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ゾンビの変化と戦争準備

 見回りのリキとギルスとハンクが異変に気付く。

ゾンビが狂暴化しているのだ。

「ヤェ!」

ゾンビがそう叫ぶ。

「ファァァッ」

動く人形だったゾンビが機敏に動くのだ。


 リキは持っているナイフで近くのゾンビの頭を刺す。

そして意識をうしなったゾンビを投げる。

時間を少しでも稼ぐための洗練され動き。


 カランカランカランカラン。

町中に警報が鳴る。


 僕とグレッグ、グレンは走っていた。

「待てまだ門は開けるな! 」

ハンクは叫んだ。


 ゾンビの異様な声。

「ここで耐えなければ、門まで入られる危険がある」

ギルスは言った。


 門を使わなければ出れないことはない。

城壁からロープを降ろす。


 僕とグレッグ、グレンが降りて計6人の部隊で討伐にあたった。


 1時間程対処している間に徐々に人が増え街の戦える人全員が駆け付けた。

ハマーは弓兵として、ロープの管理と、射撃を行う。


 ゾンビの目の色が赤くなっていた。


 この世の全てのゾンビが街に来ているようだった。

そこで気づく

「さっきまでいたテッドがいない」

僕は叫んだ。

まさか死んだか?

まずい、この世界を変える鍵ともいえるのに。


 魔王軍は、デッド・シードを呼び出した。

「ここは……」

デッド・シードはあたりを見回した。

「デッド・ロード、今からデスと融合してもらう」

ブレイブは言った。


 「なんだと、そんなこと許されるはずが」

デッド・ロードを言った。

「わかってるはずだ、これが大事だとな」

ブレイブは言った。

「良い、やれ」

デスは言った。


 儀式は長く続いた。

デスとデッド・シードは同化していく。

ここに新たな神が生まれた。


 「新たな秩序の神、デッド・ジャッジ」

それは、世界を変える為に生まれた。


 「外のゾンビが活性化している、街を助けなければ」

デッド・ジャッジは言った。


 「そんなことより、天界での戦闘の準備だ」

ブレイブは言った。


 「おっしゃる通り、天界の戦闘を成功させ変えるのです、世界を」

べリアルは言った。


 デッド・ジャッジは手を挙げた。

雷が落ちる。

落ちた先は街であった。


 その直後街の住民達はデッド・ジャッジの元に居たのだ。

「戦力になる」

デッド・ジャッジは言った。


 「戦力と言えば、あの勇者の男はどうしますか? 」

べリアルは言った。

ローランドの事だった。

生き返ったと思えば冥府に長く居すぎたため、現実世界に対応できず倒れたのだった。


 「呼べ、どのみち裏切られても差し支えない、それに人間もいる」

ブレイブは言った。


 「おい、こいつはどういうことだ、今までゾンビと戦っていたのに」

僕は言った。

「戦力って、何に使うんだ」

ジャネットは言った。


 ブレイブは、この戦争の意味と意図を話した。


 「神への反乱か? そんなこと許されない」

タイリーは言った。

タイリーは、魔術の神マーグスの信者でもあった。

「お前は何を信仰していた」

ブレイブは言った。

「マーグスだ、偉大なる神」

タイリーは言った。


 「そのマーグスは貴様に何をした? 今この状況で助けてくれたのは誰だ? お前の仲間だ、これはお前の仲間の為でもある、この戦争は魔界に一方的に利益のあるものではない、ただ循環する、戦い続けれる世界を作るのだ」

ブレイブは言った。


 「この中の信者は少なからず加護を受けている者もいるだろう、そいつらはその加護を失うことになる」

秩序の神は言った。


 「お前は、誰だ」

僕は言った。


 「デッド・ジャッジ、デッド・ロードとデスが生み出した新たな存在、スパイク、これはお前にとっても重要だ、お前の魂はどうしても安住の地では受け入れられぬ、行き着く先は冥府だ、そうなればお前はお前ではなくなる」

デッド・ジャッジは言った。


 「何がどうなってるんだ」

ハンクは言った。

「おっさんには難しいが神に歯向かって死ぬとどうなるんだ」

バーグは言った。


 「そんなものは決まっている消滅だ、生ぬるい消滅ではないぞ、いやもしくは、一生獄の中か」

デッド・ジャッジは言った。


 みんながざわつく。

会議には時間がかかった。

何日か経ったあと会議はまとまった。


 「やはり、街の中でも全員巻き込むのはだめだ、既に信仰を持っているものは神へそれに付け入られ、敵側に行く可能性もある」

スパイクは言った。

「そうはしたくないが、もし神に信仰を問われれば耐えれない」

タイリーは言った。


 リストに参加者を割り出した。

スパイク、グレン、グレッグ、レベッカ、ハンク、バーグ、ボイル、リキ、ギルス。

この9人で行く。


 「軍勢はもっとほしいが、魔物は? 」

デッド・ジャッジは言った。


 生き残ったデスナイト20名がいた。

それ以外は部屋にはいなかった。


 「あとは? 」

デッド・ジャッジは言った。

魔王は笑った。

そうして察したのか次の話へ移った。


 「合計29名の兵士に加え、ブレイブ、べリアル、私で32名か」

デッド・ジャッジは言った。


 「参加する者には私の加護を与える」

デッド・ジャッジの加護による効果で力が湧き出るようだった。


 「よし、では全員冥府の世界へ再び運ぶ」

デッド・コープスに似た魔法によって冥府へと連れられる。


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