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ワタクシ。Ritaであります!  作者: リノキ ユキガヒ
第七章「ついに」①
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 刺さるような視線の中。遠くで砲声が聞こえる。

 どこぞの特科部隊が訓練で大砲をぶっ放しているのだろう。

 大砲と一口に言ってもその種類は様々だ。

 まず、いつの頃からかは判らないが、一般的的に20ミリ以上の口径のものは「銃」ではなく「砲」と呼ばれている。

 有名なところだと、零戦に装備されている、7.7ミリ機銃と20ミリ機関砲だ。

 天才ガンスミスのジョンブローニングが開発したM2重機関銃も、12.7ミリなので砲ではなく銃だ。ものはゴツいがいわゆる鉄砲の部類にはいる。

 まぁ、正確にいうなら機関銃だが、この辺まで突っ込むと際限がなくなるので今は口径による違いだけに限定しておこう。

 それに大砲にだって種類はある。

 榴弾砲と加農砲だ。

 前者は山なりに弾道を描く、後者は直線的な弾道だ。

 こう聞くと勘の良い方はこれらがどのような役割によって使い分けられてるか想像つくだろう。

 まぁ、現在において榴弾砲だとか加農砲だとかいう区分けはされておらず、砲弾の種類として区分けしている。

 死語になりつつあるが、両用砲という言葉が第二次世界大戦末期までにはあった。

 まぁ、技術の進歩でその差に区別が必要なくなったとみればいいのだろう。多分…。

 じゃぁ、榴弾とは?加農とは?という事になる。

 榴弾は砲弾の中に充填された炸薬によって砲弾が破裂し、その爆風と破片によって周辺の物を破壊する。最も大砲らしい働きが特長だ。

 そしてその破片をバラまく事を危害半径と言って、それらが大きければ大きいほど、その砲弾こと、榴弾の破壊力があるわけだ。

 小さいのは手榴弾でこれは、概ね半径15メーター位。

 大きいのになると戦艦から放たれる大口径砲だ。

 戦艦大和の46センチ砲ともなると、その危害半径はゆうに225メーターにもなる。

 直径にすると500メーター超。9問の主砲が一斉射すると一キロ近い範囲にその巨弾の破片が飛んでくる訳だ。

 なかなか想像しがたいが、広めの川とかに架けられている橋などにまんべんなくその破片が突き刺さると思えばいいかもしれない。

 もしくは、ムサシでお馴染みのスカイツリー。全高634メーターのあのタワーを横にした範囲確実に破片の嵐が巻き起こるのだ。

 そう考えると至近弾といえども充分驚異になる。恐るべし戦艦大和。

 まぁ、流石に超弩級戦艦の砲撃を見る機会は絶望的に無いが、戦艦ミズーリが湾岸戦争や訓練でその主砲を発射するシーンが某動画サイトで閲覧できるので是非とも見てもらいたい。

 砲撃のブラストで海面がえぐられるのはもはや兵器という事を忘れる位、何か別の刺激を受ける筈だ。

 で、加農の方だが、これは英語のキャノンに当て字をした事に由来する。

 直線的な弾道な事は前述した。この事からこの様な弾道は精密な射撃に向いている事は想像に難しくない。

 大砲で精密射撃とはいかに?

 と、思わるかも知れないが、戦車砲などこの部類だろう。

 機動するの目標の弱点に高初速の砲弾をブチ込む。

 これを成す為には砲弾は直線的に尚且つ、速い方がやり易い。

 その為に開発されたのが有翼徹甲弾だ。

 A P F S D S と、正確にはいう。

 しかし、アルファベットの羅列を見せられても普通の人にはナンジャラホイな事は間違いない。

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