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【完結】異星人からの侵略を受けたので、どうにか生き延びて反撃をします  作者: 星空甲
1章

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39/100

39回目 出澄脱出、船団護衛 4

 敵艦との距離を縮めていく。

 ロケット弾が外れないくらいに近づく。

 射程の中に、ここからだと回避が出来ないくらいの距離に。



 そんなミチオの動きを敵も阻もうとする。

 戦闘機を繰り出し、対空機銃を放ってくる。

 もちろん、対空ミサイルも。

 それらをミチオ達は回避していく。



 搭載しているレーダーで敵の攻撃は把握出来る。

 それを元に、瞬時に危険地帯を予測。

 安全な場所を表示していく。

 それに従えば、被弾を大きく減らせる。



 誘導ミサイルなどはさすがに避けにくいが。

 それらは戦闘機に搭載しているバリアが防いでくれる。



 接近する攻撃に対応して展開されるバリア。

 超近距離専用の防御兵器である。

 とてつもない出力が必要になるビームを機体周辺だけに展開する。

 これにより、飛んでくる弾丸やミサイルなどを迎撃する。

 機体を球形状にくるむビームの膜は、接近する様々な攻撃を防いでくれる。



 爆発反応装甲に似たような装備と言える。

 着弾と同時に爆発し、その衝撃で攻撃の威力を相殺する。

 形を変えてそれがこの時代にも用いられている。



 また、滅多にない事ではあるが、接近時の攻撃にも使うことが出来る。

 弾やミサイルだけではなく、敵機体が接触するほど接近してもバリアは発動する。

 その際には、強力な武器として敵に損害を与える。

 宇宙空間で格闘になるような事はほとんど無いが。

 万が一そうなれば、防御兼攻撃兵器となってくれる。



 そのバリアの助けも借りて、敵の攻撃をしのいでいく。

 さすがに連続して攻撃が当たれば、バリアももたないが。

 多大な出力が必要になるので、連続して使えないのだ。

 展開に必要なだけのエネルギーが溜まれば再使用も出来る。

 ただ、それまでに若干の時間が必要になる。



 なので、回避も必要になってくる。

 攻撃を受け続けてバリアが切れないように。

 濃密な弾幕を張られればそれも難しくなる。

 表示される安全圏をくぐり抜けて、どうにかこの無茶を通していく。



 そうして接近した敵艦に、ほぼロケット弾の対艦ミサイルを撃ち込んでいく。

 至近距離と言って良い距離まで到達している。

 回避は不可能。

 肉薄したミチオの攻撃は、狙い通りに敵艦に当たっていく。

 派手な爆発が発生した。

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こちらのコメント欄で今までの話が話題になってる事もあった
皆さんも覗いてあげてくれ
http://mokotyama.sblo.jp/article/189426272.html
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