第十九話 第四部 巴美羽もいるよ
桜「さてと、全員そろったことだし行きましょうか。」
暁美「ワーイ! お祭りー!」
六実「淳和、集合場所に行く途中にあったアレ食べよう?」
淳和「いいねいいね!」
私達はワイワイしながら歩き始めた。瑞華と由紀が私の隣を歩いている。それにしても…瑞華は身長が大きい。
瑞華「ん? 何?」
亜弓「身長大きいなって。うらやましいなって。」
瑞華「ああ、ありがとう。二人とも高校でまだ身長伸びると思うから大丈夫だよ。」
由紀「そうかな?」
巴美羽「由紀っ!」
由紀「うわっ!?」
由紀の後ろから一人の女の子が飛びついてきた。あれ? どこか見たことのある顔がそこにはいた。もしかして…あの来谷里巴美羽って人なのかな。
由紀「何? なんでいきなりここにいるの?」
巴美羽「暇だったから。でもこっち来ても暇だね。いま面白そうな人たちは見つけたけど。」
由紀「あーそう。まあ大丈夫だと思うわよ。」
巴美羽の突然の参加、これは…良いのだろうか? まあでも…楽しめれば良いかな?
桃音「増えてる? あれ? もしかして宮城の来谷里巴美羽?」
巴美羽「どもっすー。」
桜「まあ同じ野球仲間が増えるのは良いのじゃない?」
先輩たちは簡単に受け入れてくれる。すごく…楽しそうな祭りになりそうだ。




