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ドクターK少女  作者: レザレナ
第二十四話 秋の埼玉大会決勝、因縁の相手
821/835

第二十四話 第二十二部 芦毛のスカウト

 シュゴオオ バシーン!

 ストライクバッターアウト!ゲームセット!

館川「っしゃあ!」

栗山「ナイスピッチング!」

 館川がしっかりと抑えて試合が終わった。点差は変わらずにそのまま勝利、差をつけて勝利をすることが出来た。

高野「関東大会ではもっとよい成績を出してやる。」

森「整列いくぞ!」

 私たちは走って整列をする。これで私たちが埼玉県一位として代表で、埼玉明治が二位として関東大会に出場することができる。それに向けて調整をしていかなければ。

審判「礼!」

皆「したぁ!!」

 私達は挨拶をする。結果としてこのような形になったけど、私にはまだ反省点がある。疲れているからといって甘えてはいけない。もっともっと…上手くなって、良い投手にならなければ。


男「君が芦毛君だよね。」

芦毛「はい、そうですが…。あなたは?」

溝野「ヤクルトのスカウトを勤めている、溝野(みぞの)だ。君にお話があってやってきた。日下部監督はいないみたいだが、今は試合かな?」

芦毛「そうですね。埼玉大会の決勝だと思われます。もうそろそろ試合が終わっている頃だと思いますが…。」

溝野「そうか。少し待っていただけるか? 監督と共にお話がしたい。」

芦毛「…?」


 バシン!

友亀「よし、戻るか。」

亜弓「はい。あ、館川君。ナイスピッチング。」

館川「おうよ! いい感じで投げることができたよ。次は…その一番をもらうからな。」

亜弓「私だって渡すつもりは無いから。」

 私達はライバル心を燃やしながらベンチを後にした。今回も勝つことが出来たけど…、私としてはあまり納得できない結果だった。だから…今度はもっと良いピッチングを…。

日下部「電話か…? もしもし。」

溝野「お久しぶりです、日下部さん。」

日下部「久しぶりだな。何かあったのか。」

溝野「まあ、今はスカウトやってますからね…。芦毛君のことで。」

日下部「…了解。」

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