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ドクターK少女  作者: レザレナ
第十八話 暑い夏の甲子園の行方
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第十八話 第三十七部 作戦の糸口

 バシーン! ストライクバッターアウト!

六実「ふぅ…。」

 投手戦が続き、御影大松戸は二順目まで回ってきた。このまま手を打てずに終わってしまうのだろうか。このままの流れではヒットすらこの後出てくることが無い可能性もある。

武蔵「…吉祥寺、準備は出来ているか?」

淳和「大丈夫です。」

武蔵「上野、大和、吉祥寺。なるべく塁に出るようにたのむ。」

上野「おっしゃ任せろ!」

六実「勝浦さんは…どうするのですか?」

武蔵「打てる可能性がある。ある方法が一つあるんだ。」

 シュゴオオオ ギィン!

上野「(間に合ってくれ!)」

 ズザザザ バシン!

 アウトー!

上野「くそっ!」

 バシーン! ストライクバッターアウト!

安芸「ダメか…。」

 あっという間にツーアウト…流れは完全に富良野学院へと向かっていっている。こんな中で勝つことなんか出来るのだろうか。

淳和「(タイミングはとれる…。合わせられれば!)」

 暁美さんが足を上げると同時に淳和さんも足を上げる。そして…。

 シュゴオオオオ

淳和「(振る!)」

 ギィイイン!

暁美「やばっ!」

瀧澤「(そりゃど真ん中過ぎるだろ!)」

桜「中継二つ! ランナー足速いわよ!」

 抜けた球だろうか、ど真ん中のストレートを叩いて左中間へと打球を運んでいった。といってもどうやって打ったのだろうか。

六実「ナイスバッティング! 淳和!」

武蔵「よし…やらなければ。」

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