55回目 到着、撃退、制圧 7
一気に接近したミチオとカケルは、敵基地に向けて攻撃を仕掛けていく。
対空機銃や対空ミサイル、対艦ミサイルに大型レールガン。
探知機に通信機などを徹底的に破壊していく。
また、内部格納庫にも侵入し、戦闘機なども破壊していく。
それから司令部を制圧。
基地の制御を掌握していく。
やる事は同じだ。
軌道基地を動かして、敵にぶつけていく。
おなじように軌道上に浮かんでる別の基地に。
その間に弾薬や補給品などを回収していく。
このまま捨てるのももったいない。
持ち出せるだけ持ち出し、有効活用していく。
こうして瑞穂の軌道上から敵対勢力が消えていく。
もともと、それほど防衛設備がととのってるわけでもない。
辺境なので、どうしても設備が後回しになっているのだ。
その為、ミチオとカケル達が少し頑張るだけで、星の防衛をほぼ丸裸に出来てしまった。
この時点で瑞穂の防衛力はほぼ壊滅した。
地上にはまだ国防軍は残ってる。
だが、宇宙に部隊を送り込む手段がない。
マスドライバーなどはあるにはある。
だが、一部を除いてこれらも破壊されている。
ミチオとカケル達に続いてやってきた、出澄脱出者達によって。
地上のマスドライバーには、持ち込んだ小惑星をぶつけていった。
これらを分割して、幾つかのマスドライバーに向けて落としていった。
ロケットをつけて加速をつけた小惑星の欠片は、十分な質量でマスドライバーをへし折っていった。
こうして瑞穂は宇宙に出る手段の多くを失った。
残ってるマスドライバーも、攻撃目標にされている。
下手な動きをすれば破壊される。
そう通達されては何も出来ない。
ロケットを作って打ち上げる事ができればどうにかなる。
だが、作って打ち上げるまで時間がかかる。
最低でも一ヶ月は必要だ。
仮にこれを克服できても、ロケット一つで打ち上げられる量は高がしれている。
戦闘に必要な兵器や兵士を送り込むには、大量のロケットが必要になる。
それを用意する事はできない。
事実上、瑞穂は制圧された。
数においては圧倒的に少ない出澄脱出者達によって。
そして、制圧した者達によって、瑞穂では脱出の準備が進められていく。




