表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】異星人からの侵略を受けたので、どうにか生き延びて反撃をします  作者: 星空甲
1章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/100

38回目 出澄脱出、船団護衛 3

 色々な思いを抱えながらも、ミチオは戦闘機を進ませていく。

 既に浮遊砲台が異星人艦隊への攻撃を行っている。

 その補完としてミチオ達が加わる形になる。



 浮遊砲台によって異星人艦隊の大部分は損傷を受けている。

 まだ沈没するには至らないが、本来の能力は発揮できない。

 そんな異星人艦隊に、ミチオ達は突撃していく。



 本来ならば、遠距離から対艦ミサイルを放り込みたいところである。

 敵艦は損傷を受けてるとはいえ、機能を完全に停止してるわけではない。

 対空砲が生きてるなら、迎撃を受ける可能性がある。

 それを考えれば接近するわけにもいかない。



 しかし、無理をしてでも接近せねばならない。

 対艦ミサイルなどが底をついてるからだ。



 何度も接近してくる異星人艦隊。

 その迎撃の為に何度も出撃し、攻撃を仕掛ける。

 当然、弾薬はその都度消費する。

 無くなっていくのは当然だ。



 再生産も求めてるが、そう簡単にできるものではない。

 最新のものだと、作るのに時間も手間もかかる。

 そして、技術力も。

 出澄にある生産施設でこれらを作る事はできない。



 やむなく、これも代替品を用いていく。

 出澄でも作る事ができる程度のものを。

 当然ながら、性能は正規品よりも落ちる。



 今、宇宙戦闘機に搭載されてるのは、国防軍が装備する対艦ミサイルではない。

 ありあわせの物で作った急造品だ。

 破壊力はそれなりだが、誘導性能は格段に落ちる。

 ほとんど直進しかしないシロモノだ。

 いっそ、ロケット弾といった方が良いだろう。



 そんなものなので、出来るだけ接近しなくてはならない。

 遠くから放てば避けられる可能性があるからだ。

 そこまで接近する為にも、多少は無茶をしなくてはならなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。




こちらのコメント欄で今までの話が話題になってる事もあった
皆さんも覗いてあげてくれ
http://mokotyama.sblo.jp/article/189426272.html
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ