金策はウサギに阻まれる
休みに動物たちの楽園的な映画を見てきたりとしたせいで遅くなってしまいました!
おまけに短い…(;´・ω・)
明日から頑張ります!というニートフラグ立てておきますね。
外に来たのはこれで二度目だ。透き通るような草原の香りが心地よい。
「さて、私横で見ているね?」
「え、レンは戦わねぇの?」
「金欠なんでしょ?なら沢山倒さないとでしょう?」
お金はMobを倒したプレイヤー、もしくはダメージを与えたプレイヤーにダメージの割合で割り振られるらしい。コウ一人で倒せば、コウが満額手に入れられる。つまり稼ぎの効率が一番良い。…らしい。
「あ、そうだったわ。すまんな気使わせて。」
「ほら、あそこにゴブリンみたいなMob湧いたよ?」
「マジか!サンキュ!」
そういってゴブリンめがけて走っていくコウを私は追いかける。
「はぁっ!」
コウの放つ一閃でゴブリンは真っ二つに割れる。
「お、流石だね。伊達に一日素振りしてただけに鋭い一撃だったよ。」
「だろ?素振りしていたらソードのスキルレベルが結構上がって37レベルまで上がったんだよな。って、うわ!?スキルレベルが41レベルに上がってる!?」
急激なスキルレベルのアップに驚いている様子だった。
「へぇ、よかったね。あ、ウサギ。」
私はそんな事より視界の端トテトテ歩いているウサギに釘付けだった。
「…なにウサギ見てんだ?」
「だってウサギだよ?可愛くない?」
ウサギを見ている私を見て溜息をつくコウ。
「ちょっと行ってくるね。」
「お、おう。」
私はウサギの元へと近づき、手前でしゃがむ。
「…おいで。」
「いやMobだから来るわけ…ないぞ…。って、はぁ?」
私の呼びかけに答えてウサギが近づいてきて、私が差し出した手の匂いを嗅いでいる。そんな姿にコウは驚きを隠しもしていなかった。
「来たよ?」
「普通は来ないからな?」
私はウサギを持ち上げる。ウサギは暴れる事無く腕に収まった。…おぉ、ふわっふわっ!
「もふもふ、ふもっふ。」
「頼むから日本語で話してくれよ。」
「もふもふしてて、ふもっふしてる。」
つまり肌触りがとても心地よいんだよ!
「そっか、なぁレン?俺にも触らせてくれねえか?」
「ん、はい。」
「ありがと…ってい!?」
コウがウサギに触れようとした瞬間ウサギは私の腕を跳び抜けてコウの頭の上に乗った。
「良かったねコウ、ウサギも満更でもないみたいだよ。」
すでにコウの頭上でウサギはウトウトとし始めていた。
「…この状態でどう戦えばいいんだろうか?」
「うーん、今日は諦めろって事じゃない?」
「えぇ、始まったばっかりじゃんか。ん?メッセージが届いたみたいだ。誰だろう?ナツ姉か。ええと…」
―レンきゅんと二人きりなんてずるすぎぃ!だから、今日は一人帰って寝ようね?ね?決して僻みとか妬みとか私心なんて入っていないからね。あ、レンきゅんは残ってていいからね!何かあったらお姉ちゃんが助けに行くからね!ついでに金欠は可哀相だから10000クレジット添付しとくね。―
「私心丸出しすぎんだろナツ姉…。だけど10000クレジットは嬉しいな。今はリアルはお昼か。しょうがない、また夜にインすることにするよ。」
姉さんの嫉妬に慣れているコウは諦めて街へと歩き出す。
「姉さん、あんまり変な事しているようだと嫌いになっちゃうよ?」
コウの去り際に頭のウサギをジト目で見ると耳がビクッとしていた。
次早く上げられるように頑張りますねぇ
|д゜)




