第二十五話 第一部 文化祭とモデルの真菜
由紀「やほー。」
亜弓「おはよー。」
私は由紀と待ち合わせをしていた。今日は久々の練習休み、そして二日間にわたる文化祭。真希、瞳とも待ち合わせをしている。10時からだけど15分前、ちょっと速すぎたかな?
真希「おはよう。」
瞳「皆そろったね! それじゃあレッツゴー!!」
亜弓「まだ始まってないよ…。」
真希と瞳もやってきた。せっかく四人で楽しめるイベントだから目一杯楽しまなきゃ。午後からは新山とも会う約束をしたし…。
由紀「そういえば雑誌買ってきたよ。この二種類!!」
由紀はそういって袋の中から雑誌を二冊取り出した。一つはファッション雑誌、もう一つは野球の雑誌だった。
亜弓「あ、それって…真菜さんが出ている雑誌。」
由紀「そうなの! ほら、これこれ!」
そういって由紀が雑誌を表紙そこにはあの真菜さんがいた。モデルをやっているからだろうか、普段会っている時や野球の写真を見比べても明らかに美しい。そして…綺麗。羨ましい限りだ。
真希「本当に大人の女性って感じがするよね。テレビによく出てくる人たちと比べても全然劣らないぐらい綺麗。」
瞳「私もこれだけ身長大きくなれればなぁ。」
そんな話をしながら雑誌をパラパラと見る。そしてすぐに閉じると由紀はすぐにもう一つの野球の雑誌を開いた。
由紀「もう一つがこれ…!」
亜弓「プロ野球のドラフト特集…。そうだよね、もうすぐドラフトだものね。」
真希「上位指名候補には真菜さんに山茶花さん、桃音さんもいるね。」
瞳「高校生では他に勝浦、ディア。大学にも社会人にも有望な選手がいるなんて。ことしは豊作だね!!」
そういいながら私達は楽しく見ていた。そしてすぐに私と由紀はこの雑誌を見て思った。この人たちみたいに…プロにいけるぐらい活躍して…注目されて。プロの世界に行ってみたいと。
由紀「さてと、そろそろ楽しみにいこう!!」
亜弓「うん!!」
私達は校門から学校に入っていった。今日はいっぱい…楽しむ!!
今回はよぱん男爵さんに描いていただきました!ありがとうございます!
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