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一話
お風呂に入ってたら唐突にネタが浮かんだので書いてみた。
今後更新するとしても不定期です...。
「これがVRMMOをするための機械ですか...ヘルメットみたいです。」
私こと、雨霧 望は近未来的なヘルメットを手にそう呟きました。
昨日の誕生日に送られてきたヘルメットこと、VRMMOプレイヤーは、その名の通りVRのゲームをするための物なのだが、
「これ確か結構な値段のする物なのですが...あら?メッセージカード?」
望へ、お誕生日おめでとう。お父さんとお母さんからの贈り物は気に入ってもらえたかな?いつも1人で寂しい思いをさせてすまない。今度お休みが取れたら一度家に帰ります。そのときは感想聞かせてね。父と母より。
「2人とも仕事で忙しいのに...ありがとうございます。今度のお休みに感想を言えるように、さっそく遊んでみますね」
「えっと、まずはコードを刺して、装着したら力を抜いて寝転がる、ですか。そのあとは音声認識と」
「では、New Fairytale スタート!」