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ドクターK少女  作者: レザレナ
第二十四話 秋の埼玉大会決勝、因縁の相手
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第二十四話 第二十五部 決意の目

亜弓「失礼します…。」

日下部「おっと…日高、羽葉か。」

府中「よう…。もしかして聞いていたか?」

 私達はその言葉を聞いて何も言えなかった。その様子を見た府中先輩が私達の近くへと歩いてきた。

府中「上位で指名する球団がやってきた。それも芦毛に。それを聞いて芦毛…いろいろと背負うものが出来てな。俺もあいつの覚悟を聞いて思ったよ。俺たちは…プロで勝ち上がっていかなければいけないって。」

亜弓「先輩…。」

府中「当たり前のことなんだけどさ、それでも…。気持ちがいっそう強くなったって感じだ。このことは他の奴らには内緒な。」

 府中先輩の目を見ると本気の目つきだった。あの時と同じ…甲子園のときと同じだ。

由紀「わかっていますよ。」

 私も由紀の言葉にうなづく。そうだ、私達もこれぐらいの気持ちで望んでいかないと…勝ち進めない。だからこそ…。

日下部「さてと…俺をお呼びだったよな。」

 私達は日下部監督を呼んで歩き始める。これから軽いミーティング、関東大会へと向けたミーティング。ここで勝ち進めば…甲子園が見えてくる。その前に神宮大会を目指していかなければ。そうなると…関東の強豪たちが多くやってくる。おそらく…六実さんたちとも…。


沖縄 宰栄実業高校

 バシーン!!

彗穂「ナイボーですよ!!」

「監督どうです。うちの娘、すごいでしょ?」

照屋(てるや) 彗穂(すいほ)か…。得意なスポーツは何でも。」

彗穂「見てください監督!! ほら!!」

 タァン!

彗穂「見た見た!? キャッチャー防具つけながらバク転出来るんですよ! すごいですよね!」

「本当に身体能力の化け物だな…。というか、怪我するからやめろ!! ちゃんとキャッチングしろ!!」

「きっとチームの戦力になりますよ。」

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