表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドクターK少女  作者: レザレナ
第二十話 特訓、練習試合、出会い。
731/835

第二十話 第二十六部 私だって

 沖田のレーザービームで見事にランナーを刺してくれた。これでスリーアウトチェンジ、なんとか一点で抑えることができた。でも一点を取られてしまった。しかもヒットといった形で…。

由紀「ドンマイ! 私達が点を返すから落ち込まないで!」

亜弓「うん、ありがとう。次塁に出なきゃいけないから頑張ってくるよ。」

 私はすぐにヘルメットをかぶりバットを握る。あの遅い球なら…私にだって対応できるかもしれない。あの感じならしっかりと待つことができれば。

酒井「(投手か…。打撃はそうでもないだろう。)」

 私はゆっくりとバットを構える。瑞華のサインは何を出すだろうか。遅い球が得意な投手…私にも…!

瑞華「(ここは…変化球から入ろう。)」

 シュッ ググググッ

亜弓「(来たっ!)」

 ギィイイン!!

 バシーン!

吉岡「あっぶねぇえ!!」

 打球は力強く飛んでいったが、ファースト真正面へと飛んでいってしまった。なかなか上手く捕らえられたと思ったのだけど…。なんだかとても悔しい。

由紀「(亜弓の代わりに私が…!)」

 ギィイイイン

酒井「んなっ!?」

瑞華「レフト!!」

 打球は三塁線へと抜けていく。そしてすでに由紀は二塁へと向かっていく。由紀の足なら問題なくいける…!

 ザザザザザ セーフ!

酒井「ちっ。」

由紀「いえい!!」

 由紀のツーベースヒット、これでまたチャンスは作れた。後は…由紀が帰ってくれば…!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ