83回目 本隊到着、侵略者再び
不安の権化が襲いかかってくる。
再びやってきた侵略者艦隊。
以前とは比べものにならない程の軍勢。
それらが葦原にやってきた。
前回を大きく上回る艦隊。
観測できるものだけでも、10倍の規模をもっている。
殺到してくるそれらに、葦原も持てる戦力をぶつけて対抗していく。
まずは無人の浮遊砲台。
これらが前回と同様に迎撃につく。
敵艦隊もそれを見越して、攻撃を開始していく。
射程においては敵艦隊の方が上。
その為、まずは一方的な攻撃がふりかかる事になる。
予想された事だ。
前回も似たような経過を辿っている。
なので、今回は少しだけ対策をしている。
浮遊砲台に中に幾つか配置されてる新規の船。
防御用のバリアを展開する事だけに特化した船。
それらが敵の攻撃を阻止していく。
展開されるバリアが敵の砲撃を受け止める。
これにより攻撃の大部分をはじき返す事が出来た。
味方の損害はほとんどない。
敵艦隊は、ほぼ無傷の浮遊砲台の中に突入する事になる。
そんな敵に浮遊砲台が攻撃を仕掛けていく。
相変わらずの旧式砲による攻撃。
だが、それも敵艦隊を撃破するには十分だった。
砲撃を受けて次々と撃破されていく侵略者艦隊。
大半はバリアや装甲で受け止めていく。
なのだが、許容量を超え殺到する砲弾の全てを吸収は出来ない。
バリアを超えた砲弾が装甲を叩く。
へこんだ装甲に、更に追い打ちがかかる。
そして艦に穴が空き、内部を破壊していく。
侵略者艦隊の先頭は、こうして壊滅していく。
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