表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の飼い主と「青の魔道書」  作者: 暦 司
プロローグ
1/30

プロローグ

 人には回避できない問題が1つはあると思う。

たとえば、雨の日に捨て犬を見たら傘をさしてあげる。

テストの前の日は、油断しまくってゲームをする。

不良に絡まれている人を助けるなど。

自分の良心の問題だ。回避の仕様がない。

……2つ目の例は心の持ちようによっては回避できそうではあるが。


 ああ、話がそれたな。

何でこの話を俺がするか。


それは俺が、困っている人や動物をスルーできない性格だからだ。

 

ナンパされて困っている人がいたら声をかけたり、

猫や犬が捨てられていたら飼い主が決まるまで自分で世話をするし、

からまれている人がいたら助けてあげたり、

いじめから助けてあげたり、

授業中に教科書を忘れた人がいたら見せてあげたり

財布を落とした奴におごってあげたり。


 そして今日、一冊の本が落ちているのを見つけた。


 警察に届けようと思い手に取ったとき、

初めてその本が見たことのない言語で書かれているのが分かった。

気づかなければなぁ。


「何が書いてあるんだろう?」


さて、好奇心は身を滅ぼす。というのはわかるよね。

本当にありがたい言葉だな。あの時の俺に聞かせたいよ。



何が起きたと思う?


その本を開いた瞬間、小さな女の子が出たきたんだぜ。

小学生ぐらいの、猫耳少女が。

一糸まとわぬすがたで意識が飛んでる状態で。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ