80回目 単純・簡単ゆえの早い・安い・それなりは結構使える
浮遊砲台は基本的に使い捨てとして用いられている。
回収すれば再利用できるが、それを期待してるわけではない。
その性格は、地雷や機雷などに近い。
設置型の罠である。
近寄れば、近くを通れば攻撃する。
それだけのものだ。
自力で移動が出来るというのが違う部分だろうか。
それとて、高速で移動するわけではない。
複雑な動きが出来るわけではない。
あくまで設置してる場所に自動で向かう程度だ。
だからこそ、安く大量に作れる。
見つかって撃破される事を前提として。
それでも相手を撃破出来ればいい、損害が当たられればいい。
かけた費用を含めた諸々の経費のもとを取れれば良い。
何より、侵攻を妨害できればよい、少しでも時間が稼げれば良い。
ついでに無駄弾を撃たせられれば、なお良い。
それで相手に補給の手間をかけさせられればありがたい。
そのための浮遊砲台である。
撃破されても何も問題はなかった。
物が壊れるのは問題だが、人が死ぬわけでは無い。
戦争においてももっとも大きな損失である人命。
それを何一つ消耗しないのがもっとも大きな利点である。
それでいて損害はそれなりに与えてる。
侵略者艦隊の撤退がそれを示している。
緒戦は勝利で終わる事が出来た。
気に入ってくれたら、ブックマークと、「いいね」を




