運営 やらかされた事の原因
時差投稿です。本日2話目(;´Д`)あぁ、おなかへっつんた…
ナツ姉さんの活躍(迷惑)を長めに書きたかったのに短く…(;´・ω・)どうしてぇ?
モニター室にて
「あ、レンきゅんインしているんだ!ふっふぅ何しているのかなぁ?」
「あ、ちょ!?日名さん勝手に弄らないでください!」
「きゃー!レンきゅんが!レンきゅんが寝ている!ゲームの中で!私の念願の夢の一つが今果たされたわ!」
「おぅふ、マジ天使。撮らねば。」
「スクショよ!是非ともスクショよ!」
この場に止める者は居なかった。
「うーん、どうせなら狐っ娘×キツネにしたいなぁ…。」
ナツはこの組み合わせをいかにして実現させるか考える。
「ウルフをキツネに変えれば行けんじゃね?私マジ天才だわ!」
ナツはモニター室を颯爽と出て、自らのデスクへと駆ける。
「チーフ、どったの?ついに頭イカレたん?」
こうるさい部下がいるが何か言っているが知ったこっちゃない。確か九尾のキャラグラが確かこっちの奥地に配置されて…見っけ!これをあのボスMobのグラフィックを差し替え…まて、待つんだ私。レンきゅんの隣に置くには尻尾が多い…。
「え?ちょ!?チーフ!?何勝手に九尾っちのキャラグラ引っ張ってきてんのさ!?」
チラリとデスクを覗いて来た部下が画面に映った九尾を見て驚く。
「九尾の尻尾を一本に…クフフフ。」
「何バカしてんの!?皆が尻尾にこだわりを持って調整した九尾っちの尻尾を一本に!?あ、ちょ!?誰か!!至急九尾っちのバックアップを!チーフご乱心だよ!尻尾の危機だよ!」
「さぁーチョッキンしちゃいましょうねぇ♪」
雑音を気にせず九尾の尻尾を一本に変えて毛並みを弄る。ここはやっぱり小金色っしょ!よし!出来たこのグラをウルフと差し替えて…良し出来た!さぁ、モニター室でスーパースクショタイムと行こうじゃない。
「ふっふぅ!私ってば超天…さ…い?」
気が付けばキャラデザ部全員が私を取り囲んでいた。
「なに?どうかしたの?私、何事にも代えがたい予定があるからそこを通してほしいのだけど。」
「奇遇っすねぇ、チーフぅ。私達も有るんですよ何事にも代えがたいOHANASHIがねぇ!」
「九尾の尻尾を一本にする暴挙この場にいる誰一人として許しは致しませんよ。」
「「「そうだそうだ!」」」
ナツは約二日間食事をまみえながら延々とお説教をされた。狐っ娘×キツネを見る事無く。
◆
レンがランと契約した同時刻。
「ディレクター、ボス攻略されたッス。」
「そうか、じゃあ皆そろそろギルドホームが欲しいことだろうから。ゲーム内時間のお昼に土地購入システムを解放しろ。」
「了解っす。」
◆
―土地購入システム解放二十分前。
「げ、これはヤバいな。まさか持ってるなんて…。」
平凡な見た目した男は急いで帰り支度をする。
「あ、スンマセン。急用が出来たんでお先っす。」
「はいよー。」
簡素に隣の奴にそう言ってスタコラサッサと会社を出る。出る寸前で放送が鳴る。
『ピンポンパンポーン、あー、SS部の山田君。至急私の元へ来なさい。』
この声は笹木チーフの声だ。つまりこの放送が流れたと言う事はアレが発覚したのだろう。
「うげ、誰が行くかっての、さっさとズラかるが一番…。」
「ピンポンパンポン、さっそく来てくれたようだね。出来る部下を持って私は幸せ者だね?」
ギギギッ…。前を見るとマイクを持った笹木チーフが、
「さ、中に戻るよ。」
目の前に立って居た。
―カシャン。
「…はい。」
手錠をつけられた俺はディレクターの元に連行された。
◆
―お昼まであと五分。
「で、ディレクター、どうするです?」
「予定をいくらかはやめるが次の街ツヴァイを解放する。急ぎ各所に連絡しろ。解放の件はおまけで話してしまえ。」
「ハイっす。代わりに僕がお知らせ担当しときますッス。」
「任せた。…これで良し。一応一通りは調べて内容は知っている。で、山田。何で土地開放システムが周知される前にアインの土地全て一人のプレイヤーに買収されたのか教えてもらおうか?」
ディレクターの前に正座させられた俺は弁明する。
「取りあえず一からいうと物理的に無りゲ―の条件を悪戯心で作ったんです。だけどどういう訳かクリアされたんです。ディレクターのオコッタさんと同じです。」
「ほう。」
「数人のNPCにだけ不動産の情報を持たせておいて、聞き出したら不動産に行けるようになっていたんです。不動産NPCには借金持ちで金額を馬鹿高く設定して借金取りに襲われるシナリオにしてあったんです。そこから二つの条件を満たせば買えるようにしたんです。」
「…言ってみろ。」
「500万クレジットの用意と借金取りの撃退です。この時期にそんな多額のクレジットを持てるプレイヤーなんて物理的にいませんし、借金取りMobも高めに設定してあって五人配置しておいたんす。」
「確かに配置されていたな。」
「しかし、それだけの金額を所持していて高レベMob五人を倒すプレイヤーが居たんす。」
「それで土地を全て買われたと。言い分は分かった。取りあえずお前は今回の事件を引き起こした原因だ。ボーナス50%カットな。」
項垂れる俺を横目に笹木チーフが前に出る。
「あ、ディレクター、それとついでにもう一人原因になった人が居るんだけどその人は?」
誰だそんな奴が居るのか!?ふざっけんなよ!!
「このことは社内に既に広がっている。その上で自首してこないでしらばっくれてる馬鹿野郎が居るのか。そいつは減給&ボーナス無しだな。で、その口ぶりだと知っているんだろ?誰だ?」
笹木チーフはゆっくりとディレクターを指差す。
「ん?俺の後ろにいるのか?って、誰も居ないじゃないか。ふざけるのもたいがいに…。」
「ふざけてませんよ、原因はあなたです。ディレクター。」
笹木チーフは懐から何枚かの資料を出す。どうやらあるプレイヤーのログの様だ。
「山田君、ここ、読んで。」
俺は差された所を朗読する。
『 郊外にでた。
枝を踏んで敵に気付かれた。
ディレクターのオコッタさんが現れた。
尻尾に被弾した。
オコッタさんをキャッチした。
オコッタさんを振り回した。
ヘルメットをゲットした
オコッタさんを殴打した。
オコッタさんを倒した
所持金15000000クレジットを手に入れた。
レベルが上がった。 』
「と言う事よ。やったねディレクター。減給&ボーナス無し決定だね。」
ディレクターがあんな金額設定しなければ条件は達成されず失敗になったのに…!!と俺は心の中で慟哭した。
「さてさて。」
笹木チーフは懐からまた何かと取り出しマイクに押し当てそしてそれについているボタンを押す。
あれは…ボイスレコーダーか。
『―言い分は分かった。取りあえずお前は今回の事件を引き起こした原因だ。ボーナス50%カットな。
ディレクター、それとついでにもう一人原因になった人が居るんだけどその人は?
このことは社内に既に広がっている。その上で自首してこないでしらばっくれてる馬鹿野郎が居るのか。そいつは減給&ボーナス無しだな。―
…
‥
・
―オコッタさんを倒した。所持金15000000クレジットを手に入れた。レベルが上がった。
と言う事よ。やったねディレクター。減給&ボーナス無し決定だね。』
「…。」
FXで有り金全部溶かしたような顔のままディレクターは固まっていた。
「社内に広がっちゃったね♪ディレクター♪さて、面白とこは終わったから私帰るねー。山田君も帰るよー。」
「あ、はい。」
笹木チーフに袖を引かれ。去り際に見たディレクターの顔で俺のさっきまでの怒りは何処かに行ってしまった。
SS部はショートシナリオ部って読みます。いわゆるクエストを作成していたりする部署です。
説明しなきゃなところかなりすっ飛ばした感があるので指摘や感想次第で補足を入れようかなって思ってますです。はい。




