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ドクターK少女  作者: レザレナ
第二十四話 秋の埼玉大会決勝、因縁の相手
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第二十四話 第二十三部 二人の間

栗山「さて、帰るぞ! ってあれ? 監督は?」

中山「用事が出来たから先に帰るって言っていたぞ。」

 私達はバスに乗って学校へと戻っていく。監督の姿が見えないけど用事なら仕方がない。用事があるということだから、私達たちが気にすることではない。次の関東大会に向けて体調を整えておかなければ。

由紀「お疲れ様。今日はストレッチとかして体を休めよう。」

亜弓「そうだね。由紀は毎試合出ているけど疲れはないの?」

由紀「まああるよ。でもそれ以上に野球を楽しみたいって気持ちが強いから平気だよ。亜弓もきっとそういう気持ちを持っていたら平気だよ。」

 たしかに楽しんでいる。でもそれ以上の疲れ、かといって甘えてはいけない。体力をつけて、次に備えていかなければいけない。次の戦う相手は…関東の猛者たち…!


 北海道にて

「というわけなのだけど…。どう? 二人ともうちの学校に来てくれるかしら?」

「こんなの千載一遇のチャンスよ。華香菜、麗久。富良野学院からお声がかかっているのよ。」

華香菜「自分は…いく。もっともっと、すごい世界が見えるはずだから。」

麗久「私はいかない。もう一つ声をかけられている所があるの。」

華香菜「麗久…どうして?」

麗久「私は神奈川に行く。強敵たちを倒して…そしてあなたのいる富良野学院に勝つ。」

華香菜「そう…。わかった。自分は止めないよ、親友だもの。だからこそ戦うときは本気で…やろうぜ。」


 松江学園学校内

府中「おお、芦毛じゃないか。」

芦毛「お、おう。府中か…。」

府中「どうしたんだ? 浮かばない顔して。」

芦毛「お前には…伝えにくい。けどいずれわかることだ。」

日下部「いたいた。芦毛、こっちだ。」

芦毛「はい。…俺がどうしてこうなったかもわからない。けど…お前に負けるつもりはない。いや、負けたくない。」

府中「芦毛…?」

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