前へ目次 次へ PR 13/51 鬼は誓う 部屋に戻り電気をつける。 「……ふぅ」 三人目も終わった。彼女は今もまだ暗い路地に一人佇んでいる事だろう。 彼女は果たして、自分が殺された理由を分かっていたのだろうか。 いや、どうせ何も覚えていないのだろう。 ただの遊びだった。無邪気な子供の。その程度だ。 でもだからこそどこまでも残酷なのだ。 塞ぎ込んだ彼に話しかけ続けた日々を思い出し、胸が苦しくなった。 ――まだ終わりじゃない。 あなたの無念を晴らす。 私は改めて誓った。