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ドクターK少女  作者: レザレナ
第二十話 特訓、練習試合、出会い。
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第二十話 第四十八部 独特のリードとフォーム

由紀「あれって…狙っているよね。」

千道「ワンアウト! 落ち着いていこう!」

篤史「千道はなんというか…勘が鋭い感じだね。投げていてはものすごく安心感があるんだ。たとえそこが打たれそうかな? と思っていても三振になったり凡退になったりする。どうしてあんなリードになるかはまだ分からない。でも…この投手のようにコントロールの良い投手だとその力は最大限に生かせると思う。」

 バシン! ストライクワン!

亜弓「確かに…コントロールがすごく良いね。」

由紀「たとえ捉えられてしまう状況であってもギリギリまで考えている所がすごいよね。でも…私に対しての内角からの外角攻めは考えていたように見えるよ。」

篤史「だからアレが勘なんだって。次の打席入ってみ? まったく違う攻め方してくるから。」

 ギィイン! バシン! アウト!!

沖田「(まじかよ…ど真ん中投げてきやがった。)」

海鳳「ドンマイ! 次があるよ!」

新天「でも…もう一つ気になるのがあの投手の投球の仕方…あんなゆったりとした感じはいままで見たこと無いね。」

亜弓「たしかに…あのフォームは独特だね。力が抜けているからしっかりとした球が投げられるのかな。」

由紀「しっかりじゃないよ。何か独特の雰囲気を感じる。」

 あの独特のフォームから出される球は変な感じがすると言う。バッターボックスに入れば分かるだろうか。にしてもあの力の抜き方は何なのだろうか。

 ギィイイン! バシン! アウト!!

皐月「な、ナイスセンター!」

千道「よし、こっちも三人で片付けたぞ!!」

 向こうも波にのってきている…。私はその波を断ち切るようなピッチングをしなければ。

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