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詩歌集

透明な壁


 私の目の前には、いつも透明な壁がある。


 窓とか鏡ではなく、壁。


 透明な壁。


 家族でも。


 友達でも。


 好きな人でも。


 私の目の前には、いつもその透明な壁がある。


 こころ開いているように見えて、開いてはいない。


 全く開いてないわけじゃないけど…


 こころを開いてるようでいて。


 私はいつも目の前に壁を作っている。


 私だって、壁なんて作りたくない。


 けど…


 何でだろうね。


 誰かを大事にしたいと思えば思うほどに…


 私は、壁を作る。


 近づいたこころの距離を、離したがる。


 私は自分で作った透明の壁越しから、君と話す。


 本当はこんな壁なんて…作りたくないのに。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 壁を作りたくない。 そうしたくないという気持ちは、相手を想うもの。 とても素晴らしいと思います。 [一言] 人の心は違う。 似てはいても違う形をしていますから、近づきすぎると尖ったところ…
[良い点] 本来壁は自分を守ってくれていたもの。 でも作りたくないと思えたなら、もう必要無くなってきたのかもしれませんね。 成長して少し窮屈に感じているのかも。 (^-^)
2023/04/15 01:17 退会済み
管理
[一言]  やっぱりどうしても相手が誰であれ、自分とは違う存在ですから、壁が薄かろうが厚かろうが出来てしまうものですよね。  壁を完全に無くすことはやはり無理ですよね。
感想一覧
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