第12話 さらば、ラユグトス
俺はいつもの宿のいつものベッドで目を覚ました。
早この異世界に来て1週間が経つ。
なんとも、時の流れというものは早いものだ。
そして今日はおそらく、俺がこの町から旅立つ日だ。
俺はこの1週間と何も変わらないまま顔を洗い、いつもの青いTシャツ、薄水色のロングコート、数々の戦闘で洗濯をしても少し薄汚れてしまっている白いズボンを着て、町へと向かったのだった。
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といってもまず初めに向かったのはいつものギルドではない。
俺が向かったのは【髪屋】だった。
俺の髪の染色が落ち、どんどん黒に戻ってきていたので、昨日勇者試験が終わってからすぐにした雑談の中でハイルに聞くと、ここを紹介してくれたのだった。
しっかし、これまた風情のあるところを紹介してくれたものだ。
俺が髪屋の前に着いてみると、そこには看板で大きく、堂々と髪屋、と書かれており、他の店にはない独特の風味が感じられた。
そんなこともあってか、俺は物怖じしながら髪屋の扉を開ける。
すると、
「どうされましたか?」
といった礼儀正しそうな30代くらいの女性の声が聞こえてきた。
よかった……。中の人までは独特じゃなかった……。
俺は安堵して、その店の人に伝える。
「あの……。俺の髪を薄い水色に染めて欲しいんですが……。」
「それは一時的なものですか?それとも恒久的なものですか?」
「えーと、恒久的なもので、お願いします。」
俺はどうせ知らないだろうから、とハイルにこの世界の髪屋のことも教えてもらっていた。
そしてハイルは恒久的な髪染めに必要な費用、約140000Gも俺に渡してくれたのだ。
ここまで大金の金を一括で渡してくれるようにまでなってくると、ハイルの経済事情のことを聞きたくなってくるが、本人が嫌がっていたので流石にそこまでは踏み込めなかった。
「了解しました。では費用が142800Gになります。前払いになってますので、今徴収しますね。」
「はい、どうぞ。」
俺はハイルからもらっていたGを全て渡す。
10000Gの紙幣が14枚と、1000Gの紙幣が3枚だ。
女性は俺からもらった金を、一枚一枚、手で数え出す。
……というかこの人は俺が勇者になったことを知らないのだろうか。
いや、知らないか。
知名度抜群のロッドならともかく、あのギルドにいた人じゃないと俺を知っていることはないだろう。
そんな俺の淡い期待は自己解決で打ち消されて、俺の視線は髪屋の女性の方へと再度向く。
すると女性は紙幣を数え終わったようで、俺の方を向いてこういった。
「はい。丁度。……では準備がありますので、奥の席でお待ちください。」
「わかりました。」
俺は女性に軽く相槌を打つと、指定された奥の席へと向かったのだった。
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「お、永久染色、してきたか。」
ギルドについた俺を、ハイルはいつも通りの冷静そうな、しかしニヤついた顔でそう聞いてきた。
「あぁ。これで染色については悩まされることがなくなったぜ。」
実際、あの染色の経験は魔法を使った時と同様なレベルで見ていて楽しかった。
仕組みを髪屋の女性に聞いてみたのだが、なんでも火の魔法と水の魔法と光の魔法の応用で細胞に働きかけているんだとか。
多分俺たちの科学の世界じゃ理論立てが難しそうな話だったため、あくまでこの異世界特有の技術の発達方法だろう。
そう考えると改めて、魔法ってすごいと感じられる。
そんな風に先ほどのことを回想する俺に、ハイルが話しかけた。
「それじゃあ行ってこい。もうあの【神童】もついてる。ギャラリーもいっぱいだ。せいぜい楽しんでこい。勇者ライセンスの受け取りをな。」
「あぁ。」
俺はハイルの言葉を聞きながら、シャウィーさんと初めて会ったギルド奥のカウンターへと少し小走り(といってもそんなに距離はないのだが。)に進んで行ったのだった。
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「では、ジニアス・ロッド、そしてヒカゲ。勇者試験に合格したことに基づき、あなたたちを正式な職業【勇者】だと認め、ここにライセンスを発行します。」
俺とロッドは、ギルドの一職員からそう告げられ、ライセンスを受け取った。
ライセンスには、自分の顔写真と、勇者の番号(俺はNO129と書かれていた)、それとギルド特有のハンコが押されていて、もう一つ何かを押すであろう空白も見られた。
「「ありがとうございます。」」
俺とロッドは、同時に頭を下げた。
そしてそのギルドの人がさらに説明する。
「では、今からあなたたちは、中央都市まで行ってこの大陸の大国王にハンコをもらってください。それで完全に正式な勇者となることができます。」
「え?今ので正式な勇者になったんじゃないんですか?」
「いや、ヒカゲ君?そんなことすらも知らなかったの?」
俺の真横で唖然としたロッド。
そんなロッドとは別にギルドの人は丁寧に教えてくれた。
「いえ、残念ながら、そのままではギルドという組織が許可しただけになります。しかし、国の許可は得られていません。国の許可がないと、魔軍大陸には上陸できないんですよ。」
ん?魔軍大陸?
魔王が住んでいるのって、ここと地続きじゃないのか?
俺が戸惑っていると、ギルドの人は質問がないと判断したのか、俺たちを解散させたのだった。
「じゃあ、あとは自由にしてもらって構いませんよ。良い勇者旅を!」
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俺はライセンスをもらい終えて、ハイルの元へと向かっていた。
ちなみにロッドはというと、仲間になる人物を今から指名するらしい。
果たして一体誰が選ばれるのか。
それは気になったが、別に俺も一緒に指名するわけではないので、しれっとその場を離れたのだ。
そしてハイルの元に着くと、先ほどの大陸のことに着いて質問をした。
「ハイル?この世界って、大陸が何個もあんのか?さっきギルドの人がそんなこと言っててよ。」
しかしそんな俺の疑問にハイルは、いつもとは違ってすぐに答えてくれた。
「ん?あぁ。あるぜ。まぁ何個も、つってもこの世界にある大陸はこの大陸を合わせて三つだけどな。」
ハイルは説明口調で俺に言い始める。
「まず一つ目は、今俺たちが立っているこの大陸が、3つの中で最も面積が広い、【コロネイド大陸】だ。もちろんお前が次に行けって言われたであろう中央都市もこの大陸にある。そしてこのコロネイド大陸を統治しているのが、中央都市にいる大国王だ。あの人もあの人で、よくこんな広い土地を管理できてるよ。……といってもこの大陸の5分の1くらいの辺境は、無法地帯のようなものだけどな。」
「へぇ……。」
まるでハイルは見てきたかのように話す。
こいつも10代20代の頃は冒険でもしていたのだろうか。
「というか、なんでお前が俺の次に行く場所を知ってんだよ。」
俺はその中で、単純な疑問を口にする。
だがそれは、すぐに答えられた。
「そんなもん、勇者の文献に載ってるからに決まってるだろう?勇者ロイの時代は文献が少ないからともかく、レイフィスの時だと確かにまずは証明の印鑑をもらうために中央都市に行ったっていう記録がちゃんと残っているからな。」
「そうなのか……。」
「ちなみに勇者ロイやレイフィスは……」
ハイルは脱線しながら2人の勇者のことを余すことなく話し始めた。
俺はハイルの勇者の知識に関して、本当に感心する。
いやもう、なんでそこまで調べる気があるのかわからないくらいに。
こいつにとっての勇者文献は、俺にとっての漫画なのだろうか?
そんな思考が俺の頭をよぎったが、すぐにハッとして、ハイルの話の続きを聞き始める。
「……こんなところだな。じゃあ寄り道は終わるとして、次は二つ目の大陸であり、面積はこの中で最も小さい、【バーチャ大陸】について説明するぞ。ここは一言で言い表すとするならば、危険地帯だ。そして俺はここの大陸にいる人物たちと少なからずの因縁がある。だから紹介はここまでだ。あまり異世界人のお前には言いたくないデリケートな事情だからな。」
……私情で情報を遮断してんじゃねーよ。
それでいて最後の言い回し的に絶対異世界人絡みの大陸じゃねーか。
まぁ言いたくないのなら、言いたくなくていいんだけども……。
俺はハイルの言い分を一旦認めて、続きの話を聞く。
「じゃあ三つ目の大陸だな。ここは魔王が君臨する大陸、【魔軍大陸】だ。ここにいるのは魔物と魔族ばかりで、人間はほとんどいない。だから人間が入るにはその危険度から、国の許可がいるって感じだ。そして流石に俺も、それ以上の情報は知らないな。」
「ふーん……。了解した。」
こうして俺は、ハイルの話を全て聞き終えたのだった。
まぁここのコロネイド大陸以外の情報はほぼわからなかったのだけれど……。
そんな風に戸惑いの顔を見せている俺に対して、ハイルはこう話してくる。
「じゃあ、正式に勇者になったんだから、俺に対して何か言うことがあるんじゃないのか?」
「え……?……、あぁ。そうだな。ありがとう。ハイル。合格できたのはお前のおかげだ。」
「ぜんっぜん違う。」
「は?」
なんだよ言うことって?
ありがとう以外に何を言えばいいんだ?
それとももっとへりくだった感じで言えばいいのか?
『ハイル様、この度は道端で倒れていた私めを助けていただくだけには飽き足らず、特訓までもしてくださりありがとうございました』のような感じで。
戸惑った俺に対して、ハイルは呆れたようにこう言った。
「ほら、お前、俺を勇者権限で指名しろよ。」
「…………、あ、確かに。」
俺は冷静なハイルの突っ込みを聞いて、大いに納得する。
……そう言えば、そんなことをしなくちゃいけないんだったっけ。
そして俺はハイルにこう宣言したのだった。
「じゃあ、ハイル。俺の旅に、最高の勇者になる旅に、付き合ってくれ。」
「勿論だ。」
それを言ったハイルはいつもより多めにニヤついていたのだった。
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そんな感じで勇者指名をして、旅に出る準備がもうほぼ整ったといった感じの俺たちは、ハイルの家にまできていたのだった。
ハイルは、旅に出る前に持っていきたいものがあるらしい。
そして俺は今、ハイルの家の前で待ちぼうけをしている最中だ(本当はお邪魔させてもらいたかったが、ハイルがどうしても駄目だと言うので諦めた。)。
ちなみに、ハイルにいつも金を支払ってもらっているので一体どんな家に住んでいるものかと期待した俺だったが、ハイルが住んでいたのは田舎にありそうなこじんまりとした一般木造建築だった。
なんでもハイル曰く、普通の方が落ち着くらしい。
その気持ちはわからないでもないが。
そういえば、勇者指名をした時からだろう、俺の肩には、小さな赤い字で【hairu】と刻まれていた。
多分指名した人物をわかりやすくするためのものだが、何かゲームの世界のようで疑問に思う。
職業につき触れる武具が限られるとか、この世界の職業システムは能力というよりむしろ呪いの類なんじゃないのかよ?
俺はそう考えながらも、特に深追いするべき事象ではないと判断して、自分の頭から切り捨てた。
まぁ、そんな訳ないか。
あくまでこの異世界でのルールに決まっている。
そんなこんなで色々考えていた俺だが、急に、突拍子に、後ろから声をかけられたのだった。
「ね!」
「!!?」
俺は驚いてすぐさま後ろを振り返る。
すると、そこにいたのは紛れもない勇者であり【神童】のロッドと、たくさんいた冒険者の中からロッドが選んだのだろうか、灰色のショートカットで、白い祈祷服に黒のラインが入ったベースは白色のロングスカートを着た、いかにも僧侶、といった感じの女性だった。
「なんだ……ロッドか……。驚かせんなよ……。」
というかこの件、初めて会った時もやった気がするのだが。
そんな俺に対してロッドは、突然驚くべきことを言ってきたのだった。
「この家の前で会うなんて、奇遇ね。実は私たちも、ここの家の主であるハイルさんに勧誘をしにきてね。」
「は!?ハイルはもう、俺が指名したぞ!?」
「え?何?嘘でしょ!?」
これにはロッドも驚いているようだった。
その時だ。
「よし、ヒカゲ。見つかったから、出発するぞ。……って、何かあったのか?」
と言いながら、自宅の家の扉を開け、腰にまぁまぁ大きめのサイズのポーチと、見慣れないリングを両手首につけながら、ハイルが戻ってきたのだった。
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「えーっと、つまり、ギルドの掲示板にハイルのモンスター討伐数も載ってあって、それが凄まじかったからハイルを2人目の指名候補にしようとしたけれども、ハイルはギルドにはもういなかったからここまでやってきたと。」
俺はロッドの話を整理する。
「えぇ。そうよ。この僧侶の【テレンゲ・モナ】さんを指名したから、次は戦闘員だ、と思って調べてたら、異常なほどの【思考持ち】だの大型のモンスターだのを倒した記録があったから、ここまで探しにきたってわけ。」
彼女は自分が指名した僧侶の方を俺たちに教えながらそう言った。
しかしここには大きな矛盾点が生じる。
確か1週間前にシャウィーさんは、載せたい人のものだけを掲示板に載せている、といっていた。
その理論でいくのであれば、ハイルは拒否もしていないが許可もしていないので記録は張り出されないのではないか。
だがそれはハイル本人が否定する。
「あ〜、実はな、心当たりあるかもと思って今思い出してたんだが、俺、確かシャウィーに聞かれて適当に返事してた記憶があるな。」
「ふざけんなお前!!」
「何やってるんですかあなた!!」
「ふざけないでください!!」
ハイルは俺たち3人、そう、今日知り合ったばかりのモナさんにまで叱られた。
しかし罪悪感というものにダメージを一切受けていないのか、ハイルはこう続ける。
「あ〜、悪い悪い。けどもう俺はヒカゲの指名を受けたあとだしな……。」
それに対してロッドは食い下がった。
「いやいやいや、あたしだってあなたのことを狙ってたんですよ?確かにヒカゲ君の方が先だったかもしれないし、交流的なものもあったらしいですけど、それでもあなたのミスでこんな事態になったのは必然的事項です。だったら何か、責任を取ってはくれませんか?」
かなり確証をついたロッドの言い分(というかロッドの敬語を使っているところを何気に初めて見たような気がする。)に対し、ハイルは少し悩んだのち、折衷案としてこう言い放った。
「じゃあ、中央都市に行くまでは俺たちは一緒に旅をする、これでどうだ?馬車で行くにしろ、徒歩で行くにしろ、中央都市までの道のりはかなりあるし、お互いにメリットのはずだが。」
まぁ妥当と言えば妥当だろう。
俺もハイルとの2人旅、というよりかは仲間が複数名いた方が旅が楽しくなりそうだし賛成だ。
だけども少し疑問点もある。
「なぁハイル。テレポートは使えないのか?」
そんな俺の質問に、ハイルはしっかりと返答した。
「ヒカゲ。よく聞いておけよ。テレポートに使う魔道具はギルド、大魔法使い、もしくは王族にしか使うことが許されていないんだよ。まぁ無法で手に入れて使ってるやつだったり、ずいぶん昔に【転送士】っていう便利そうな職業のやつもいたが、前者は見つかったら牢屋行きだし、後者はレア職業だから、今この世にいるかどうかすらわからない。だからテレポートは使えないんだよ。」
するとロッドは俺とハイルが話している間に考えたのちに、こう結論を出した。
「……。わかった。それで手を打ってあげます。モナさんも、それでいい?」
「はい、私は大丈夫ですよ。」
モナさんはそう言って微笑んだ。
それを見たハイルはすぐに門の方を向いて、こう言い放ったのだった。
「了解。じゃあ馬車で次の街まで行くとするぞ。お別れの準備は済んだか?」
それを聞いたロッドとモナさんは驚く。
「え!?今から行くんですか!?確かに他の街の人たちにはお別れを言ったけども、まだ大まかな準備が……」
「私もです。なので少し時間をくれませんか?」
「……わかった。じゃあ町の入り口の馬車定期便利用場まで俺たちは行っておくから、昼までには来いよ。」
ハイルがそういうと、2人は了解し、お互いに去って行ったのだった。
それを見計らって、俺はハイルに質問する。
「そういえば、お前が持ってきたそれとそれ、なんなんだ?」
ポーチと両手につけたリングのようなものを見つめつつ。
「あぁ。これだな。前者はただ単なる財布だよ。んで後者だが……、これは物を収納する魔道具だ。昔知人が持っていたことがあってな、気に入ったのでかっておいたんだが……、まさかこんなところで役立つなんてな。」
「何が入ってるんだよ?」
「片方は食料や水などの生存セット、そして片方は、俺の宝物ってところだな。まだお前には言えない。」
俺が軽く聞いてみたのだが、半分はぐらかされてしまったようだった。
「それじゃあ、俺たちも行くぞ。馬車利用場までな。」
――――――――――――――――――――――
そんなことがあって、昼にはようやく少し大きめの馬車に全員が乗り終えることができたのだった。
ちなみに最後に来たのはロッドである。
「ったく、予約していたこっちの身にもなってくれ。遅刻しないかどうかハラハラしてたんだぞ?」
この世界の馬車にダイヤとかってあるのか?
と俺は疑問に思ったのだが、流石に一種の比喩だろうと思い、口を顰める。
そんなハイルの冗談に対してロッドは、
「ギリギリだったけど遅れなかったからいいでしょ?こちとら色々ギャラリーを集めてたんだから。」
と反論を返した。
そう、今俺たちの乗っている馬車の周りには、数々の冒険者たちがいて、俺たち(メインはあくまでロッドだが)の旅出を祝福しているのだった。
「まぁ、気分は悪くないが……。」
流石のハイルも口をもごもごさせていた。
「あ、馬車が動き始めましたよ!」
そう言ったのはモナさん。
少しずつ、だが確実に、このラユグトスの町から俺たちは出発しようとしているのだ。
群衆は、数々の声援を俺たちに向けていた。
それに対して全部を返しているロッドは、もはや狂気というべきか。
そんな中俺がその群衆をよく見ると、酒場のおっさん、服屋のおっさん、今日会った髪屋の女性、そしてシャウィーさんもいたのだった。
そして俺と目が合ったのか、はたまたただ言いたくなっただけなのか、シャウィーさんが手を振りながら、声高々にこう言う。
「皆さーん!!良い旅を〜!!」
そんなシャウィーさんの声に呼応するように、俺はこう言い返したのだった。
「はい!!シャウィーさん達も、お元気で!!」
そんな間にも馬車はどんどん加速していき、門を抜け、ラユグトスの町がどんどん小さくなって、ついには見えなくなってしまった。
次に行く町はどんな町だろう。
そんな想像を淡くしながら、俺は駆け行く馬車の中で、ハイル、ロッド、モナさんと雑談を始めたのだった。
俺たちの旅は、続いていく。
以上で、ラユグトス編、かつ「最高の勇者になるために」完結です。
なんか打ち切りっぽくなったのはまた続きを書く可能性があるからです。
またどこかで、会いましょう。




