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僕の飼い主と「青の魔道書」  作者: 暦 司
プロローグ
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プロローグ

 人には回避できない問題が1つはあると思う。

たとえば、雨の日に捨て犬を見たら傘をさしてあげる。

テストの前の日は、油断しまくってゲームをする。

不良に絡まれている人を助けるなど。

自分の良心の問題だ。回避の仕様がない。

……2つ目の例は心の持ちようによっては回避できそうではあるが。


 ああ、話がそれたな。

何でこの話を俺がするか。


それは俺が、困っている人や動物をスルーできない性格だからだ。

 

ナンパされて困っている人がいたら声をかけたり、

猫や犬が捨てられていたら飼い主が決まるまで自分で世話をするし、

からまれている人がいたら助けてあげたり、

いじめから助けてあげたり、

授業中に教科書を忘れた人がいたら見せてあげたり

財布を落とした奴におごってあげたり。


 そして今日、一冊の本が落ちているのを見つけた。


 警察に届けようと思い手に取ったとき、

初めてその本が見たことのない言語で書かれているのが分かった。

気づかなければなぁ。


「何が書いてあるんだろう?」


さて、好奇心は身を滅ぼす。というのはわかるよね。

本当にありがたい言葉だな。あの時の俺に聞かせたいよ。



何が起きたと思う?


その本を開いた瞬間、小さな女の子が出たきたんだぜ。

小学生ぐらいの、猫耳少女が。

一糸まとわぬすがたで意識が飛んでる状態で。





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