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ドクターK少女  作者: レザレナ
第二十四話 秋の埼玉大会決勝、因縁の相手
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第二十五話 第五部 可愛そうな由紀

亜弓「あはは…大丈夫?」

由紀「無理…もうあんな所、絶対に行かない。」

 由紀は涙を流しながらお化け屋敷から出てきた。というか…本当に嫌いなんだなぁ…。

千恵美「なんか…その…悪いことしたわね。」

由紀「もういいですっ!!」

恵美「やっぱり可愛いわね…。」

由紀「可愛くないですから!!!」

 由紀は激怒している。それに泣いている。そろそろ…助けてあげないと。

亜弓「大丈夫だよ…もう大丈夫だから。」

由紀「ありがとう…もう…平気。」

瞳「お母さんみたい。」

 私、お母さんみたいじゃないんだけど。そんなことを思いながらやさしく由紀を撫でる。まあ、口には出さないけど…ごめん、やっぱり由紀はかわいい。

理恵「やほーい!」

亜弓「あ、理恵。」

理恵「うちのクラス、焼きそば作っているのだけど、食べてく?」

由紀「たべる!!」

瞳「もち!!」

 理恵の言葉を聞いた瞬間、あれだけ泣いていた由紀がいきなり元気になった。このテンションの変わり具合は一体何なのだろうか。でも…これならまだ楽しんでいけるはず。

理恵「そんじゃ、私が作るからまっててね!」

 そういって理恵が調理場所へと向かっていく。大丈夫…かな?

理恵「じゃあ作っていきましょー!!」

「任せたよー。」

 ジューー

 そういって理恵が料理を作り始める。手馴れた手つきだ。いや、まって。これ本当に上手すぎかもしれない。熟練の人にしか出来ないような感じの手つき、すごすぎる…。

由紀「お化けのことなんて忘れるぐらいすごい上手ね。」

真希「ヴぁあああ…。」

由紀「いやぁああっ!! や、やめてよ!!!」

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