89回目 惜しみなく使っていく、惜しみなく使えるものなのだから
損害をものともしない突撃。
無人機ならではの戦い方だ。
人が乗ってるものなら、こんな事は出来ない。
また、高度な技術を用いた高額な兵器でもこのような事は難しい。
いくら人が死なないとはいえ、破壊してしまうのは惜しい。
その点、浮遊砲台は遠慮無く使える。
安さを優先して作ってるようなものだ。
また、量産性も優先している。
最低限の機能はもってるが、失ってもそれほど惜しくない程度でしかない。
もとより消耗品ととらえられてる兵器である。
損耗がどれほど大きくても、あまり気になる事は無い。
それで勝利が得られるならば。
敗北して滅亡する事以上の損害・損失は無い。
敵の中にねじ込み、敵を粉砕していく。
穴を開けて敵の動きを遮っていく。
そうして出来た隙間に、葦原が持ってる最大戦力が突っ込んでいく。
「行くぞ」
葦原の持つ宇宙軍戦力。
その全てが突撃を仕掛けていく。
艦隊の指揮を執るミチオの号令に従い、葦原全軍が突撃していく。
浮遊砲台を先行させて通り道を作る。
その中を通って、侵略者艦隊の旗艦を狙う。
それが葦原の立てた作戦だった。
この為に、数少ない通常戦力の全てを用いていた。
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