表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】異星人からの侵略を受けたので、どうにか生き延びて反撃をします  作者: 星空甲
3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/100

86回目 多いからこそ脅威、多いからこその不利 3

 各国の艦隊が攻撃を仕掛けていく。

 最初は混乱を発生させるため。

 混乱が拡大してからは、追撃して戦果を拡大させるため。

 侵略者艦隊は、その思惑通りになっていく。



 膨大な数という圧倒的な脅威。

 それに対抗するには、相手の動きを乱すしかない。

 そう考えて各国は侵略者艦隊の各所を攻撃していく。

 少しでも動きを乱すために。



 その乱れがほころびになり、ほころびは付けいる隙になる。

 各国は容赦なくそこを突いていく。



 突入していく地球側艦隊。

 それらは侵略者艦隊の表面を次々に食い破っていく。

 混乱してる侵略者艦隊は、まともな反撃も出来ない。

 それが被害を拡大させていく。



 ある程度の損害を与えたところで、地球側は離脱していく。

 長居は無用だった。

 個別の能力で優れていても、数で負けてるのは変わりない。

 目の前の敵を倒しても、その後ろからは寄り多くの敵が押し出されてくる。

 まだ整然と動いてる大多数の艦隊がだ。

 それらを相手にするには分が悪い。



 それらを相手にする事無く、すぐに離脱していく。

 正面からぶつかったら不利なのだから。

 敵の数にすりつぶされてしまう。



 そうして戦っても、撃破数は稼げるだろう。

 一隻が沈むまでに、何隻もの敵艦を撃沈できる。

 だが、それでは数の多さにのまれる。

 たとえ何倍もの敵を道連れにしても、それで敵が残ってしまっては意味が無い。

 まずは敵を少しずつ減らさねばならない。

 でなければ、最終的に地球側が全滅するだけで終わってしまう。



 長期戦を強いられる。

 戦いを長く引き延ばし、侵略者の数を減らさねばならない。

 それが出来なければ、地球側の敗北で終わる。



 しかし、その時間がない。

 多少の混乱を発生させつつも、侵略者は足を止めない。

 葦原へと迫っていく。

 それを止めるには、どうしても数が足りなかった。

気に入ってくれたら、ブックマークと、「いいね」を


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。




こちらのコメント欄で今までの話が話題になってる事もあった
皆さんも覗いてあげてくれ
http://mokotyama.sblo.jp/article/189426272.html
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ