驚いた。

「え?」

思わず声が出る。

「本当ですか?」

少し恥ずかしくなる。

「ありがとうございます。」

窓の外には星空。

猫耳ヘッドホンは、静かに光っている。

こはるは小さく言った。

「また、聞きに来てくれますか?」

コメント。

「うん」

こはるは少し笑った。

その夜。

猫耳ラジオには。

最初の会話が生まれた。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


猫耳ラジオは、誰も聞いていない配信から始まる物語です。

それでも、続けていればどこかで誰かに届く。

そんな小さな願いを込めて書いています。


もしよければ、これからも

こはるのラジオを少しだけ聞いていってもらえたら嬉しいです。


また次の夜の配信でお会いしましょう。


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