表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】異星人からの侵略を受けたので、どうにか生き延びて反撃をします  作者: 星空甲
3章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/100

79回目 侵略者の到着

 防衛体制を急激に向上させていく葦原。

 侵略者がやってきたのは、その最中の頃だった。

 軍事施設を中心に設備がととのい、とりあえず必要なものが揃っていた。

 各国の軍勢もそれなりに揃い、指揮系統もまとまりつつあった。

 それなりに迎撃が出来る状態になっていた。



 そんな中で戦闘が開始されていった。

 基本はいつも通りである。

 予想される侵攻路に設置された無人兵器が攻撃を開始していく。



 攻撃範囲に入った侵略者艦隊を確かめ、設置されていた浮遊砲台が作動していく。

 宇宙航海用の小型船に、探知機と砲を付けただけの簡素な兵器。

 それらが与えられた命令に従い攻撃を開始していく。



 その一つ一つは大した性能をもってるわけではない。

 探知機の効果範囲も、搭載された砲の威力も命中精度もそれほどではない。

 だが、それがいくつも存在し、一斉に攻撃を開始するのだ。

 そのうち幾つかは確実に命中する。



 命中精度も極端に悪いわけではない。

 質の低い探知機であっても、迫る敵に姿をとらえる事は出来る。

 そうして得られた相手の移動速度や移動方向から、未来の位置はある程度予測出来る。

 その予測した位置に向けて砲撃をするのだ。

 それなりの砲弾が命中していく。



 威力の低さも悲惨なほどではない。

 小型宇宙船がのせてる砲は、確かに最新鋭ではない。

 時代遅れになり、廃棄される予定だったものがほとんどだ。

 だが、威力はそれなりにある。



 最新型に比べれば、確かに様々な面で劣る部分はある。

 だが、無力と言うほど低いわけではない。

 当たればそれなりの損害を敵に与える事は出来る。

 あくまで旧式というだけのものがほとんどだ。



 その攻撃を受けた侵略者艦隊はたまったものではなかった。

 大量に飛んでくる砲弾によって、それなりに損害を受けていく。

 全部が命中するわけでは無いにしても、何発かは当たる。

 旧式といえどもそれなりの威力はある。

 それを食らえば、何かしらの損害は受ける。



 もちろん反撃もする。

 ほとんど浮遊してるだけの砲台である。

 しかも、小型船を使ったものだ。

 回避するだけの機動力は無い。

 一発当たれば撃沈するだけの脆弱さしかない。

 撃沈は簡単にできる。



 攻撃を受けつつも侵略者達は前進する。

 立ち塞がる浮遊砲台を撃破しながら。

気に入ってくれたら、ブックマークと、「いいね」を


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。




こちらのコメント欄で今までの話が話題になってる事もあった
皆さんも覗いてあげてくれ
http://mokotyama.sblo.jp/article/189426272.html
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ